まさか「宇宙人東京に現わる」！！！
ハリウッドで、スーサイで、ジェームズ・ガンで、「宇宙人東京に現わる」とは思いもしなかったよ！最高。
しかも、パイラ星人を倒すのはネズラ！！！
これで上がらなければ特撮フリーク辞めて死ねというお話。
パンフ見たら、見事に樋口真嗣も同じこと書いてたので、ワタクシもいっぱしぶって良いかしら。やったー！
いろいろ間違ってるが、これ以上の感慨があろうか？いや、無い。
世界中に大映特撮を知らしめるとは、恐ろしい男よ。ジェームズ・ガン。
特撮フリークで良かった。
じゃなきゃ、この映画なんだかわからんかった。
つか、普通の人は、この映画なに楽しいんだ？
グロか？グロ描写か？たしかに、最初脳味噌出てきてやった！思ったけども。
あと、これは余談だけど、スターロの分身が腋から生まれるのって、キリストの隠喩か!!という、盛大なネタバレ。
町山さんも「たまむすび」で、そんなこと言ってなかったから、魂消たよ。まったく。
って、アレ？miyearnさんの書き起こし読んだら、普通に言及してるじゃないか・・・忘れてた・・・
これはもう負けてられないので、権利だけは持ってるけど使いこなせる気配のない角川は、庵野たんが死ぬまでに「宇宙人東京に現わる」をリブートしなくちゃですよ。
「シン・宇宙人東京に現わる」！
大映トリビュートだから☆は4.5であって、そうでなければ吹き矢見た瞬間、前日の「シュシュシュの娘」を思い返したぐらいの映画ですよ。ええ。ええ（言い過ぎ）
とりあえず、さえぼー先生のブログ見たら、なるほどそう見たか。
あと、「ムービーウォッチメン」Podcastで、子どもの命の扱いについて、ジェームズ・ガンの過去ツイートへの自省の念って話を聞いて膝を打ちました。
さておき、ストーリィは追っても詮のない話というか、スーサイならなにやってもOKっていう、ある種の安直さが生きてるので、とやかくは言わないのだけど、やっぱりハチャメチャさがないと、こういう話は面白くないですよ。ええ。
唯一にして最大の問題は、絶対にハーレイクインは死なないとわかってるから、そこだけ緊張感に欠けることだが、おそらく吹き替えなしで、アクションしてるだろうマーゴット・ロビーは、いっそ、往年のジャッキー・チェンばりのアクションで、惚れ直すというか、改めて惚れるなと。
花咲き乱れるのとか、善悪を超越していて最高ですよね。まったく。
一連のDCユニバースなハーレイクインのアクションシーンだけのBlu-ray売ってくれんか。惚れ惚れする。
話の根っこのところに、いろいろアメリカdisがあるとか、主人公もボスも黒人でバランス取ってるのかなぁ。とか、見受けられるところもありますが、すべてはどーでもいいのです。
生き残ったメンツからして、ジェームズ・ガン映画だから、最後までなんか小ネタツッコんでくるだろなぁ思ったが、そこで続編作るのか？恐ろしや。恐ろしや。
え？いや、まぁ、そうですね・・・
たしかにワタクシ、高いテンションで一気にレヴュ書きましたけども、「宇宙人東京に現わる」もネズラも知識だけで、見たことはないですよ。ええ。
なので、他の大映ネタが混ざっててもスルーしてる可能性大。
