雑感・レヴュ集 メタセコイア
RSRレポ

ミュージシャンライヴ名会場記述者記述日
ROCK FESTIVALRISING SUN ROCK FESTIVAL 2004 in EZO(8/14)石狩湾新港良田2004/10/01

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2004年のRSRをiTMSで再現する?

7時過ぎ起床。まあ健康的。
暑さで起きると聞いてはいたが、ほんとだ。
頭が強烈に油っぽい。洗いたい。
先に洗面所行ったU・B殿に様子を聞くと今の時間なら洗っても大丈夫そう、というのでとりあえず行く。
あ〜、何か頭洗ってる姉ちゃんいるわ。
パッパッパと洗って帰ったんだが、後日談としてやっぱ頭洗うと非難轟々(そりゃそうだ)なので来年からは考えよう。ごめんなさい。
歯磨く時間まではなかったので、近くの店で水買ってテントんとこで磨く。
にしても、茶で磨くとはやるなU・B殿。
さて、時間は9時前くらいになっただろうか。
とりあえず飯でも、と思い2人でホクレンに行く。
しかし売ってんのは飲みもん系ばかり。
なので、とりあえず2人でビール。
ああ〜、炎天下ですきっ腹にビールはやべえなあ。
しばらくだべった後オフィグッズ売り場行くがまだ開いてない。ていうか混みすぎ。
お前らそんなにTシャツ欲しいか?
いや、俺も欲しいけど
読売がただで新聞配ってたが、俺はただでももらう気がしなかったので無視。
ナベツネ菌がうつる(小学生)。
テントへ戻って近く散策してるとアートスペースでお手伝いしてる知り合い2名発見。
U・B殿には申し訳ないが、こっからは別行動に。
そうこうしてるともう1人友人の子発見。
落ち合おうと思っていたので丁度よい。とりあえずカキ氷食う。
マンゴー味って何やねんと思いつつ買う。
あ、案外うまいわ。
共通の知り合い集団が会場外にテント張ってるというので散歩がてらそこまで行く。
んで途中弟に遭遇。
ていうか連絡もなんもしてないのに、会うの2回目。
スタンド使いか俺らは。
やつの話によると、昨日のアースは1時間45分押しだったらしい。
あなおそろしや。
ちなみに弟を見た友人の感想は「ちょっと似てる」「眉毛いじりすぎ」など。
うーむ、よく考えたら2001年は2日目だけだったし2002、2003は一回家帰ってたのでこんなにゆっくり会場回るのは初めてかもしれん。
これだけでもテント張ったかいがある。
あ、張れてねえよという突っ込みは受け付けません
んで向かったはいいが、ほんと遠い。
こりゃ皆やる気無くすわ。
そのうち道路の両サイドにテントがわらわらと見えてくる。
左側にテントがあるというので行くと、テントの山の向こうにステージらしきものが。
あれが噂のというほど噂にはなっていないボヘミアンガーデン。
確かにこっちにテント張った人にも何か、という気遣いは結構なことだ。
んでテント行ったが、知り合いいねえでやんの。
しゃあないので戻りがてらTシャツ1枚買って友人と別れ、テントへ。
U・B殿がショッピング終了したようで、CCKグッズ大量購入していた。
さて、やっとまともにメシを食う時間。
ゲート近くのラーメン屋で食おうとしたところ、
「割引券は・・・」
割引券?あ、あるある。思い出した。
昨日テントサイト場所取りの列に並んでて完全にへばってた時に笑顔で渡してきたアレ。
何でも役にたつもんだ。
テントやら何やらの分ということで、U・B殿におごってもらう。ごっつぁんです。
冷やしつけ麺を注文。これはうまい。
そうこうしてるともう昼過ぎ。
薄着の姉ちゃんを眺めつつ(殴)氷を食い(本日2杯目)、いよいよ時間です。いざ。

スクリーンには「 EARTH TENTはただ今入場規制を行って・・・
うわあ、去年と全く一緒だ。
ついでに、俺の立ってる位置もほぼ一緒だ。甦る記憶。
周りはいつの間にかケムリシャツだらけ。
ていうか、ハワイアン6やピザオブデスのシャツ着てる奴はまだわかるとして、ドミノ88のシャツって、えらいレアだな。
そう、皆さんのシャツって見てみると結構面白い。
何せ俺の横の人は「げんなり」だし(笑)。
いつも通り山本が挨拶して、アシードジャパンが挨拶。
ああ、いくら開催前山本に散々文句言ったとはいえこの場にいると、ワクワクしてたまらない。
そして昨日の雨が嘘のような太陽の光がふりそそぐ中・・・
彼らが帰ってきた。


13:00 KEMURI

1曲目は「Prayer」。
優しげなホーンとギターの音色で始まる「Little Playmate」収録の定番ナンバーだ。
続けて「Rockin'」。
ベストの1曲目を飾る、俺も大好きな曲。
ふみおが飛び跳ね、南がギターをかき鳴らし、変なグラサンの津田のコーラスが入り、庄至さんが暴れ、コバケンがサックスを吹く。
出戻りのトロンボーン、霜田。そして・・・
トランペットの場には、オルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバーがサポートで入っていた。
次は、今度のアルバムに入る曲をやるという。
「白いばら」
そして「スカコアっぽい曲をやります」と言って続けられた
「Cherry Pie」
ひたすら体は揺れる。そして「Five O'Clock at Night」
その間、俺は目線はメンバーを見つつ時に空に移ったりした。なぜかはわからない
ふみおは、しきりにアルバムの宣伝をする。
タイトルは「Circles」
このライジングサンのモッシュの円を思ってつけたという。
本当かどうかはわからない。
でも俺は、嘘とは思えないほどケムリはライジングを気に入ってくれていて、何より、どこまでも真っ直ぐに突き抜けてくれるバンドなんだと自分なりに解釈している。
だから、素直に嬉しかった
久しぶりのインストナンバー「Sunset」ではふみおが後方に下がり、他のメンバーはまったりと演奏。
おいおい、まだサンセットには早いぜ。
そしてホーン隊がキレのいい音を鳴らしだす。
1年前に聞けなかった「葉月の海」。
PVの、爽やかなスカイブルーの中で演奏するメンバーの姿を思い出した。
もうライブは終盤だ。
ふみおは序盤から、曲の合間合間にMCを入れてきた。
アルバムの宣伝、メンバー紹介、盛り上げ。
終盤のMC、ふと言葉が詰まる。スクリーンを見た。
ふみおが泣いてる。
ケムリのライブに涙は似合わない
でも、俺は最後まで、目がうるんだままだった。
最後の3曲。

「Ato-Ichinen」
「Along the Longest Way」
「PMA(Positive Mental Attitude)」

3年前、同じステージで初めてケムリを見た。
知っていた曲はほんの少し。
でも、覚えてることはいくつかある。
暑かったこと。
ふみおの髪が長かったこと。
砂煙が舞い上がっていたこと。
皆が「あと一年!あと一年!」と空を指さし、飛び跳ねていたこと。
メンバーも観客も、すげえすげえ楽しそうだったこと。
そして俺も。
あの時と同じ気持ちが、またここにある。

もっともっと笑おうよ
花火をあげようよ
まだまだこれから
あと 一年

こんなに熱く、優しく、楽しい音がある。
だから何とかやっていけそうな気がする。
いつでも心に、

Positive
Mental
Attitude!!!!

