雑感・レヴュ集 メタセコイア
洋画

作品名記述者記述日
プロジェクト・ヘイル・メアリー唸るバクテリア2026/05/15★★★★

本文中のリンク先には、アフィリエイトを含むことがあります。ほぼお金になってないですけど。

これを見るために、空虹さんからも原作借りて読んだ「プロジェクト・ヘイル・メアリー」をグランドシネマサンシャイン池袋のIMAXレーザーGT最前列リクライニングシートで見ました。
なお、グランドシネマでパンフは売り切れておりました。
リクライニングシート&寝不足もあって、ちょいちょい意識が飛んでしまうのだけど、話についていけるのは、ひとえに予習の甲斐がありましたよ。セーフ。
これ予習サボったらついてけなかったわ。

さて、帰りのエスカレータでお兄ちゃんが「 ゴリゴリSFじゃ無くて良かった 」と仰ってたのですが、これがSFじゃなかったらなにがSF・・・!?
なるほど。
SFが流行らない的な言説の原因はこれか?
それはともかく、IMAXレーザーGTでもなにが起こってるのかわかりにくいのです。
これはもう致し方ない。
遠心力が凄まじくかかってるから動けないことの映像表現が難しいし、ロッキーが死にかけているのも伝わりにくい。
たぶん、どちらもサイエンスの素養がないと一発で理解できないのではなかろうか?
その意味では極めてリアリスティックに作られているので、科学的なツッコミ箇所はすくない。
ツッコミどこと思うのは、たいてい原作からの欠点だ
もしくは、上映時間を考えると仕方がないのだけど、やっぱりあそこまで端折っちゃ駄目なのだ。なにもかもが強引に見える。
いや、原作もだいぶ力技ではあるんだけど。

とはいえ、映像表現は素晴らしい。
IMAXレーザーGTだからこそわかりやすいのだけど、ヘイルメアリーの場面はIMAX画角で、記憶の場面は通常画角だ。
したがって、これが「何時」を描いているかはわかり良い。IMAXで見れば
宇宙を描くのが主題の映画だから、IMAXで上映したいに決まってますよね!
しかもゴリゴリのCGではあるのだけど、なんだか演出がミニチュア臭いのだ。
あっ、これは特撮ガチ勢だ!みたいな映像がママ流れる。
個人的に一番しょうもなくて最高だと思ったのは、宇宙船2艘が宇宙で(結果的に)追いかけっこしたシーン。
もちろん、アレは異文化交流としては大事な演出なのだけど、あのスピード感での動かしは、極めてミニチュア操演っぽいのだ。
グッとくるよね!

さて、グレース as ライアン・ゴズリングです。事実上、この映画はライアン・ゴズリングの一人芝居なのです。
したがって、ライアン・ゴズリング力で見せる映画なのです。試されるのです。
冷静に考えたらよく受けたな。この仕事。
と、思ったら製作に入ってるのね。
しかもa href="https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1505337177?i=1000758870419" target="_blank" rel="noopener noreferrer">宇多さんの話によると、原作者アンディ・ウィアーはライアン・ゴズリングのイメージでグレース書いてたらしいので、なに?どこの両思い???みたいな構図なのである。
パンフによれば初期の初期、出版前からライアンゴズリングに原稿送っており、同じく製作のエイミー・パスカルも先に読んでたとのことで、アンディ・ウィアーの営業力がライアン・ゴズリングもエイミー・パスカルも製作に引き込んだと。
その結果どうだったか?
<font size="5">ライアン・ゴズリングで、大正解!</font>
バービー」以来、ライアン・ゴズリングのコメディ演技に磨きがかかっている気がする。
この映画ぐらいの、ちょっとポンコツみが効いたアレな男の子をやらせたら絶品じゃなかろうか。
もちろん、ライアン・ゴズリングなのだから肉体力もあるし、イケメンなのに何故か仄かに薫る三枚目
なんなの?絶対あんなの勝てるわけないじゃん!狡い!!!(なにを張り合おうと)

で、一番気にしていたのは終わり方だったのです。
途中のあれやこれやを端折るのは流石にわかっていたのだけど、それでも2時間50分ぐらいの上映時間なのだけど、原作ではある意味で地球は見捨てられる。
しかし、映画版は地球を見捨てないのだ
ちゃんと思いは届いたことになる。
もちろん、受け取るべき人が受け取り、どうやら地球には希望がもたらされるのだ。
無論、グレースも無事で、まさかロボットがまだ稼働していたりするとは思いもしない。
そして、映像化できると思ってなかったエンディングが展開される。
これがハッピーエンドなのか?はよくわからない
どうも世の中的には、このエンディングがあまり好かれてもいないよう。
ただ、明確に友情は残ったのだ
人間ではない「誰か」との友情が続いてもいいじゃないか。
ちゃんとこのエンディングを映像にしたのは褒められるべきだし、先生としてのアイデンティティが保たれるのは心地良くすらある。
説明不足が多いのだけど、映画としてはこれで良かったんじゃないか?
とはいえ、さえぼー先生のこの解釈は無茶苦茶面白いので、これが正解かも。

あと、町山さんの話を聞いて驚いたのだけど、エヴァ・ストラット as サンドラ・ヒュラーがカラオケでハリー・スタイルズの「サイン・オブ・ザ・タイムズ」突然歌い出す映画オリジナルのシーンはサンドラ・ヒュラーのデヴュ作のパロディらしい。
わかるか!

広告

BACK

雑感・レヴュ集 メタセコイアBANNER
(C) Copyright Unaru Bacteria,2026
e-mail bacteria@gennari.net