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洋画

作品名記述者記述日
スキャンダル唸るバクテリア2020/03/19★★★★

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スキャンダル」見ました。
やっぱりシャーリーズ・セロン最高!映画でした。
シャーリーズ・セロン良い女過ぎる。
帰りのエスカレータでバカップルかと思ったら、わりと利発な感じで喋ってたけど、たしかに三大怪獣大激突的なの期待してた向きがなくはないなと。
食い足りなさとしてはその辺にありますかね。
しかして、シャーリーズ・セロンのドヤ感というか、背負ってるものをちゃんと背負ってて、しかし、ウチはウチや!なオーラが見事だなぁ。この女いい女やなぁと。
もちろん、マーゴット・ロビーは良かったんだけど、何故パンツだけ!(待て)(違うシーンでブラは出した)
別に、デブのフニャチンを見たいわけではなく、演出でフェラシーンなんぞ平易に入れられたろうにと。
そゆ意味では、キスぐらい?もっと酷いことなかったの?と思うのだが。
モキュメンタリー風なカメラ回しとか、結構思わせぶりな演出とか、解釈に悩ましいとこはあるけど、徹底的に下衆は下衆として描かれていて、ハラスメントに対するエンパワーメントが強い映画。
ただ如何せん、三大怪獣なだけに話の重心が定まらなかった感じもあり
レズビアンだけど保守的で、現実に捕まり続けるもバイセクシャル?なんて、「未来」に乗り出すマーゴット・ロビーとシャーリーズとの対比は最後の鮮烈さになっている。
でもまぁ、それって普通じゃね?って気もする。
権力に寄り添おうとして、しかし現実に打ちのめされた結果、次のステップへ進むのは成長談としての王道ではあるんだけど、ストーリーの軸としてそれを置くのは適切すぎやしないか?っていう。
もうちょっと、現実と自分の対峙みたいな感じで良かったんじゃないかなぁ。
そういう意味では、すでに決心してる人と迷う人と知らない人の3人が主人公だったのだから、もうちょっと対比色を強めてくれた方が楽しかったかなぁ。
「交わりそうで交わらない線」ってのは、ドラマとしてはよくできているんだけども。
ニコール・キッドマンは灰汁の強い人のイメージではあるけど、たしかに老けたな。とも。
しかしさ、あそこまでわかりやすい下衆だとやりたい放題できる気がするのに、適度に押さえてたのは、リアルさでしょうか?それとも現在進行形の話ではあるんで、訴訟リスクを考えてでしょうか?
ちなみに、マードックの息子は期待に違わず馬鹿っぽいというか、威を借る狐な感じなのも良かったなぁと。
あとでパンフ見てたら、ジェス・カーって、どこかで見たことあるなぁ・・・思ったんだけど、そうか。「ゴーストバスターズ」の人か!(ケイト・マッキノン)
たしか、本当にレズビアンなので、細かい仕草がリアルで流石だなぁと。

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