できるなら、来年もまた会おうぜ。ありがとう


何だかんだ言って結局前の方に来てしまった。
ちょいとU・B殿の所まで戻り一時的に合流する。
実はこの時間帯ギリギリまで何見るか迷っていた。
イナ戦で汗かくか、CHABAでまったりするか、
名物・無戒に流れるか、EL-MALOで轟音にうなるか、Dragon Ashはまあいいや(爆)
という感じだった。
結局U・B殿と別れ、向かう先は・・・


14:10 無戒秀徳アコースティック&エレクトリック

というわけで、いざ酔っ払いのもとへ。
やっぱそれなりに人多いなあ。
とりあえず後方からでいいや、と思い
ワラにもたれかかってステージを眺めることに。
右前方を見ると、紫雨林のシャツが。ドミノよりレアだ(汗)。
それで着てるのが結構ゴツい男だったんでよりレアだ(汗汗)。
おっと、無戒無戒。
グラサンかけた無戒は、ビールとアコギ1本抱えて登場。
そのグラサン外すと、下にはメガネ。
何でやねん!
無い戒めと書いて、無戒秀徳と申します
確かになさそーー(遠い目)
1曲目は「SI・GE・KI」
ZAZENバージョンとはまた違った趣き。
次は「Delayed Brain」。おお、ナンバガナンバー。
ところが音合ってないのか、途中でチューニング。
おいおい、早くも酔ってんじゃないだろな。
ナンバガでは爆音仕様だった「Tuesday Girl」なども天気のよい昼下がりが似合うまったり仕様へ変化。
変わらないのは相変わらずの向井語。
だから「 くりかえされる諸行無常よみがえる性的衝動 」はもういいっちゅうの(苦笑)
ソロ用の未発表曲もいくつか披露。
「NEKO ODORI」という曲に続き、向井が喋りだす。
「Rock Tranceformed状態におけるフラッシュバック現象」
後ろの女約2名が「 意味わかんないしょ?(笑)
などと喋っている。
いや、例えば俺なら、さっきのケムリの終盤の時のアレが「Rock Tranceformed状態におけるフラッシュバック現象」の一種じゃないの?
そして向井の中では「記憶が妄想に変わってく」わけで。
それが向井の作り出す世界なわけで。
んなこと考えてると曲は終了。
「Rock Tranceformed状態におけるフラッシュバック現象でした」
曲名だったんかい!
そしてビール片手に語りだす。
ライジングサンロックフェスティバル、わたくしは毎年来ております
そういや呼ばれなかった2002年も勝手に会場内でゲリラライブ始めたっていうしね(笑)。
未成年の方はカルピスでお願いします
んなこと言っても、
この会場で法律守ってるやつがどんだけいるやら(笑)。U・B注 そんなそんな危険なイヴェントじゃないです。念のため)
そんなこんなであっという間のラストは「自問自答」

何も知らずただガキが笑っていた純粋な
無垢な 真っ白なその笑顔は
汚染された俺らが生み出したこの世の全てを何も知らずに
ただ 笑っていた

ふとブランキーの「不良の森」の一節を思い出した。
あれに出てくる少女も、このガキも似てる。
でもベンジーと向井はやっぱり何かが決定的に違う。
言えるのは、俺はどっちの世界も好きってことだけ
最後はいつも通りの一言で、酩酊詩人はステージを去った。
乾杯!

時間は14時45分といったところ。
次まで結構時間空いてるので
アートスペースでも覗きに行こうと思い、サンの横の土手へ。
すると、妙に(自分の中で)懐かしい音が。
サンではDragon Ashが演奏中。「Invitation」だ。
高2の冬にドラゴンアッシュにはまった時初めて買った奴らのアルバム「Buzz Songs」収録ナンバー。
うそ、こんなのもやってんの?
思わずステージに目を向ける。
麦わら帽にタオルかぶった降谷。
お前、農作業のオバハンか
続けて「Sunset Beach」。まったり系が続く。
こんな選曲とは思ってなかったので、ちょっと驚く。
当初「別にいいや」と思ってたのだが結局アートスペース付近で休憩しつつ数曲聞いてしまった。
アートスペースでは先ほどの2人が商売中。
祭太郎タオルを売ってたので、断りきれず購入
頭に巻いてたタオルを首に巻き、祭太郎を頭に巻く。
客が来たので、ちょっと喋っただけで場を離れる。
ステージでは「百合の咲く場所で」「Posse in Noise」など荒いナンバーに突入。
スタンディング付近では砂煙が上がっている。
若者は元気だなあとふと思う。
Dragon Ashの音って、ハードにいこうとしてもマッドまではいけないし、まったりいこうとしてもハナレグミとかまではいけない。
かといって万人に受けるポップな音出そうとしてもHYとかモンパチまでソフトにはならない。
だからあちこちからギャーギャー言われるんだよね。
でも高校時代俺がはまったのは事実だし、
正直、前ほど聞かなくなったけど
頑張っとくれって気持ちもある。
前日記で書いた、林檎やトライセラとかへの気持ちと一緒なんですよ。
「Fantasista」をバックにレッドへ向かいながらちょっとだけ昔を思い出した


15:20 勝手にしやがれ

事前にアルバム聞いた時は「夜の方が映えるのになあ」などとも思ったが終わった時には「いや、昼もいけるぞ」と思うことになる。
クソ暑い中、スーツのコワモテ集団登場。
ドラム、ベース、ピアノ、そして、何とフロントにホーン隊4人が並ぶスタイル。
曲が始まると、こちらに背を向けていた4人が一斉に振り返る。
1曲目は「35°5」
U・B殿のように俺もしばらく気づかなかったが歌ってんのはドラマーの武藤なんですな。
2曲目からスピードアップし、じわじわと沸点へ。
はしっこのトロンボーン、トランペットの2人が合間に「もっと来い!」という感じで煽る。
とにかく、音から動きから何からいちいちカッコイイんだ、彼ら。
「Melancholic Decadance Pierrot」では再び武藤がボーカルを披露。
この酒とタバコでつぶれたようなしゃがれ気味の声とやたら巻き舌の歌い方。
土曜の夜にバーで流れるような音楽。

んな小洒落たとこには中々行かない俺だが、最初に彼らを聞いた時浮かんだ俺のそんなイメージは崩れないまま、昼でも野外でも映えるステージを魅せつけてくれる。
カバーをやります 」と言って鳴らされた音は・・・
うお!「スローなブギにしてくれ」かよ!
「ウォンチュ〜〜〜」の出だしが余りに有名な南佳孝のナンバー。
こんなのもやるのか。
しかしこれがいいんだ、また。CD化されないかなあ
そしてシングルカットもされている「ロミオ」
カップリングでチバがボーカルとってるバージョンが収録されてたりもするので、もしかしたら・・・などとちょっと期待してみたが「んなわきゃねえだろ」と爆笑の田中ばりに脳内でツッコミが入る
終盤に差し掛かり、テンションは頂点へ。
アゲアゲナンバーが続き、砂煙舞い上がる中ホーン隊はステージの端から端へ動き客を煽りいつの間にか帽子が脱げた武藤が叫ぶ。
スレェェェーーイヴ!!
ラスト「円軌道の外」までその勢いで突っ走り、ルードボーイ7人衆は颯爽とステージを去っていった。
男が心底「カッコイイ」と思える男たち。最高。


