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邦画

作品名記述者記述日
猫は逃げた唸るバクテリア2022/05/13★★★★

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1本見たら、もう1本見ないといけないルール(?)なので、今度は今泉力哉監督作「猫は逃げた」見ました。
なお、メタセコ収録時に写真入れますが、写真は「愛なのに」で使ったのと同じです。ありがとうございます。

それはともかく、山本奈衣瑠いい女だな。ナイル!
s予告とかでは全然好みに感じてはいなかったのだけれど、小泉今日子「あなたに会えてよかった」唄ってるの見たあたりから俄然好きになってしまった。
なんだよ。あの年代の娘が唄う歌じゃねぇーだろ!
そこまで唄がウマくない(たぶん演出の妙)のも良かったし、チッパイ感も好き(余計なことを)
山本奈衣瑠。可愛いよ。山本奈衣瑠。いい女だなぁ。
最初の濡れ場で、マッサージはじめてから行為に持ち込むまでが、どこの童貞かと思うぐらいに早くて、山本奈衣瑠の細すぎるぐらいの体つきだとアレじゃね?って気にはなるのだが、相手の松山君がその結構あとに言った台詞で
発情してるだけです
で納得したのだけれども。発情するよ。発情。
ちなみに、SEXしてる時に足を攣るのは、わりとあるあるじゃなかろうか(なにを)
ちなみにちなみに、ああいう対応するってことは、松山君は足を攣ったことが無いんだよね?そんなことある?足を攣ったことが無いいい歳こいた一般成人男子。
閑話休題。
城定秀夫が書いたとは思えないぐらい見事に今泉力哉なのは、パンフで城定秀夫が「 今泉力哉に寄せた 」言ってのもあり、ひとえにフィックスワンカット長回しな会話シーンが多いからですね。
意図的なのは間違いなくて、だが、それがいい!ってのも間違いない。
結局のところ、しゃんとしない男が悪い映画なのだけど、今泉力哉といえば「そういう映画」でもあるのだけど、俺、モテたことないから、そんなの良くわからんのですよ!ちくしょー!
って、そうじゃなく、とはいえ、手島美優みたいな後輩に迫られたら、奥さん好きでも一回はやっちゃうよね!とも思う。
あとで調べたところ、右下半身の感覚麻痺あるらしいのだけど、濡れ場も含めて、そんなことに全然気づきもしない。こちらも素晴らしい女優さん。
もちろん、猫が主役なのだけれど、猫の愛は場所につくらしいから、帰ってくるのはあるんだろうな。とは思う。
つか、何処の岩合光昭かと思わんばかりのカンタ名演。主演賞決定。演出の勝利。「猫は逃げた」のタイトルの通り。
まさか、ラストの展開に泣きそうになるとは思わなかったけど、その前の全員集合密室長回しでのザ・今泉力哉感溢れるボケ会話の応酬が最高だったから、その反動だったかもしれない。あの長回しは酷い。最高。
ツッコんだことに、思わずツッコんだ。
泥棒猫のうえに猫泥棒じゃない
なんてもう、狙いすぎてるのに笑ってしまう。
にしても、こういう映画を量産できる才能は凄い
撮らせたい人々がいるからこそでもあるのだけど、上映時間もそこまで長くなくて、話が大きくもなくて、登場人物もすくない上に、売れっ子が出てるわけでもないから、ビジネス上の勝利条件が低いってのはあるのだけど、じゃあ、ちゃんとその勝利条件を満たして、観客を満足させる映画が撮れるか?いうと、いや、日本の名だたる監督にその力は無いんじゃあるまいか。
もちろん、ある一定のテンプレ的映画ではあるのだけど、だからって、ねぇ。
すくなくとも、面白い映画とはこういう映画だよなぁ。
何の気なしに海外に出しても、行ける気がする。
今泉力哉、同い年なんだよなぁ・・・(学年的には今泉力哉がひとつ上)

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