荒んでる人はみんな大好きな「
ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」見ました。
とくに今年は動物モノスラップスティックなら「
トムジエリ」あったので、これで満足するか?と言われると、むー。
と思うんです。単に俺が「トムジエリ」好きなだけかもだが。
しかしね、
砂糖ジャンキー描写だけは最高でした。
腹抱えて笑ってしまった。ご時世的にアウトな勢いで。
ああいう、
質の悪いジョークは大好きなので、もっとやっていただきたい。
アレだけで何時間も行ける。ヤク中のカトンテール萌え(待て)
最後の鹿にパラシュートも良かったけど、しかし、その程度かなぁ・・・
物語の筋としては、ハッピーエンドというか、グッドエンドではあるんだけど、
その終わりでいいのか?っていう。
だって、人の目を気にしすぎていたと言いつつ、自分の承認欲求が一番近しい人に認められただけじゃん。
それって、人の目以外の何物でもなかろうに。
繰り返すけど、このハッピーエンドは良いハッピーエンドではあるんだよ。
表面的には。表面的には。
ちなみに、勧善懲悪が好きではないという、典型的な歪みを抱えてるからかもしれんけど。
まだペットショップだから救われるけど、保健衛生局的ななにかに捕まってたらアレだし、なにより、あんなに犯罪臭漂うペットショップはアリなのか?誘拐した動物を即日販売だぞ。
狂気。
いずれにせよ、テンポは良いし、しょーもないギャグが随所に出てくるし、メタボケ・メタツッコミ多い(なにせオチまでメタ)ので、帰りのエスカレータで女の子たちが
「ツッコんだら負け」
連呼してたけど、むしろ、積極的に負けた方がいい映画だとは思いますよ。ええ。
だって、どうしたって、
トマトがうまそうに見えないんですもの・・・
なお、ピーターラビット弱者的に、パンフの河野芳英教授の解説は勉強になります。
あとそうね・・・社長が黒人だったけど、会議のテーブル他に並んでたの白人ばっかだったよな・・・
とはいえとはいえ、
さえぼう先生のブログによると、ナイジェリアの地方の王族出身で地元では王子だとか。
スゲェ(素)
たしかに「上流・アッパーミドルのハンサムでイヤな奴」がハマってたので、今後ちょいちょい見ることになる役者さんなんだろうね。