ここでまた時間が空いたので飲み物調達に近くの店へ。
しかし砂埃がひどい
このカンカン照りじゃしゃあないけど、ちったあ水まけよU・B注 俺水撒いてるの見たよ)
するといきなり電話が。しかも東京の友人。
俺がRSR来ていることは知っていたので、その話するとリストバンド買ってくれーと頼まれる。
幸せおすそわけということで承諾。
相変わらず仕事が忙しそうだ。
何かすんません、フロム学生。
ああ、脳内で昨日の阿部サダヲの叫びが・・・。
就職しやがれーーしやがれーーしやがれーー(エコー)」


16:30 ゆらゆら帝国

2年ぶりのゆら帝ステージ。
勝手にしやがれ同様、夜が映えると思ってただけにこの時間帯だとどうなるんだろうとちょいとドキドキ
ていうか、人多すぎ。
一朗さんと、キューティクル千代さんが登場。
今日もきれいな髪ですねー、千代さん(♂)。
そして慎太郎。赤のパンツにワインレッドのシャツ。
2年前は上から下まで真っ赤だったんだが。
何だこの微妙な変化は
1曲目はやけにまったりした曲が・・・
「砂のお城」。意外だ。
やっぱ会場一帯砂埃だらけだからか?
次は「男は不安定」
予想していなかった曲が次々と。これは結構レアかも。
慎太郎が合間合間にチューニング。
さすがに2年前のようなポカをまたやるわけにはいかんだろうな(笑)。
そしてドラム高速連打が入る。
「ゆらゆら帝国で考え中」キタ・・・って、あら?
いきなり曲ストップ。
曲順間違えてるーーーー!!
しかもイントロで一発でわかるような間違い方しちゃって。
気を取り直して、再びドラム高速連打。
「誰だっけ?」
曲中、慎太郎がエビ反りジャンプ
今年は終始テンション上がり気味な感じで、見てるだけでも面白い
そのまま、今度こそ「ゆらゆら帝国で考え中」
「はねるのトびら」効果なのか何なのか知らんが、やっぱり皆一番盛り上がるのがこの曲。
そのまま定番ナンバー連発ゾーン突入。
にしても「午前3時のファズギター」を午後5時にやるとは
おなじみ「グレープフルーツちょうだい」も披露し、ラスト「貫通」に突入。
3分過ぎくらいでノイズだらけになり展開ムチャクチャになる長尺ナンバー。
当然ライブでもそんな感じで来たんだが、その間の慎太郎の動きが・・・。
やたら飛び跳ねるわ、細かく足バタバタさして前へ後ろへ動き回るわでもうムチャクチャ
何かコメツキバッタとか、そういう系の虫みたいだ。
一同は盛り上がりつつも笑う
ある意味、その前の勝手にしやがれとは好対照。
しかし、こんなんでもカッコイイと思えるのは何故なんだろうか。
「気持ち悪い」と「カッコイイ」は表裏一体なのかもしれんと思った石狩の午後
あっという間に、変態3人組のやりたい放題オンステージは終了。
時間は17時過ぎ。夕暮れは近い。

いよいよ差し掛かった、魔の時間帯。
レッドにはUA待ちと思われる人々が集結し始める。
「ここからはテントに戻る暇はもうない」と踏み、急ぎ目でテントへ戻る。
サンではPE'Zがプレイ中。
ここで「AKATSUKI」だの「Hale no sora sita」だの「Dry!Dry?Dry!」だのやられてたら絶対長居してただろうが、知らない曲だったので横目に眺めつつ、テントで長袖を着込み、再びサンの向こうへ。
目指すは今年初となるアーステント。


17:40 THE 原爆オナニーズ

というわけで、もう見る機会は無いだろうと考えて選択した原オナ。
来てみたのはいいものの・・・
何で入口一つ?U・B注 今年はなぜかEARTHテントの入り口が一ヶ所だけでした)
周りもガバッと開放してて、ふらっと立ち寄れる感覚がいいんじゃねえかよ。何で周り全部囲っちゃったよ。そりゃ柵も倒れるわ(因果関係不明)。
そして、客が少ない。やはり皆UA行ったのかな。
前の方も行こうと思えば行けたが、今後の体力が心配なので、いつも通りちょっと後方から。
時間通りメンバー登場。
1発目はやはり「GO GO 枯葉作戦」
ボーカルのタイロウは間奏中ずっと両腕をブンブンと左右に振っている。
ほう、もっと客を煽って暴れまくるかと思ってたんだがちょっと意外
ライブ盤通り、「NO NO BOY」「なんにもない」と続く。
何というか、先入観が強すぎた面があったようだ
見る前には、原オナは激しい激しいというイメージがただひたすら頭にあった。
だがここで見れたのは、激しさというよりも約20年間を駆け抜けてきたバンドから自然と湧き出るような「風格」のようなものであった。余裕があるのだ
もちろん彼らがデビューした頃を俺は知らない。でも、
ああ、こいつらは(いい意味で)何も変わってないんだ
というように何となく思えたのだった。
さて、始まってまだ10分ちょいしか経ってないのにテンションが上がったのか何なのかタイロウが早くもステージから客席に降りる
その降りてる最中での様子がよく見えなかったのが残念。
ライブでおなじみであろう曲と、ニューアルバムの曲が半々くらいの構成でライブが続く。
何せ1曲平均2分ちょいだったりするからサクサクサクサクあっという間に進んでいくのだ。
その間、横のピザオブデスシャツ着た姉ちゃん2人組がずっと踊り狂ってたのが印象的であった。
曲紹介以外のMCはあまり覚えていないのだが、覚えてるのは北海道に来たのは数年振り(何年か忘れた)らしいことと前に来た時はやっぱりすすきの行きだったらしいこと
そうこうして気づいたら、もう終盤。
「Another Time Another Place」終了時点で約30分経過。
雰囲気的に「ああ、もう終わりかなあ。短えなあ」と思ったんだが、「勝手にアンコールやっちゃいます!
それアンコールじゃねえ(汗)
日本が誇る、外道というバンドの・・・
はい来た!!レッツシャウト!!
ゲーーゲーゲーゲーゲゲゲゲゲゲ
ゲッゲッゲッゲッ外道!!でおなじみ
「香り」
道を外れると書いて外道
だが原オナは、道を外れていようがいまいが同じ速さでどこまでも真っ直ぐ走ってゆくのだろう。
P.S. 来年は横山健来るんでしょうね?


