Attention!!
MCなんかは細部曖昧です。ご了承ください。
はじまるまで https://gennari.net/meta/rsr52.htm#start
台風が来てたり来てなかったりする中、水曜昼間初の羽田発新千歳行きを1月(飛行機の発売日)時点で抑えていた、俺は勝ち組!
ってことで、実家で荷物の整理をしつつ、22時ぐらいには眠りについた木曜日。
結果、予定通りに5:15起床。
まず、起きて最初にやったこと。
RSRの「0日目」確認と
天気予報!
雨ですか。そうですか。雨ですか・・・
だいたい予定通り6時過ぎに実家を出る。だいたい毎年、実家から石狩湾新港特設会場までの道すがら、運転しているわけだけど、
本降りの中をずっと運転してたのは初めてのよな。
で、運転中にデジカメ忘れことに気づく。
まさか、
これが伏線になるだなんて、この時は思いもしなかったのです・・・
閑話休題。
後発組の妹夫婦にデジカメの輸送を依頼し、こちらはサクッと道道231から道道337へ入る。
オフィシャルでは、道道337の右折ポイントは1ヶ所(信号3つ目)に制限されているのだけど、世の人々の大半は、なもん確認して来てないから、
信号1つ目から渋滞。
右折車線キープしてたから、「え〜、金曜8時から、もうここまで渋滞なん?」と、軽く疑問を抱きつつも、並んでしまったり。
いや、先どうなってるかわかんないんだから、惑わされるだろうよ。
ちゃんと、信号ごとにそこに人置けよ道警!!!
正直、駐車場導線のナビゲートの悪さは、すべて道警のせい。WESSの依頼にしたがって配置してるだけなのかもしれないけど、お前らに交通誘導のプロとしてプライドはないのか!いい加減考えろよ。
数分は並んでたけど、違和感は拭い難く、「ママよ!」と列を離れて、真面目に信号3つ目へ。
信号3つ目は信号3つ目で行列なんだけど、
ここがオフィシャル的には正解なので諦める。
道道225との交差点にあるセブンイレブンで従妹たちと待ち合わせして、自動車2台で今度はマルスイの丁字路での右折待ち行列。
基本的に、ここら辺は平日金曜日だから
トラック優先なわけですよ。それはわかる。存じてる。伊達に毎年通ってるわけじゃないし、伊達に歳取ってない。
でもさ、手はあるわけじゃないですか。それこそ片側2車線の計4車線あるんだから、
片側2車線専用レーンにしちゃえばいいわけじゃないですか。ホント道警考えてよ・・・あと、
割り込む馬鹿が多いから、そこのケア考えようよ。
無策をDO IT YOUR SELFで誤魔化すなよ。
閑話休題。
9:30頃にはなんとか会場内駐車場に辿り着き、まだ、この時点では道がそこまで荒れてなかったから、素直に誘導に従う。
わりと会場近くに誘導してもらったんで、張り切って荷下ろし開始。
あっ、風車って、こんな近くで見れるんだ・・・
今年もまた、テントサイトの人行列と、非テントサイトの人行列に分けられていたのだけど、いい加減、
その基準で列を分けるの止めてくれませんかね。
例年書いてるけど、そのルールで行列分ける意味ないから。たいして整理されないから。
無駄だから。
それはともかく、並んですぐオープニングセレモニーがはじまり、一緒に並んでた両親や従妹とかは西木を知らなかったので説明したり。もう、これだから、
ヲタクはめんどくさい。
ちなみに、カウントダウンで西木が「
RISING SUN ROCK FESTIVALスタート! 」叫んだら、途中でマイクの音が飛ぶという。さすが。持ってらっしゃる。
しかし、これが伏線とは、この時、まだ知らなかったのです・・・(2回目)
誘導がちっとも理解できなかったので、一人で列を縫って入場し、10:20にはユキウサギ行列に並ぶ。
ちょっとしたマナー違反な気はするけど、違反ですよね。
ごめんなさい。
でも、あの行列捌いて、入場しても、テント引き換えまで、
さらにあんな遠いとか思わないよ。普通。おかしくね?全然マップとあってないだろ。怖い。
ちょっとした狂気。あんな変な導線になってる必要なかったよね?実際、あとで会場一周した時には、すでに変な導線は存在してなくて、
もう、俺が見たのは幻想だったのか?と。
