Ｕ・Ｂ ＞たまには空虹さん目当てで来た人向けに濃いい目のトークを。
空虹桜＞いや、いいんだけど、ここはアタシのサイトのハズなのに、「たまには」って。
Ｕ・Ｂ ＞そこはホラ。先週分なんかからここ読み始めた人には俺のサイトにしか見えないし、実際君
は店子にすぎないわけだから。
空虹桜＞殴るんだったらグーだよね。小石とか掴みながら。
Ｕ・Ｂ ＞まぁまぁまぁ。ホラ、殴る痛いよ。手。わりとおいら骨丈夫にできてるから。見た目より。（※１）
空虹桜＞うーん、うーん・・・
Ｕ・Ｂ ＞最近なんか前振り長い気がするけど本題。去年空虹さんが発表した超短編はヤケに北海道って
いうか、空知ネタが多かったんじゃね？って話。（※２）
空虹桜＞今気づいたけど、「空虹」と「空知」って音が似てるね。
Ｕ・Ｂ ＞えっと・・・だから？
空虹桜＞そやってアンタに切り返されるとヤケにムカつく。
Ｕ・Ｂ ＞そりゃ、意識的に切り返してますから。んで、「じゃがいも祭り」は空知じゃないけど、近場の美
瑛と。「生」は普通に北海道ネタに見えるけど、おそらくは滝川というか松尾（※３）。あからさまなのは「連
れてゆく(1)」。絶対誰がなんと言おうと滝川から赤平に来る汽車の中!!
空虹桜＞実際は「菜の花畑」と「田んぼ」と「玉ねぎ畑」がいっぺんに見通せるアングル無いけどね。
Ｕ・Ｂ ＞「玉ねぎ畑」の代わりに「蕎麦畑」とかはアリだけどね。（※４）
空虹桜＞ちなみに、わかりにくいけど「降るまで」は芦別だから。設定は。
Ｕ・Ｂ ＞ふぅん・・・ああ！もしかして「星の降る里」だから！（※５）
空虹桜＞ただ、場面のイメージは高校の時だったか大学の時だったか、例のバンガロー（※６）にみんなで泊まった時
見た流星群だけどね。
Ｕ・Ｂ ＞ああ、なこともありましたね。懐かしいな。
空虹桜＞ねぇ。って、なんの話だっけ？
Ｕ・Ｂ ＞なんだっけ・・・そうそう、なんだってそんなローカルづいてたの？
空虹桜＞道外の大学入って、卒業して北海道戻ってきたじゃない。そこでいっぺんリスペクトを形にしても
いいかなぁってのが一つ。
Ｕ・Ｂ ＞リスペクトだったんッスか？
空虹桜＞「500文字」のアクセス数やなんかを考慮すると、わりとハッキリしたリスペクトになるんじゃない？
Ｕ・Ｂ ＞読んでくれる人の量がリスペクトを現すなら、まぁそうだわな。で、「一つ」ってことは、他にも理由あ
るんッスな？
空虹桜＞うん。去年オフ会行ったじゃない。そこで前から言われてたけど、改めてはやかつさんに「冷えた椅子」がい
いって言ってもらえて、空虹桜の作家性としても「いい」って言ってもらえる北海道の空気を書け
る人でいたいなぁって。
Ｕ・Ｂ ＞えっと、実際問題として、書けてるんですか？
空虹桜＞・・・グハッ・・・
Ｕ・Ｂ ＞まぁ、そこは読者が判断するとこだからな。で、今後もその方向ですか？
空虹桜＞ここでこんな話しちゃったら、北海道ネタ競作出しても作者バレしちゃうし、そればっかじゃ芸がない
から、適度なタイミングで適度にね。ただ、柱として北海道の空気とか質感が書ける作
家ってのはね。（※７）
※１ なにせ今だかって一度も骨折したことがない。捻挫はわりとあるけど、靱帯も全部つながってる（ハズ）ただ、わりと突き指はクセになってる。
※２ 空知：北海道は広いため、道と市の間に行政区分が存在していて、それを「支庁」と呼ぶのだけれど、Ｕ・Ｂと空虹の故郷である赤平周辺は空知支庁なわけですよ。んでまぁ、田んぼと畑と炭坑が空知支庁の目玉と。
※３ 松尾：味付けジンギスカンと言えば松尾ジンギスカン！赤平の隣町でありＵ・Ｂも空虹も高校時代を過ごした滝川に本社!!ちなみに、この作品がＵ・Ｂの手元に来る直前マグマでジンギスカンネタをやっていたので、絶対それが下敷きのハズ!!
※４ 菜の花も蕎麦も休耕地の再利用っていうか有効利用で植えられている。ちなみに、玉ねぎは滝川の名産。しかし、今週の注釈はマニアックだなぁ（笑）
※５ どこにもたいていあるもんだと勝手に思ってるわけだが、芦別市のキャッチコピーが「星の降る里」ちなみに、赤平市は「虹の映えるまち」で滝川市が「風の吹く町」って、アレ？滝川ってこのコピー止めちゃった？
※６ ＠赤平。カメムシさえ出てこなければ、夏場赤平のオートキャンプ場やそばにあるバンガローに家族旅行なんかでいらっしゃるのは檄おすすめでありんす。温泉もあるし。
※７ 空虹桜２０行。Ｕ・Ｂ１９行で、久々にギリで俺の負け。チッ。まぁ、空虹さんも思ったより考えて作品書いてんだなぁと。後づけな気がするけどな（ドクロ）