さあ、いよいよ夕暮れだ。
遥か遠くからはマッドの「RETALK」が聞こえる。
昨日に勝るとも劣らない真っ赤な夕焼け
何となくブルハの「夕暮れ」を口ずさみつつ本日の私的目玉その1へ。


18:30 BOOM BOOM SATELLITES

3年ぶりに目にすることになる、とは言っても2001年の時は曲あまり知らない&夜明け前で眠気爆発&連れが乗り気でないなどの様々な要因により、まともに見た感じではなかった。
だが今年は違う。まだまだ脳も鼓膜も活動中。
さて、こればっかりは近くで見たいと思いPAの左前方に位置取り準備は万端。
ところが機材チェックで時間がやたら押す。
15分ほど過ぎると、ようやく御三方の登場。
川島さん、中野さん、そしてサポートドラム平井さん。
そして重いギター音が2回入る。
「DRESS LIKE AN ANGEL」
まだわずかに明るいからか、照明やレーザーは控えめ。
薄暗い中、アグレッシブな音の洪水がひたすら押し寄せる
川島さんが淡々とギターかき鳴らすのに対し、中野さんはある時は機材をいじくり、またある時はヘッドぶった切ったベースを手にし、またまたある時は正面に出てきて飛び跳ね客を煽る。
その前に出てきた時の煽り方、やってる最中はひたすら興奮してるからアレなんだが今となっては、小動物のようだったと思う(苦笑)。
そのうち「Strugglin' my Strugglin' my...」のフレーズが耳に入ってくる。「Fogbound」だ。
曲の方は結構音いじくってる(とはいえ要所要所で何の曲かは判別できる)のだが、間延びだの中だるみだのという言葉は彼らの辞書にはないようだ。少なくともこの場では
現に俺は足痛いにも関わらずずっと踊りっぱなしだった
日が沈み始め、レーザーの方も徐々に派手になってくる。
そしてあのベースラインが静かに響き渡る。
そこからは「来るっ・・・!!」「来るっ・・・!!」とまるで福本伸行の漫画状態。
川島さんがあのフレーズを叫ぶ。

I would dive for you

「Dive for you」
このフレーズがこんなに力強く聞こえるのは何故だろう
実際の文章の意味とは違うのだが、まるで「お前の所まで飛び込んでいくぜ」と言われているような気になる。
そうだ、発する言葉が少なくとも根っこにしっかりとエモーショナルな部分を感じるからブンブンの音は気持ちいいと思えるんだ
そしてもう一つ、ライブ仕様にいじくってるから曲の展開・山場は完全には予測できない
その分「次来るか?次来るか?」という寸止め状態がどんどん蓄積されていって、いざ山場が来た時には興奮が2乗3乗になって大爆発が起こる
そんな大爆発が「Dive for you」で2度ほど自分の中で起こったおかげで、この時点でかなり満足してしまった
だが続けて、同じくアップルシードの「UNDERDOG」が来たもんだからチルアウトの時間など一切なし
そのまま終盤、新曲(かどうかもその時点では不明だった)のゾーンに突入。
中野さんがまた出てきたと思ったら川島さんと背中を向け合ってくっつく。
この時、中学の頃見たビーズのライブ映像を一瞬思い出した自分が大嫌いだ(爆)U・B注 ACCESSじゃないだけマシでは?・笑)
あれやこれやで50分ほど過ぎ、ライブ終了。
辺りはもう暗い。
いやあ〜よかったわ〜とステージに背を向け帰ろうとした。
後ろで手拍子が起こっている。
・・・そういやこの後ルーパまで間あるよな・・・
いや、まさかあ。
でもこの盛り上がりよう考えると・・・
などと色々思いつつ、少しその場を離れないでいた
ふいに歓声が上がる。
来たよ!!!マジかよおい!
いいんですか!!?
脳内での川平慈英の返しよりも、ブンブンの方が早かった。、

Stay away
Stay away
Stay away

「Light My Fire」
馬鹿野郎、これ以上火つけられたら黒焦げになっちまうわ。
・・・望むところよ
ファイヤーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
あとはもうほぼトリップ状態で踊りまくる
途中、パブリック・エネミーのチャックDらしき声。
Your Reality's A Fantasy But Your Fantasy is Killing Me
から、再び「Light My Fire」、そしてフィニッシュ。
中野さんは最後にも客をひと煽りして去って行った。
残ったのは最高級のエクスタシー。Thank you。


燃え尽き症候群・・・になっている暇はない
時間はもう19時40分。
足の痛みをこらえつつ、いざ向かう先は太鼓馬鹿一代率いる野獣軍団。


19:50 LOSALIOS

この時間休憩するつもりだったのだが、
ブンブンが押したおかげですっかり時間がなくなる。
早歩きぐらいでレッドへ向かうと、もう始まってる。
丁度始まったばっかりのようだ。
2日目しか参加しなかったので見れなかった2001年。
ユダが押したせいで見れなかった2002年。
そういうわけで、ロザリオスを見れたことは一度もないのです。
3度目の正直
右にトッキー、左に加藤チャーハン、そして達也。
武田真治はいない。というわけで今回は最小編成のようだ。
最新作「The end of beauty」がゲスト満載だったのでそこらへんもちょっとだけ期待しつつ見る。
出だしはスローテンポ。
しかしよく考えると、CDで同じ曲ばっか聞いてたのでちゃんと覚えてない曲が結構あることに後ほど気づく。不覚。
そのうち、聞き覚えのあるトッキーのベースラインに雷神様に変貌した達也がのっかってくる。
おなじみ「アナコンダ」
獲物を見つけた猛獣が襲い掛かってくるよう。
そう、まさに猛獣だ。何がって、達也のシャウトが。
「イエー」とか「アーオ」じゃなくて
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」だもん。
そんなこんなで達也の暴れっぷりは相変わらずのよう
そう、例のリズムを刻むためのドラムではなく暴れ倒すためのドラム
一度、達也・アヒト・芳垣さん・キュウあたりでドラム祭とかやってみたらどうなるんだろう。
きっと収集つかなくなるなU・B注 僕もそうだと思うのねん)
ただ達也は、相手が誰でも最終的にはやりたい放題暴れる男ってイメージがあるんだよな。
あとは他のメンツが同じように暴れてぶつかってくついてこうとするかで、雰囲気が大分変わってくるんだと思う。
でもトッキー、チャーハン、達也が代わる代わるイニシアチブ取る感じで最終的には3人(特に達也)
暴れ放題っていうこの感じはよかったと思うよ。三国志気分(意味不明)。
時計を見ると20時20分弱。
前日までは、この時間帯レッドに居座るつもりだったが、当日になってサンに目が向きだした。
レッド→サン→レッドとうまく立ち回れば、3組とも大部分を見れる
そう踏んで、レッドを立ち去ろうとしたところ。
「Snake and Steak」のイントロが。
ここで出すか!
もう少しだけと思い、いつでも橋を渡れる位置から聞く。
すると頭上から爆発音。
花火
そこここから上がる歓声。
そして雷神の雄叫び。
何とも心地よい
さあ、いよいよ時間がやばくなってきたとこでマジでサン行こうとすると、またも聞き覚えのある音・・・。
「IQ69」
何で最後に持ってくんだよお(泣)
さすがに限界だと感じ、レッドを立ち去る。
くっそお、山本のバカ。


猛ダッシュでサンへ向かう。
昼間の友人との会話を思い出す。
「ヒット曲やってくれんのかなあ」
「絶対やるよー」
その数曲だけでもいい。
あのささやくような声が響き渡る瞬間に、俺はそこにいたかった