怖い怖い。
ともかく、列を縫ってる間に、持ってきた
歴代ロゴ缶バッジ付トートの1999年ロゴをロストする。
「
『ラサロ』って言うんでしょ? 」とか言ってる、たぶん高校生ぐらいの男の子らを見かけて、ほっこりというか、苦笑というかしたけれど、うん、
老害は黙っておくよ。
実際、レキシのおじちゃんも「ラサロ」言って怒られるとか、MCで言ってたし。
そっから、
ちっとも進まない地権書引換行列なわけですが、曇り空の中、必要な写真を準急にUPしたり代表者だけ並べってのに、ずっとダベってる若い子らだったり、熱射病なのか
水たまりに倒れてお尻が泥まみれになった女の子だったり、国士無双のTシャツ着た男の子だったり、iBooksで間違って買った
BL小説読んでる36歳おっさん(俺)がいたりして、良きカオス。良きカオス。
「地権書引換システムの電子化」話をしてる女の子がいたけど、たしかにそれは手なんだが、いかんせん、問題は、事前にどの辺取るか戦略を持たない客と、無策な主催者なわけで、
無策をDO IT YOUR SELFで(ry
35分かかって、ようやく居住地決定。
ユキウサギはPROVOが近くて、
幼児のいる我々には若干厄介なエリアだったんだけど、ぼちぼち良い場所が取れたので一安心。
この時点で、ほぼ11時。
もう、ビール呑みたいしか頭を支配してないのだけど、我慢我慢と脳内で唱え続けて、荷物を運ぶ。
祭さんの声が聞こえたと思ったら、
左奥にサンステ!
ヤバい。思ってたよりだいぶテンション上がる!凄い。
一発で非日常だ。ハレの日だ。
祭さんには申し訳ないけど、小さくなったとクレームが多かったけど、やっぱり、俺にとって、
サンステって場所は絶対的な象徴なのだ。RED STAR FIELDの方が好きだけど、たぶん入場直後にREDが見えてもここまでテンション上がらないと思う。
しいて言えば、やっぱり、
入場導線の延長線上にPAテントがあって、その向こうにサンステがあって欲しい。テントサイトや飲食街が歪になるとしても。象徴ってヤツは、その負を背負ってでも存在すべきだと思うから。
3回ほど、周りの人に座標を聞いて、ようやく、地権書のポイントに辿り着く。
ちなみにちなみに、いつからか、
準急にテント建設地をUPしなくなったのは泥棒避けです。そんなテントいない人なので。
ともかく、今年新しく買ったというテントの建設に四苦八苦したけど、なるほど、建ててみると、ウマいことデザインされてよくできていて、やっぱり、
最新のテクノロジーってヤツはスゲェべなぁと。
まだ荷物の整理は残ってるけど、俺は一足先に抜けさせてもらって、トイレ寄ってからの
ビール!
さぁ、みなさんご一緒に。
この一杯のビールの為に生きていると思える程さ
(from「ビール・オア・ダイ」怒髪天)
まずは、自分の分1杯買ったのだけど、600円で驚く。お店の人にわからないように驚く。諭吉出して、8400円のお釣り貰ったことの誤りに一瞬、気づかないほど驚く。
うん、店員のおねぇーちゃんが暗算必死には見えたので、怪しいなぁとは思ったんだけど、でも、まさか
5桁と3桁の引き算できないとは思わないじゃないか・・・
デジカメがまだ届いてないないため、iPhoneで写真撮りつつ、テントへ戻る。
この、
みんながキャッキャとテント建ててる風景ってのも結構好きな風景で、その中を歩きつつ、いち早く建った中から目印を見つけたり、マップを頭の中で再構成する時間ってのが、
2泊3日を楽しく過ごすためには重要で、ビールはあっという間に減っていく。とくに今年はマップが一新されているから余計。
ちなみに、歩き呑みしまくってますけど、もちろん
零しまくってるので、酒代の5%ぐらいは地面に捧げてます。
お神酒がわりです(大嘘)
PROVOのBARがすでにオープンしてたので、両親の分を2杯買う。
PROVOからテントまで1分もかからないぐらいなので、零さず運べた!スゲェ。近くてよかったセブ◯イレブ◯(待て)(古)
乾杯したら1杯目が空いたので、そそくさとPROVOに戻って、2杯目を購入。
やっぱり、3杯買っとけば良かった!と、思わないではないが、
零さず運ぶの大変だからさ!
