雑感・レヴュ集
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映画

作品名記述者記述日
スターウォーズEpisodeII クローンの攻撃唸るバクテリア2002/07/20★★★★

ここでも若干内容に触れてますので興味のある方はどうぞ。

壮大に張り巡らされ、ミッシングリンクの隅から隅までをひたすらつなぎまくるこのEpisodeII。
オモロいなぁ。スターウォーズって、こんなオモロイ映画だっけ?ってぐらいオモロイです。
EpisodeIIIがこれよりオモロかったときのために★5つは取っといてるんですが、シリーズものじゃなかったら迷いなく★5つ。でも、シリーズものじゃなかったらここまでオモロくはなかっただろうわけで、ここら辺ってスゴい難しい話ではないかと。

迷わず今回は音楽話をしたいと思うのです。無茶苦茶音楽いいんです。いろんな意味で。
映画音楽にはいくつかの意味があって、たとえばドラマを演出する音楽。
今回だとアレですよ。緑の丘のちゃっちい(笑)ラヴロマンスですよ。
次に主人公たちの心情を表現する音楽。
これはアナキンとアミダラのキスシーンですな。死刑場へ引き出される直前の。
そして、伏線となる音楽・・・
これがさぁ、もうなに?シリーズものだけあって凄まじく良いのですよ。
この場面でそのテーマがかかるのか!!
危なく叫びそうになりましたよ。もう、露骨なのにそれがたまらなく良い!
んで、もう一ヶ所たまげたのがラストの数分間。
クローン兵たちが整列し、ヨーダが不吉な予言を残し、流れるテーマ。それが結婚式のシーンに転換した時、あのテーマがとても滑らかに質素な式に花を添えるのですよ。
いや、このまったく違和感ないメドレーがさぁ、刹那の幸せを無茶苦茶表してくれて、将来を想起させずにはいられない。

EpisodeIIIはどんどん主人公の二人が闇に落ちていく話になるわけで、音楽サイト的にはもの凄い音楽に期待しちゃうわけです。
あの曲がこうなったんだから、今度はこの曲がああなるんだろうと・・・
帝国の萌芽が見られたEpisodeII、未来への希望の種が落とされるEpisodeIII・・・

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