20:30 CHARA

人波をかき分け、土手のところまで辿り着く。
ああ、もう始まってる。
疲れもあって、何の曲か瞬時に判断できない。
・・・

だまって だまって 抱いて
鏡のない世界で

いきなりだよ。最初の山が来ちまった。
「ミルク」
一般的にそうでもないと思うが、リアルタイムで聞いた大好きな曲
そのまま遠巻きに眺めていてもよかったが、やはり近くへ行きたい。
そのままスタンディングゾーン後方へ向かう。
いつしか2曲目「Break These Chain」に突入。
ちぎれそうなか細い声。
普段のライブでもこんな感じなのだろうか?
時たま演奏にかき消されて聞こえない部分もあった。
だが、後方から眺めていると本当に、真っ暗な空間に声が溶け込んでいくようでとても気持ちがいい。
後のことを考えるとあまり前方には行けないなと思い視覚面はスクリーンで我慢する。
曲が終わる。
次の曲の前に、何と紹介したかは覚えてない。
懐かしい曲 」と言っただろうか、
多分知ってる曲 」と言っただろうか。
8年ほど前に聞き、最初声が苦手で敬遠していたがいつしかすっかり気に入って、まだシングル8cmだったころのその曲を買った。
紫っぽいジャケット。
CDTVで見たモノクロのPV。
優しげなその音が鳴り響いた瞬間、動けなかった

「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」

行けそうな所まで走った。
そうだよ。これが聞きたくてサンステージに来たんだよ
もう昨日から何回目かわからない。また目が潤む。
泣きすぎだって?しょうがねえだろ。無理だよ

ママのくつで 速く走れなかった
泣かない 裸足になった日も

ガキの頃、夏休み、自分ちの庭。
向井じゃないが、フラッシュバック現象。
夜空に溶け込むあいのうた。

正直言って、自分の中で最大の山を越えてしまった感じはあったが「まだ何かあるかなあ」という期待も込め、ギリギリまで見届けることに。
バックバンドは、ドラムにGREAT3の白根さん、ベースに再度登場のGREAT3高桑さん。
そこまですんだったらGREAT3で来てくれよ!
すると・・・ゲスト?誰だ?
遠くて全く分からん。女1人と男1人か?
紹介が入る。
レヨナー 」おお、歌姫対決(違う
スクリーンでしか見えないが、やっぱキレイ。そして・・・
1人でも、ハナレグミ 」うお、永積!
この2人とチャラって何つながりなんだ?
するとチャラ「 奥さんとか言わないで (苦笑)」
どうやら永積が「奥さん!」と挨拶したらしい。
でも奥さんはおかげでリラックスできたようです。
よし、次は旦那と一緒に(無理)
ついでに2人でブッチャーズにゲストで(無理)
さて、2人は何やんのかと思ったら・・・座ってパーカッション
この2人呼んどいてそれかい(笑)さすが大物。
そう、チャラは大物。
忘れてた。まだまだ知ってる曲があるってことを。
忘れてた。RSRでは最高の瞬間が何度も来るってことを。

なけない女のやさしい気持ちを
あなたがたくさん知るのよ

あまりに不意をつかれ、思わず「ウッ」と声が出る。
「やさしい気持ち」
すげえよ。
グレート3とレヨナと永積バックにして、あの曲が鳴ってる。
先ほどとはまた違った、思わず笑顔がこぼれ落ちそうな時間
サビでは大合唱が起こる。

手をつなごう
手を ずっとこうしてたいの

ああ、まだまだ夜は長いけど
でっかい声で叫びたい。
ライジングサンサイコーーー!!

2人が去り、「愛の飛行船」に突入。
時間は21時近く。
スタンディングゾーンをそっと立ち去り、レッドに近づきつつギリギリまで聞く。
最後の「I wanna freely love you」では大量のドライアイスでステージが白くなる
ラスト、残響音が響く中レッドへ向かう。
遠くからは「Cyclic」の音が・・・
やばい、もう始まってる!


21:10 Buffalo Daughter

真っ暗な中にぼんやりと赤い照明。
真ん中にムーグ、左後方にドラム、
両脇にシュガーと大野で、互いに向き合う形。
このバンドも、2002年に見れずに終わってしまったバンド。
2002年は全身真っ白だった2人だが、今年は真っ黒&首に赤のスカーフ。
坂本や、もっと言えば去年の増子兄もそうだったけどやっぱ衣装に変化を加えようっていう意識はみんなあるのかな。
漆黒の中、2人の声と電子音・重低音が交錯し不思議な空間が形成されていく。
無数の星が瞬き、小惑星が間を飛び交うようなそんな感覚。
2004年宇宙の旅
時間的にはルーパが始まっている頃。
しかし、ダンスフロアはムーンだけではないのだ。
アルバム「Pshychic」の流れ通り、「Cyclic」から「Pshychic A-GO-GO」へ。

A-GO-GO A-GO-GO
A-GO-GO A-GO-GO
A-GO-GO A-GO-GO
Pshy-chiiiiiiiiiiiiiiic A-GO-GO

大野→ムーグ→シュガーとつなげられる
「A-GO-GO」のコーラス。
3人が向かい合うその中心にまるで何かが浮かび上がってくるようで、ぶっ飛ぶような心地いいような、何とも言えない気分。
痛いはずなのに地味にステップを踏み続ける俺の足。
しかし、本領?発揮はここからだった。
同じく「Pshychic」に収録されている初期からのナンバー「303 Live」
20分の長尺ナンバー・・・なのだがそもそもこれを一曲としてくくることが正しいのかどうか
ぶっちゃけた話、開始2〜3分は何の曲だかわからなかった。
U・B殿の言う通り、もうやりたい放題なのだ。
3人が3人とも無作為(計算されてるのかもしれないが)に
何だ、宇宙人と交信中か?」というような感じで音を鳴らしまくる。
やっとドラムが入り、リズムが取れるようになってきて2人のコーラスが入ってくる。
さあ、こっから来るか?と思ってるとまたやりたい放題タイムへ
これはもはや、客に届ける音というより宇宙と交信するための音のような気がしてならない。いい意味で
俺が、何も無い真っ暗な空を何度も見上げたのがその証拠。
もう一度言おう。2004年宇宙の旅
去り際もあっさりな姉さん達。
クレイジーな脳内宇宙旅行をありがとう。

さすがにもうあっちこっち走り回る体力は無く、日付変わるまではレッドに居座ることに決定。
ちょっと横に逸れて休憩し、再び戻る。
この時間帯になると酒が入ってくる連中も多いのか、後ろの2〜3人ほどの連中が五月蝿え。マジで。
騒ぎたいならカラオケコーナーでも行けや