ちょっとだけ太陽が顔を出したりして、もしかしたら晴れるのかしらん?みたいな期待を抱かせるけど、天気予報を見る限りは、やっぱり雨。
テントが一通り落ち着いたので、先行で予約してた
コールマンのクロスボディを受け取りに。
またまたビールが空になって、その足でサンステ右側のレストラン街を確認。
ああ、ここがこうね。みたいな感じで眺めてたら、いつもの地酒屋さん(たぶん、正式名称は「北のビールと炭焼きソーセージの店」)で、
店員さん「
今年はビールが600円になってるじゃないですか 」
俺「
そう、それが一番ショックでした 」
店員さん「
会場内一律で決まってるんで、値段変えられないんですけど、食べ物とセットで1000円にしてるので、いかがですか? 」
と、いきなり唆しに遭遇(笑)
そそのかしにあったら、
喜んで迎え撃つ主義なので、じゃあ、買い込んでやる!ビールと焼き鳥5本セットだ。でやぁ!
13時過ぎで、もう疲れ切った(笑)
テント戻ったら、焼き鳥を甥っ子どもに音速で食べられてしまったけど、妹夫婦が到着したので、テント立てるの手伝う。
3区画にフルフルでテント建てたのは久しぶり。
しかして、幼児が多いために、近隣住民の皆様にはお騒がせして申し訳なかったですm(_ _)m
PROVOだったから「YMCA」が流れてきたんだけど、今ひとつ周りの反応鈍くて、それはウチの身内だけじゃなく、他のテントでもなんだけど、アレ?大丈夫?みたいな。
まぁ、ここでメインにライヴ聴くわけじゃないからいいか。
叔母が買ってきた布袋のザンギをありがたくいただく。
ちょっと
お値段お高いけど、まぁ、仕方ない。ご馳走になってるし。
「テントトラブル」って、メモが残ってるんだけど、なんだったっけなぁ・・・まぁ、いいや。さぁ、KEMURIだ!
なお、以後、見出しの時間の表記はタイムテーブルに従います。
15:00-15:50 KEMURI https://gennari.net/meta/rsr52.htm#KEMURI
まだ曇り空のままなので、オフィシャルのパスケースにコンサのポンチョの袋を引っ掛けて、スタンディング左側へ。
いつものように一発目、ezorockと西木がステージに現れる。西木の一言目が
「
ライジングサンニュータウン! 」
言い出して、まんまと「いいこと言った」と思わされる。
そこからの流れで、西木の口から「20回目で、レイアウト変えることになるとは思いもしなかった」みたいな話。
つまりそれは、主催者です
この場所を自由にできない、いつ消滅するかわからないことを意味していて、だからこそ、2/365日だけ工業地帯のまん真ん中に浮かび上がる幻の街の貴重さだとか、切なさみたいなモノを
無言で強めていて、
ここに来ることが目的化してる人たちの多さに直結している気がする。
あっ、フミオのMCのごとく、余計な話が長い!
加齢です(C)伊藤フミオ
「Workin' Dayz」は、何気にやるんじゃないかと思っていたのだけど、「Ohichyo」聴けるとは思ってなく、なによりも一番驚いたのは「I am proud」だったな。
昔、「CIRCLES」ってアルバムを出した頃だったか、RSRのMCでフミオは「
RISINGのステージから見えるサークルモッシュのイメージして作りました 」みたいなことを言ってたけど、横から見ていても、センターのスタンディングが大変なことになってるのはわかるし、カメラはその光景を映し出すし、テンション上がりすぎたのか、
横の柵によじ登ってダイブしようとするお兄ちゃんとか、初めて見ましたよ。まったく。さすがにスタッフに止められてたけど。どこのレスラーだよ。
いや、それも含めて良い光景だと思うんだけどね。
まぁ、アラフォーとしては、
その光景を眺めながら自分の好きなように踊れることの方が重要なんですけどね。
もう、RSRのKEMURIで暴れようと思ったら、その日1日を捧げるつもりじゃないと無理。
もちろん、ラストは「PMA」からの「Ato-Ichinen」
あと、一年! あと、一年! どんだけの事ができるだろ?
あと、一年! あと、一年! どんだけの夢を見せれるかな?
あと、一年! あと、一年! 遠く過ぎ去りし、夏祭!
あと、一年! あと、一年! もっと、もっと、笑おうよ! あと、一年!
