雨予報にびくつきながら行ってきた「怒髪天 必要至急特別公演 キャプテン野音2020 〜1/2の神話(キャパ)〜」
見事にチケットトラブルが周囲で発生していたり。
詳細は書かないけど、
ホットスタッフは怒られろ!雑なんだよ!!
とりあえず、隣のおねぇーさんが超絶いい人だったので、あやうく惚れそうだった(待て)
にしても、この日のために持参した
オレンジワインが抜群に旨くて音速で呑み干しそうだった。
やはり「旅路」は良い。完全に好きな葡萄は「旅路」です。即答。人生でこんなにツボにハマる葡萄があろうか?いや、ない(反語)
浴衣のおねぇーちゃんやゲーフラ掲げてるにーちゃんがいた中、(勝手に)渦中のホットスタッフの人が言った台詞が
「
アルコール飲料を飲まないでくださいとは申しません 」
ヤだ。そんなこと言われたら嫌いになれない☆
万が一、駄目だった時のためにこっそりタンブラーに入れてワイン持ち込んだのだし、野音着いて、最初にビール売ってるか確認したけれどもさ。
風が吹くと気持ちいい。
「
不動の信念、我慢の時でございます 」
と言う。
そうなんだけど、なにより大事なのは適切なコントロールなわけだが・・・
認めなくない感もあるホットスタッフの人の呼び込みで、1曲目が「オトナノススメ」
なんて絶妙なチョイス!
オトナはサイコー!オトナはサイコー!
ぜんぜん楽勝 恐れるに足らん
オトナはサイコー!青春続行! 人生を背負って大ハシャギ
(from「オトナノススメ」怒髪天)
もちろん、そっからははしゃいだわけだけど、目の前にいたセンターのカメラ。あんなパンしてなに撮ってたんだろ?
ずっと左右に走り続けてるカメラマンとか、あれ、ブレブレじゃね?
現代文明はアレですら手ブレしないの!?!?!?
それはともかく、
「
MCが面白いタイプのバンドじゃないから 」
なんて兄ィは飛ばすわけだけど、環境省からでも進次郎が見てたなら、まぁ、認めても良い(何様)(野音の隣の中央合同庁舎第5号館は厚労省と環境省が入省してる)
で、まぁ、ライヴはじまってからいろいろ確認してみると、チケットトラブルなわけだけど、たしかに、ちゃんとキャパは半分っぽい・・・表面上のやっつけじゃなくて、ちゃんとやれよな・・・
「
のり弁をナイフとフォークで食べさせてる感じだ 」
「
ロックバンドは悪い友達なんだよ 」
なんて、パワーワードをMCで繰り出す兄ィ。
終盤に持ってきた新曲「孤独のエール」が、やはり今回本編ハイライト。
がんばれ!がんばれ!
それは自分に向けてだけ
独りうつむいて 拳を見つめて
小さくつぶやく言葉
(from「孤独のエール」怒髪天)
そう。昔は超悪かったって知ってても、どんなに悪びれても、兄ィは決定的なところをわかっていてくれていて、そこは5億%裏切らない。
だから、3月にスキカウ見て以来、約半年ぶりのライヴが怒髪天の野音で本当に良かった。
間違いなく俺は救われた。
途中から顎が痛くなるとか、どんな無意識に力んでんだ。
「
野音でギャオーン 」
なんて、しょうもない坂さんの駄洒落も飛び出したけど、本編ラストが「ポポポ!」→「酒燃料爆進曲」→「タイムリッチマン」という、完全に2020年の怒髪天に相応しいセットリストでした。ありがとうございます。
んでもって、次のアルバムが「ヘビーメンタルアティテュード」!
つまり「HMA」
もう、俺は爆笑してたわけだが、これはもうフミオの見解を聞きたい。
そして、その表題曲「ヘビーメンタルアティテュード」からの「雪割り桜」
雪割り桜 春を待たずに 咲き誇る魁の花
雪割り桜 冬の時代に 俺達は咲いた花
(from「雪割り桜」怒髪天)
晩夏には暑すぎる9月なのに、なんでこの曲を聴くのがこんなも相応しいのだろう?
思わず「Tabbey Road」をBGMにこの日は寝ました。
最後のMCが
「
ヤツはとんでもないものをぬすんていきましたよ 売り上げです 」
で、隣のおねぇーさんツボってたけど、アンコールでポツポツしていた雨が、たぶん、新譜の「スケール感大きい曲」だろう曲が流れている間に強くなり、日比谷公園出る頃には土砂降り。
準急に書いたらボチボチウケたけど、怒髪天ってバンドはロックの神様に愛されてるし、怒髪天を好きで良かった。
RSR2003のサンステ。
あの場で怒髪天を見たから、ここにいる。
間違いなく、これでもうちょっと頑張れる。
ありがとう。