22:30 ROVO

またまた2002年見れなかった組。
今年は色んな意味でリベンジの年のようだ。
予想通りというか、機材チェックが時間かかってどんどん押す
そのうちぽつぽつとメンバーが登場し、各々がサウンドチェックを始める。
そして10〜15分ほど押し、唐突に勝井さんが喋る。
こんばんは、ROVOです。じゃ演奏始めます
MCなんざ無いと思ってたからこの一言でも「おお、喋った!」という感じだった。
ノッポさんじゃあるまいし<俺
1曲目だが、むむ。聞いた事が無い。
そういえば秋にアルバム出るらしいから、新曲だろうか。
立ち位置はベース原田さんを中心に、シンメトリー。
原田さんの両脇に勝井さん・山本さん。
山本さんは初見だが、予想してたより若く見える
さらにその両脇にドラム芳垣さん・岡部さん。
最両脇は益子さん・中西さんのキーボード2人。
しかし、何ともシンメトリーが似合うバンドだ。
そして、気持ちよく聴いてんだからなあ・・・
後ろのバカ共。1分おきに「スゲエ!マジスゲエよ!!」って
でっけえ声でしゃべんな。殺すぞ
しゃあないので、場所を若干移動
いつの間にか次の曲「SUKHNA」へ。
どうでもいいがこの曲名、未だに何て発音したらいいかわからん
ステージ後方からはスモークが発生し出し、芳垣さんが見えなくなる。
先ほどのバッファローを宇宙旅行と例えたが、ロボも言ってみれば宇宙を感じるサウンドなのだ。
ただ、バッファローは様々な星が視界に入る中をゆったりと宇宙船の中から見ているような感じだが、ロボの場合、無数の小惑星が飛び交いそれらが激突し砕け散る中に一人で放り出され、猛スピードで飛んでいくような感じ
さっぱりわからんか。そうか。

曲も後半にさしかかると、徐々に展開が複雑になってくる。
ここからは勝井さんとドラム2人のゴールデンタイムだ。
完全なカオスではなく、複雑ながらもはっきりと輪郭を持った7人が奏でる音の洪水に飲まれる。
ボルテージが頂点まで高まると、ブツッと途切れる音。
次の瞬間には大歓声。
まるで文字通り「イった」瞬間のようだ。
下世話と思うかもしれんが、大マジでそう思う。
静かなスタートから徐々に高揚し、最高潮、そして静寂。
アレと一緒だよ。下ネタとかじゃなくて、本気で
宇宙がどうこうよりわかりやすいでしょ?

そして、ハイハットが静かにリズムを刻み出し水滴が落ちるように響くキーボードが。
2002年、聞けなかった分・・・と思いスペシャの映像で見て即刻俺をCD屋に走らせた、「FLAGE」収録のあの曲。
「NA-X」
大別すると4部で構成されるといってもいい、屈指の名曲。
穏やかなリズムの中、各々がバラバラに音を奏でる1部。
荒いドラムが入り、徐々に7人の音が一つの流れを作っていく2部。
ドラム3連符からキーボード主旋律となっていく3部。
そして7人が一塊になって頂点へ達する4部。
それぞれの転回の瞬間のカタルシスは言葉じゃ表せない。
すげえ
すげえよ
さっきの奴ら、今なら許すよ。コイツらすげえよ
電気グルーヴ見れなくても、後悔なんざ何一つなかった。
ありがとう


凄腕集団を満喫した後、再びはけて休憩しようとする。
すると何やら歌声らしきものが聞こえる。
タワレコのブースの方。
行ってみると・・・向井ーーー!
「自問自答」演奏中だった。
実はRSRで一番やりたい放題なのはこの男だってことに気づいた。
おそらくもうベロベロなんだろうなあ。
見たい気もしたが、レッドで次のライブが近づいている。
本日何度目かのレッド出戻り。
しかしそろそろ寒くなってきた・・・。


23:45 MO'SOME TONEBENDER

またまた同じように、2002年見れなかったバンドだがその後ワンマンで一度見てるし、直前まで「まあいいか」と思っていたが、新曲がとんでもなかったことに加え電気グルーヴも予想より早い時間だったこともあり、参戦決定
またまた機材チェックに時間がかかる。
サンプラーなどもいじくったりするのだが、チェックのためには音を出さねばならない
んで音が出る。
・・・「hang song」のイントロだ。
いきなりネタバレしちゃったよ。
さて、そんなことはお構いなく百々や勇も自ら出張ってきて機材チェック。
約15分押しでスタート。
百々は白シャツにネクタイ。チバみたいだ。
勇は青いアディダスのTシャツ。微妙な色だな。
そして最後に出てきた武井・・・
・・・
お前誰だーーーーーーーー!!!(爆笑)
黒い短パン・デニムっぽいノースリーブ・グラサン・そして頭には警察帽。
こんなんで街歩いてたら、同じ帽子かぶった人に職務質問されるぞ
しかしこの3人別々に歩いてたら知らんもんは同じバンドだとは絶対思わないよなあ。
さて、そんなコスプレハードゲイベーシスト武井だがいきなり手に持ったのはトランペット。
1曲目はネタバレ済「hang song」
ブウ〜ンブウブウ〜ンとサンプラーの音に武井のトランペットが入ってくる。
この曲も収録されている、打ち込み多用の「TRIGGER HAPPY」だがそれまでとかなり毛色が違うのでどうも耳になじめてない感じだった。
しかしいざライブで聞くとやはり違う。
時たまバカデカいエコーがかかる百々の声と不気味なトランペットの相乗効果に、真夜中の怪しさ&3人の出で立ちの怪しさが加わって4次元空間に迷い込んだ感覚
続けてスローな「VIEW VIEW」
audio activeみたいなトリップ感もほのかに感じるナンバー。
次の曲は・・・わからん。新曲だろうか。
スローテンポはそのままで、百々のボーカルが入ってくる。
やっぱり彼らは真っ暗闇がよく似合うバンドだ。
でかいステージやさんさんの太陽は似合わん。これでいいのだ。
喋りが少ないのはいつものことのようだが、百々がボソッと呟いていた。
・・・気持ちようなっとるけん
その言葉通り、百々は何だかご機嫌に見えた。
いや、テンションは低いんだけどね。
そろそろ攻めてこねえのかなあ、と思っていると「Freeze」のベースラインが。
意外だ。これやんの?やっぱ寒いのか?
攻めモードに突入した3人が次に奏でるは「BIG-S」
昨日達也祭に参加したレックも在籍した、フリクションのカバー。
テンションもピークに達しかけたころ、
生っぽい曲をやります
天から響くような、甲高くて温かいギター。
ドラムの洪水。
そうだ。この曲を買って聞いて、この場で聞きたくて、こいつらを見ることに決めたんだ

「GREEN&GOLD」

キラキラ光る水面を見ている時のように、何もかもどうでもよくなって真っ白になれる幸せな時間がある
そんな時の気持ちがぎっしりと詰みこまれたような、キラキラと輝くキレイな曲。

クライマックスはまだだよ
海へたどり着くまでは

生きてるって素晴らしい、なんて嘘くさい言葉は嫌いだ
でも死にたくない。
死んでたまるか

余韻に浸る間もなく、「HigH」へ突入。
モーサム随一のブチ切れソング
何もかもわからなくなる、黄金の瞬間はまだ続く。
最後かと思っていたら、百々がゆっくりと歌いだした。
穏やかな曲。
「echo」でも「ONE STAR」でもない。きっと新曲だ。
静かな暗闇の中、百々の声が響き
やがて3人の奏でる轟音にかき消されそうになる。
でも消えずに、はっきりと届いたその歌。