(from「Ato-Ichinen」KEMURI)
センターのスタンディング最前列では、肩車されたお兄ちゃんがたくさん集まっていて、フミオのMCを受けて、周りを煽るから、ついつい、ステージに向けてシャッターを切ってしまう。
この光景は、RSRでしか見たことがなくて、
本当に頭悪いな(褒め言葉)と思うんだけど、でも、同時に
この光景が愛おしいとも思う。
50分のステージが終わると、雨が本降りになる気配。
16:00-16:30 四星球 https://gennari.net/meta/rsr52.htm#sxc
なわけで、急ぎ足でサンステ撤退し、酒が足りんと、def隣にあるタワレコカフェでプレーンモヒート600円。
それと並行して、サウンドチェックの音も聞こえてくるから、心がはやる。
にしたって、タワレコカフェはガチなモヒートで嬉しい。つか、今年のRSRはほとんどモヒート呑まなかったけど、呑んだモヒートは全部、バカルディモヒート注いだだけ、みたいな手抜きは無く、ちゃんとラムとライムとミントをその場で入れてくれていて、酒好きとしては嬉しい限り。
それはともかく、なんとかテント下に潜り込むと、斜め前の娘が
スマフォでテトリスしてたり。なんたるカオス!さすが四星球!
って、そうじゃなく、前回defのトリで出演したのが、たしかに
深夜のパフォーマンスとしては完璧と言ってもいいぐらいの出来だったので、昼帯の、後ろに制限ある時間に四星球ぶっ込むのは、さすがにどうよ?思ってたけど、まさか
ヤフー知恵袋に質問してくるとか!
そっから怒涛の4曲30分。
ウォールオブデスはまだしも、まさかまさか
defでサークルモッシュ見る日がくるとは思いもしなかったですよ。しかも、四星球で!
ラストのジャンプは来年にとっておいた、
完璧な締め方。
四星球ファンなら、「そのパターンね」みたいな展開かもしれないけど、流石すぎて、こっちはむしろ呆気に取られたぐらい。
コミックバンドがカッコいい。
コミックバンドだから許される格好良さがあって、それをとてつもない次元で表現できるのは、四星球だからこそ。
みんなコミックバンドやればいいのに。
「伯方の塩」のサウンドロゴで登場できるコミックバンドだからだし、「ライジングサン」と「愛人たくさん」を掛けられるのも、コミックバンドだからだよ(待て)
なにより、
雨の中「運動会やりたい」とテントの外に出れるのは、コミックバンドだけですよ!
セットリスト(ソースは手元メモ)
- クラーク博士と僕
- 運動会やりたい
- Mr.Cosmo
- HEY!HEY!HEY!に出たかった
17:20-18:00 NakamuraEmi https://gennari.net/meta/rsr52.htm#NE
defの外に出て見ると、すっかり雨がふりしきり世界だったので、潔く合羽を着込む。
テントには寄り道せず、でも、PROVOでウイスキーコーヒー600円を買い込んで、一息。
コーヒーはブラック派というか、夏でも滅多なことでアイスコーヒー飲まないという、
ゴリゴリの原理主義なため、ウイスキーコーヒーに砂糖入れられるのは抵抗あったんですが、
呑んだらおいしかったので許します。ウイスキーのラベルよく見えなかったんだけど、あまり見慣れないラベルだった気がしました。
おいしいだけが正義です(持論)
閑話休題。
なんでここでリスバンチェックしてんだベ?思いながら、EARTHエリアを抜けて、グッズ売り場の方へ。
いや、元入場口だし、大昔たしかに、GREEN OASYS出たらリスバンチェックやってましたよ。ええ。ええ。でも、
ここか?まぁ、素人には思い至らぬ思慮遠謀が・・・ちなみに、この時点では
リスバンチェックの男の子らがテンション高かったのは書き添えておきます。土砂降り後は、全然、そんなんでなかった。
もうグッズ行列に並ぶのは嫌だ!と、今年から使いはじめたオフィシャルグッズ会場引き取りは、たしかに楽チンで、サクっと欲しいものが手に入るのは嬉しい限り。
あとで気づいたけど、グッズまとめて入れてくれてたオフィシャルのビニル袋、
ポカリカラーだ思ってたら2017年ので、中に畳んだ2018年のビニル袋が入ってるという、なかなか豪快な仕様でした。
それはともかく、各出演者のグッズも確認。
