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邦画

作品名記述者記述日
うみべの女の子唸るバクテリア2021/09/30★★★★

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行こうか行くまいか、何度か逡巡した結果、大好きな高崎かなみが「うみべの女の子」役だと知ったので「うみべの女の子」見ました。
いちお、実家に置いる原作「うみべの女の子」復習したよ。
新宿武蔵野館は大学生ぐらいの子らが案外いて、むしろ、「サマーフィルムにのって」とかにいたオッサン客が、そこまでいなかったのはタイミング(公開週)の問題?
いずれにせよ、おかげで視界妨げられることもなく、楽に見れたわけだが。
ただ、劇中にドタバタ席を立って戻ってきたのはオッサンだった。本当にオッサンは滅びればいい。オッサンが言うんだから間違いない
で、まぁ、ほぼワンカットだけだったけど高崎かなみが抜群に美しかったのです。スカート絞ってるのとか、たまらんのです。
俺が「美しい」なんて言うことまず無いから、そこは信じて欲しい。あれは惚れる。
狡い。もともと好きだけど、さらに好き。あれは狡い。
落ち着こう。
映画全般としては、結構きっちり原作トレースしていて、ちょっとビックリ。
ワンカットで見せてるシーンもチョイスは適切だし、ブログをTwitterにしてるのも絶妙なところではあるし、良く撮れてもいて映画の悦楽もあるんだけど、そうなると逆に細かいところの違和感が大きかったりもする。
鹿島の暴力シーンや転落シーンは、そんな思わせぶりなカット入れる?とか、乳首券は発行されてるのに暴力は駄目なの?思ったら、磯辺が三崎を襲撃する時はしっかり暴力描写映すし、磯辺の告白というか厨二病吐露をBGM入れずにやりきって、おっ!思ったのに、ラスト小梅がキスをせがむシーンにはBGM入れたり。
なんだか、それは中途半端すぎやしないか?
なにをどこまで頑張るのか?頑張りたいのか?っていう。
ただ、高崎か(略)
一番硬直したのは、ラストの小梅と大津のキスシーンですよ。
途中で大津役の平井君がキスを受ける口になっちゃって、それじゃ唐突感がないだろ!っていう興醒め。
そこは歯をぶつけるぐらいでもいいんだよ!
ただ、高(略)
ヒロインの石川瑠華は、でも素晴らしいですね。小梅感というか、浅野いにお感がジャスト
R-15とはいえ、バストトップを出した濡れ場もやりきってたし、なにより、小梅側の厨二病(パンフで峯岸みなみが言及してるのが絶妙)が、しっかり表現されてて、売れて欲しいなぁと。おっぱい綺麗だったし(待て)
劇中イソべやんぬいぐるみや、イソべやんTシャツ着てたりは浅野いにおファンへの目配せもあるけど、「いそべ」つながりで磯辺が好きだからですよね。まったく。
磯辺役の青木柚は磯辺っぽかったが、如何せん、あの髪型にすればみんな磯辺な気はする(極論)
監督も原作者も磯辺だと言ってるので、たぶん、髪型違っても磯辺なんだとは思うが。
そして、しかして桂子なのです。中田青渚なのです。
この娘そっくりな娘、俺の友達にいる!(待て)
「あの頃。」に出てたって?全然記憶にないぞ。この眼鏡っ娘が好き。
全体的に良くできているんです。映画の出来は。
ただ、結局、この話、単に男の子のエゴなだけじゃね?ってところに対して、漫画を超えるところまでは到らなかったかなぁと。
浅野いにおが言うには女性ファンのが多いらしいんで、これは俺の勘違いなのかもしれないけど、中一で告ってフられた女の子から「セックスしたい」言われて、処女を奪って、セフレにして、散々やり散らかしたあと、雨上がりに憧れのお姉さんと遭遇して連絡先交換して、「好きだ」って言ってくれた元好きな子をフるとか、どんな童貞の妄想か
これが気持ち悪くなかったら、なにが気持ち悪いの?
もしかしたら、過剰防衛反応かもしれんが。

あとは・・・
見終わったあと素直に、好きな女の子とまぐわいてぇなぁと(馬鹿)
ああ、まぐわいたいまぐわいたい。

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