言葉は嫌いだよ
名前は嫌いだよ
時間は嫌いだよ
感じることはやめない

ここにいるよ

直感、今この瞬間。それ以外何もない。
ベンジーが言ってた。感じてることが全てだって。
マーシーも言ってた。この瞬間は神様にもあげやしないって。
今涙を流してるってこと。それだけでいい。
この瞬間は誰にもやらない
何回でも言ってやる。死んでたまるか。
ありがとう、モーサム。


泣いたせいか寒さのせいか鼻水が出てきたが、急いでアースへ。
すっかり押したせいで、もう時間は0時35分。
さすがにここで少し休まないと死んでしまう。
死んでたまるか(使い所が違う)。
着くと、やっぱりもう始まってる。


0:40 Syrup16g

おそらく日本一フェスが似合わないバンド
幸い入口近くで座ってても音だけは聞こえるので、体力回復を図りつつまったり鑑賞しようとするがド頭のイントロに体が反応
「生活」
思わず中に入る。

君に存在価値はあるか
そしてその根拠とは何だ

未だにとんがっている五十嵐が最もやさぐれていた頃の曲
とんでもないストレートな問いかけ。
2曲目は「空をなくす」
わずかに赤い照明が点いているが、ステージはほぼ真っ暗。
五十嵐の言葉は、特に初期は負の感情から出てくるもののオンパレードだ。
手首切ったりしなくても血まみれ。
バリ島で死にたい。
すべては愛、なんてわけない。
上に行っても何もない。
土曜日なんて来ない。
生きてるなんて感じしない。
ない、ない、ない、ない。
もちろんそんな歌詞ばっかりじゃないが、それらがあまりに強烈なので、どうしても負のイメージがつきまとう
それに加えて曲はマイナー調ばかり。
冒頭で「フェスが似合わない」と言ったのはそのため。
少なくとも、グループ魂やケムリの後に出るのは想像できない。
真夜中のテントが似合う、というか彼らの場合ここしかなかったのかも

「天才」「真空」「メリモ」など、序盤から立て続けに高速ナンバーが続く。
こんなに暴走しっぱなしのバンドだったか?
「おお〜飛ばすなあ」という気分ではなく、何か鬼気迫る感じを受けるばかり
一応MCもしていた。
ルーパで踊っていたらグラサンを落としたらしい。
ルーパで踊る五十嵐。想像できない
比較的遅めの「リアル」も始めこそゆったりだったが、あっという間に高速に。
グラサン落とした腹いせか?などというバカなことも聞いてる時は思わなかった。正直怖かった
ぬかるみにはまってもがいてるのを見ているようなライブ
こんなのは初めてだった。
7曲目「落堕」と書いて「らくだ」まで、照明もテンションも全く変わらない。
おそらく俺の持つシロップのイメージは変わらないままだった。
最後の曲を聞くまでは。
曲調があまりに異色なことや、最初期の曲であることからライブではやらないだろうと勝手に思っていた、
俺が始めて買って、初めて聞いたシロップの曲。

「翌日」

歌詞を字面通り読めば、無自覚に前向きな歌ではない。
では何で俺が異色だと思うのか。
メジャー調なのだ。
ただそれだけのことで、テントの中に光が射しこんだような気になった
暗闇の中ただひたすらもがくだけでなく、たとえ自分はただ待っているだけでも、どこかに光がある。ある「だろう」。
少なくとも、シロップが奏でている音の世界は「死への憧れ」などではないはずだ。
そんな風に思えた。五十嵐は歌う。

急いで 人混みに染まって
あきらめない方が 奇跡にもっと近づくように

この言葉をどう受け止めたらいいかは、まだわからない。


寒さ・眠気・体力、いずれも限界。
あったかいもの食べないと
というわけで、丁度アース横にでびラーメンがあったのでそこで食うことに決めたが・・・列長え
いや、俺は食う。ほんとに死ぬ。
並んでいると、横の方にどっかで見たような顔が。
サンボマスター山口隆・・・か?
暗いし、はっきり顔覚えてないので確信が持てない。
人違いだったらアレだしライブ見てないし・・・
などと考えてる間にどっか行ってしまった。
10分ほど待ち、やっとラーメンにありつく。
うわ、うめえわ
チャーシューがすげえ柔らかい。ほとんど店で食うのと同じ感じ。
少し体力回復したとこで、一踊りしに再びテントの中へ。


1:50 DOPING PANDA

客は少なめ。
皆バンプ行ったか寝てるかなのだろう。
しかしテンションは高め。皆元気
それ以上に元気なのがドーパンメンバー、ていうか古川裕
立ち振る舞いからMCから、「スター登場」的オーラを出しまくり。
「Uncovered」「Start me up」「Mr.Superman」とハイスピードで駆け抜ける。
俺も多少体力回復したおかげで、踊る元気も復活。
サビ前の早口部分が個人的にお気に入りの曲「Don't stop your melodies」も披露。
彼らも1曲が3分足らずと短いので、トントン拍子にライブが進む
何というか、「楽しませる」ということをしっかりわかってるバンドだと思った。
明るく、ノリのいい曲。
そして英詞というところ。
英詞ってのは、作る側にとってリズムに乗せやすい分歌詞がストレートに伝わらないってとこがある。
たとえディランとかが素晴らしい詞を歌っても、日本人の俺らには「訳する」または「訳詞を読む」って作業がどうしても入ってきちまう。(渋○陽一なんぞは「日本語で歌うべき」なんてバックドロップボムあたりに言ってるらしいが、バカはほっとこう
でも英詞であることの利点もあると俺は思う。
言葉がストレートに入ってこない分、音の響きやリズムを存分に楽しめることだ
それがいいことか悪いことかは知らんけど、
ドーパンでひたすらノリノリになれるのはそういう面もあると思う。
さて、そんな感じで体もあったまってくると古川のMC。
これ終わったらロンナイで踊ってるから見つけたら声かけてねー
みんな踊りたがるなあ、しかし。
古川裕をよろしくお願いします!
「ドーピングパンダを」って言えや(苦笑)
んで皆オリジナルラブまでいるの?的なフリの後で
オリジナルラブよりちょっとだけラバーな曲をやります
「Lovers Soca」
ちょっとだけ夏の海が見えるような、あったかいラブソング
こういうとこも押さえているのが、抜け目ないというか何というか。
そしてディズニーでおなじみ「GO THE DISTANCE」のあとは「俺たちこういうのもあるんだぜ」みたいな喋りを加え
「Stairs」「Transient Happiness」などの打ち込みソングへ。
ルーパも顔負け、とまではいかないかもしれんがテント内はちょいとしたダンスフロアに早変わり。
ラストは再び高速ナンバー「One Foot Out My Life」でシメ。
アルバム「We in Music」の帯コメント通り、笑顔が溢れるような、キラキラ輝くフロア
こんなエンターテインメント性に溢れたバンドっていそうであんまりいないぜ。要チェック。