獄門島一家は、そもそもグッズすくなそうなんで、売り切れは想定内だけど、まさかブッチャーズトリビュートの奈良さんTシャツが売り切れてるとは思わず。
なんだよ。やっぱ、みんなブッチャーズ大好きなんじゃないか。
買って帰るつもりだったブッチャーズがないので、仕方がないから、他のを物色。
まったく予定してなかったフイッシュマンズのルアーTシャツを衝動買い。
実は、ここで買っといた甲斐あって、見事、東京戻る時に着るTシャツとなりました。そうじゃなかったら、何年封開かないことか・・・
BOHEMIANまでの道のりは見慣れた道のりなので、
なんだかちょっとした安心感。「わかる、わかるぞ!」といった。
道すがらに、平岡恵子 a.k.a 桃乃未琴の歌声をさらりと聴きつつ、だいたい確実に入れるBOHEMIANのトイレ寄って、ウイスキーコーヒー空になったから、今度は北海道ブリューイングのスイカラガーだ!あと、お水もください。
いや、ビール3杯以上呑んだら眠くなるんですよ。本来。
雨が本降りになる中、ステージではNakamuraEmi本人が出てきて、サウンドチェック。
今年の人間交差点といい、そうか。
この娘が雨女なのか!と、正直思った(笑)
で、そのサウンドチェックでまさかの「今夜はブギー・バック」!
実際は、ブギーバックともう一曲のミックスだったんだけど、
自称「日本トップクラスのブギーバックコレクタ」としては、そちらに気を持ってかれるわけですよ。
ありがとう。ありがとう。
サウンドチェックが終わると、そのままの流れで1曲目「don't」で本編スタート。
ついつい左右非対称な格好を見ると「キカイダーみたい」と形容したくなるんだけど、Tシャツとブラウスを縦で切り裂いて、左右半分ずつ縫い合わせたみたいな服を着て、小さな体を全開に、ステージを広くきちんと使ってパフォーマンスするNakamuraEmi。
「
明日出演する、事務所の先輩、竹原ピストルさんをイメージして作った曲です 」
と、たしか言ってから唄った「痛ぇ」が、今回聴いた
全「新曲」の中で一番良かった。素晴らしかった。
ああ。この娘を「好き」と言って、恥ずかしくない人間になろう。
40分のライヴが終わる頃には、久々にそんなシリアスなことを考えた。
この娘に負けないように。
最後はやっぱり「YAMABIKO」
刺さったもんなら痛くて 心臓や脳まで貫く痛み
涙を拭くハンカチなんてないんだ Tシャツで拭って前を向け
(from「YAMABIKO」NakamuraEmi)
ヒューマンビートボックスが、カサリンチュのコウスケだった。
そうか、カサリンチュも同い歳か・・・
19:50-20:40 電気グルーヴ https://gennari.net/meta/rsr52.htm#dg
雨も雨だしと、戻りしなのEARTHで気になってた、山わさびレモン餃子とスパークリングワインを胃に押し込む。
山わさびレモン餃子は、レモン仄かだけど、山わさびが弱すぎて残念。俺は、俺たちは
山わさびが大好きなんだ!!!(謎テンション)
電気まで時間があるから、テント戻って休憩しようと思ったら、まんまと遭難してしまって、偶然たどり着いたのが、界隈ではダントツ有名な
居酒屋淳二!
なんたる偶然。僥倖。つか、超近所じゃないか!
みたいなテンションで、カメラを取り出し、幟を写真撮ってたら、なんか視線を感じるなと。
寄ってきませんか?とのことで、Tシャツも結局買わなかったのに、申し訳ないな思いながらも焼き肉と当たり目とうまい棒のご相伴に預かる。
RSR semi-EXPRESSって言います。あっ、知ってくださってますか。ありがとうございます。さっきまで忙しかったんですか?へぇ。アレですかね。やっぱり、今暇なのは、サンステがサチモスだからですかね?差し入れも持ってこず、すみません。いやいや、そんなそんな。
みたいな慎ましいやりとりをさせていただきました。
完全に、客は俺一人な状況で歓待されたため、本気で申し訳なさ全開になる小市民。
写真撮らせてもらって、
ごちそうさまでした。
テントに戻って、ケータイ充電しつつ、レポ用のメモを起こしてたけど、居酒屋淳二の幟見た瞬間、「あっ、ここネットで有名な人んとこや!」思ったけど、よく考えたら、俺も界隈ではそれなりに有名だった(苦笑)
でも、
ほとんど顔バレしてないあたりが強みです!
それはともかく、電気の前に、もう一段腹ごしらえしましょ。
サンステ行くんだから、まぁ、食べるならアレですな・・・ってことで、その前にトイレへ寄る。
出すもの出したら、まず酒だと、朝ビールセット買い込んだ地酒屋に再度立ち寄り國稀を。
前に並んで呑み比べセット買ってたおにーちゃんが言ってたけど、
会場内で、まともに日本酒呑ませてくれる店はここしかないので、来年も、ホントなんとか、
よろしくお願いします。
RSR最大の弱点は、
酒のラインナップですよ。ええ。ええ。
それはともかく、続いてクジーラに並んで、揚げピッツァの中からクアドロをチョイス。
コンサの合羽着てたから矢太郎さんに「明日の試合勝ちましょうね!」言われ、反応した続いてやっぱり(たぶん)専務さんに顔覚えられてることが確認され、さらに反応した久米井さんがこっち向いてくれたのでご挨拶。しかし、
自己紹介はしていない(笑)
名前と顔が一致しない、謎な感じの人っていいポジションじゃなかろうか。
Jリーグ石狩支部も、ほぼ毎回参加してるけど、俺の顔と名前が一致してるのって、主催のチョムさんと旦那さんぐらいなんじゃ?
閑話休題。
いざ、電気グルーヴ!
ってことで、俺にしては珍しく、ステージ向かって右のスクリーン前へ。
まさか「Fallin down」からはじまるとは思わなかったんだけど、なにより、
日本酒呑みながら踊る電気の気持ち酔さ!(
倉嶋紀和子(古典酒場編集長)ねぇーさん記法)
終わった頃には軽く泥酔でしたよ。まったく。冷静に考えるまでもなく、散々呑んでたのだけど、これがトドメ。
今年最大の経験則は「
電気グルーヴ見ながら日本酒は、気持ちいいけど、超酔う」
それはそれとして、DEVICEGIRLSが仕込んでくるネタには、ホントと敬意を抱くし、やっぱり今回最大の目玉は
日出郎!
まさか「オカマの大統領」で終わるとは!
しかも、名前間違ったから、
Twitterで日出郎に絡んでもらえる奇跡まで!
23:00-00:10 怒髪天×RSR FRIDAY NIGHT SESSION "TRIBUTE TO bloodthirsty butchers IN EZO 2018" https://gennari.net/meta/rsr52.htm#fns
気持ち酔さを引きずって、トイレで用を足したら、ギターウルフ行くつもりだったけど、
潔く寝ます!
睡眠大事やでぇ。1時間でも回復するもの。
一度、稲光を見かけたりもしたけど、小一時間で起きて、もう一回トイレ寄ってからdefへ。
それなりの満員感と、それなりの妙齢感。
そんな中、雷警報が発令された旨のアナウンスが流れ、「なこと言われてもな」感と、「ここで死ぬなら悪くないな」感が俺の中で同居。
実際、周りの人たちも、目立ったリアクションは無く。
そうこうしてる内に、まず兄ィとWESS若林で趣旨説明があってからの本編。
俺個人にとっての、ブッチャーズへの思い入れみたいなものは、それこそ、なぜか唄う権利を得たマイヘアの椎木君が、
やっぱりこのラインナップでは浮いていたようなもので、語ったところで価値はない。
たとえば、SLANGのKOが吉村秀樹のパネルを掲げて現れて、前にいたおねーさんが「KO君」呼んでいたり、吉野さんがオンマイクで「シミ、やっぱりいいちこの瓶持ってきて」とお願いしたり、吉野さんがいいちこでギター掻き鳴らして唄った「Never Give Up」の後、袖に戻ったら、その袖で起こった鳴り止まない拍手とか、MC一切なく、一言も発することなく、もちろんヴォーカルなく、吉村秀樹のいないbloodthirsty butchersが、5年ぶりなのに、記憶通りの、いや、記憶を上回る爆音で3曲奏でていったり・・・
違うな。
ウチのレポは、やっぱり吉村秀樹の悪口をメモっておくべきだ。
それが今年のFNSの趣旨だし、あの場所にいた全員に取り憑いたであろう「吉村秀樹の悪霊 (C)兄ィ」を鎮めるに違いない。ちゃんとしたエモい感想は、商業レポやTwitterに散々上がってるから、見ればいい。
KOと兄ィの話
・後ろに親族いるから、言える話と言えない話がある
・本当に腹が立った話は、こんな人前で話せない
・吉村秀樹の初代舎弟であり、ブッチャーズ初のローディはKO
・ペニーレーンで吉村さんが喧嘩したんだけど、結局、兄ィがススキノ警察に連れてかれる
・テレクラで交換手のバイトしていた吉村さんを起こすために、全財産170円だかしか持ってなかったKOが電話掛けたんだけど、その度にガチャ切り
・名場面みたいに扱われてるけど、普通他人のギター投げるか?