時間は2時半近く。RISING SUNはもうすぐ。
残る体力を振り絞り、サンステージへ向かう。
RSRFES2004最大の山場を迎えるために。


およそ14時間ぶりくらいにスタンディングゾーン前方へ。
するとまたもや弟発見。何でやねん。
これで何回目だよ・・・。
軽く話をしたあと、PA前あたりのステージ全体を見渡せる位置につく。
時間だ。


3:00 渋さ知らズオーケストラ

スクリーンに異変が起こる。
本来ならステージの模様や客を映すはずのスクリーンに海?の映像が。
あっけにとられていると、カメラが上へ・・・。
!!!
仁王立ちする赤フン一丁の兄ちゃんが。一同爆笑。
そしてステージにはその兄ちゃん(渡部真一・通称玄界灘)が登場。
ピンスポが当たる。
待たせたなーーー!!
俺の横の兄ちゃんが一言「ほんとだよー」
そして渋さを見たことある人・見たことない人・本日2回目の人・・・全ての人へ言葉を投げかける。
ステージには続々とメンバーが。
もはや誰がいるのか、何人いるのかわからない。
勝井さんや芳垣さんがどこにいるのかもわからない。
そして
渋さ知らズでございます!!!
正面に立った不破さんが指揮を取る。
トランペットが鳴り響く。
タワレコ試聴コーナーで初めて耳にした渋さの曲。
「火男」
次の瞬間にはもうフルスロットル
噂の着物の姉さん軍団(おしゃもじ隊)や白塗り軍団が現れる。
時にこちら側を向いて客を煽り、
時にタバコをモクモクふかす不破さん。
これが・・・
これが渋さ知らズ

スクリーンには、ボヤッとしたステージの映像をバックにアニメーションが流れている。
渋さだけ特別なのかよ。
当たり前だよ。
こいつらが特別じゃなくて、何が特別だよ
勢いそのままに次曲「ナーダム」
肉眼でもスクリーンでも確認できないが、おそらく芳垣さんと思われる鬼ドラムが数十人を引っ張る。
そして女性コーラスが・・・。

Space is the place
Space is the place

「Space is the place」
東の空が少しずつ白んできたころだった。
スターウォーズに出てきそうなすごい衣装の女(白崎最上川エミリー)が登場しボーカルをとる。
渋さには珍しい歌ものだ。
そして、またしても聞き覚えある曲。
「Pチャン」
途中で「あら?」と思ったらいつの間にか次の曲へ突入。
「諸行でムーチョ」
ムーチョ・ムーチョ・諸行でムーチョ・ナンマイダー
そして再び「Pチャン」へ。メドレー形式。

たくさんの出来事が起こりすぎて、何かを考えている暇もそうそうない
東の空を見た。
もうすぐ夜明けだ。

白塗り軍団はステージ後方に4人並んでいる。
背負っているのか口にくわえているのかわからないが、4人それぞれの頭上で炎がぼうぼうに燃えている。
白いYシャツだけを羽織った姉さん(南波とも子)がステージに現れ、語り始める。

龍の形の天使が降りてくる

ライジングサンの燃える夜

自由という名の音の坩堝に

我ら渋さ知らズと

あなたの魂に

あなたの魂に

あなたの魂に

天まで届く音のカオスの中、ステージ前方で、巨大な風船が膨れ上がる。

「本多工務店のテーマ」

何だよこれ。
理解できねえよ。
やりたい放題じゃねえか。
ムチャクチャだよ。
そもそもムチャクチャなのかどうかもわかんねえよ
誰が何やってんのかわかんねえよ。
何もかんもわかんねえよ。
バカ野郎。
最高だよ
最高じゃねえかよ
わかるのはそんだけだよ

2001年はブンブンから意識が半分飛んでた。
2002年はレンチで眠りに落ちた。
2003年はくるりだったが、木とステージで空がよく見えなかった。

2004年。
白んでいく空がはっきり見えて、
目の前ではクソ最高な音が流れてる。
最高の夜明け。

エンディング「仙頭」
そして再び玄界灘が挨拶し、メンバーがはけていく。

・・・

今ここを見てる人。
フジだろうが東京でのワンマンだろうが、何でもいい。
できりゃあ今回みたいなシチュエーションがいいけど、何でもいい。
死ぬまでに渋さ知らズオーケストラ、見て。
きっとスゲエって思うはずだから


辺りが明るくなってくる。
太陽が見える。
一度スタンディングをはけて、お茶とともに一服。
再び戻ると、友人数名がいる。
一部は完全にへばっている
UAが「雲がちぎれる時」歌ったことを聞いて落ち込む。
聞きたかった・・・。
そして何歌ってほしいかトークなどで盛り上がる。
開始時間20分ほど過ぎて、ようやくやって来た。
あの濃い顔が。
さあ。
オーラスだ


4:40 ORIGINAL LOVE

正直、1発目に歌って欲しい曲は「夜をぶっとばせ」だった。
しかし田島が歌いだしたのは「ブギー4回戦ボーイ」
去年のアルバム「踊る太陽」オープニングの曲。
好きな曲だが、ああ残念という気持ちも少しあった。
続いて町田康作詞の「こいよ」
いつもならノリノリになれる力のある曲なんだが正直体が限界だ。踊れん。
だが迫力は満点だ。
何せ全員朝からビシッとスーツでおまけにあの顔がスクリーンにドーン、だからね。
ここから知らない曲が2曲ほど続く。
もはや体が耐えられなかったのか、立ったまま一瞬寝てしまった。U・Bつぶやき ゴメン。実は俺も・・・)
「夜行性」など、何となく知ってる曲も披露してくれたが、眠気が飛ぶほどではない。
もっとガンガンかましてくれよ!!
その時。一気に眠気が吹っ飛んだ

そうだよ。
これをここで歌わなくて、いつ歌うよ。
ここで聞かなきゃいつ聞くよ。
待たせやがって。

「朝日のあたる道」

明ける空 as time goes by

目が眩むほどまぶしい太陽。
この場にこんなにピッタリな曲ない。
もっと言えば、この曲だけでもう十分だ。最高だ
そんなことを思った。
でも田島は、まだまだ持ってた。
とっておきの兵器を。
「接吻」
会場を一つにする、必殺ナンバー。
ブームやウルフルズも持っている武器を田島も持っていた。
そして「フィエスタ」
微妙に歌詞を変えて、何度も太陽を指差して、田島が歌う。

朝日よ 故郷を ゆるやかに照らせ
花びらよ 彼方の 友達に届け

許可を下ろしてくれた親父とおふくろ。
リストバンドをお願いされた、東京に行っちまった友達。
もう一度言います。ありがとう

「JUMPIN' JACK JIVE」でひとしきり暴れ倒し、(ラストが知らない曲だったのが残念だが)
喋りも少なめで田島軍団退場。
祭りが終わった。


山本の挨拶の後、「WITH OR WITHOUT YOU」が流れる。
いつもの光景だ。
そして「SEE YOU NEXT YEAR」の文字。

雨が降ろうが、テントが立てれなかろうが、そんなことはささいなこと。
今までで最高だった。
最高の瞬間を何度も何度も何度も味わえたから。

全ての人にありがとう


こんなクソ長いレポを、最後まで読んでくださった皆様にも。
ありがとうございました。

GET HAPPY!!



おまけ(別窓で開きます)

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