吉野さん、ゴッチ、奈良さんと兄ィの話
・奈良さんが最初に接点持ったのは吉野さん
・いきなり、ほぼ初対面の吉野さんからジャケのイラストを依頼された奈良さん
・弘前で行われた奈良さんのイベントにて、弘前ジョイポップスで弾きがたった吉村さん
・フジロックでギター弾き語り、通りがかるミュージシャンを辻斬りまくる吉村秀樹
・吉村さんにぶん殴られて、ススキノから泣いて帰った吉野さん
・
お前、俺のファンじゃなかったのかよ!
ラッコ(RACCOS BURGER)とTOSHI-LOWと兄ィの話
・東名阪岡でツアーするブッチャーズ。 ラッコ「
なんで岡山来てくれるんですか 」吉村さん「
お前がいるから 」
・吉村秀樹は「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えない
・喧嘩して、西荻のワッツ半壊
・気仙ロックで、全員脱げとバンドマン脱がし、全裸で人間ピラミッドさせられた10-FEETタクマ
・ちなみに、タクマのアソコは10-FEETなかった
エトセトラエトセトラ・・・
ホント、最低で最高のライヴだった。
悔しいでしょ?吉村さん。死んじゃったこと恨むでしょ?兄ィや吉野さんやKOに、言い返したいこといっぱいあるでしょ?何時でも、戻ってきていいんだからね。
00:30-01:50 レキシ https://gennari.net/meta/rsr52.htm#rekishi
ブッチャーズの爆音が脳みそにこびりついていて、もうフイッシュマンズ終わってるとか考えがまわらず、RAINBOW目指して歩き出してしまった36歳は、深夜の田んぼフェスへ参加することになってしまったのでした・・・
キツかった。さすがにキツかった。
だって、結構勝手に写真再UPされてるけど、去年の帰り、あの広大な池ができてたエリアがトイレやら通路になってるわけですから・・・
↑2017年
↑翌日撮った2018年
道すがら写真は撮るけど、自分がどこにいるのか、今ひとつ自信がなかったり。
レイントープは、結局、この夜中一回ぐらいしか近寄らなかったし。
すべて雨のせいではあるんだけど、
去年の経験則で、こうなるのはわかってたわけだから、打てる手はあったよなぁ。
もともと、
第1回の田んぼフェス翌年に、いろいろ排水対策打ってたんだけど、それが年々縮小していっての、去年であり今年だったわけだから。
↑2011年にあった立入禁止な貯水池
なんだ。どこぞの水害対策でも似たような話あったよね。たしか。
それはともかく、遠くで大化の改新が進められる中、ちゃんと伝言板も写真撮って、深夜のシケインを経由し、REDに辿り着いてみたら、いろいろなんか心が悲惨なことに。
年貢納めてる間にジントニ買って、さて、腹括って見ようかな。思ったぐらいに、結構本気な雨の気配。
深夜帯が土砂降り予報だもんなぁ。そうだよなぁ。この人混みに紛れて泥塗れはヤだなぁ。思ったら、やっつんのコスプレとか気にせず、粛々と撤収。
空腹を覚えつつも、這々の体でテントまで戻って、歯磨いて寝ます・・・
sleep https://gennari.net/meta/rsr52.htm#sleep
テント戻ったら、親父と甥っ子どもがレキシのおじちゃん見に行ったとかで、母親だけが残っており、軽く話してから、明日の朝用に風呂セット用意し、ジントニックで歯を磨き、泥塗れの両足を寝袋に突っ込んだ状態で就寝。
実際、テントをたたく雨音が強くなってきたので、尻尾巻いて逃げた俺が勝ち組だ・・・zzz
あとで確認したら、8/10は20928歩しか歩いてなかった。
雨のせい・・・