その40「2022年の事件簿」

U・B> さて、毎年恒例、1年振り返り事件簿です(※1

空虹桜> もう12月か・・・怖い・・・やりたかったことなにも出来てない。1年まるまる自由な時間が欲しい・・・

U・B> 突然なにを言い出しますかね。君は。

空虹桜> 捻りだした時間でノルマはこなしてるけど、逆に言うと、ノルマしかこなせないんだよ。ピンチ。ピンチ。

U・B> それはまぁ、己ごとなのでなにも言えないんですけど、ともかく事件簿です。2022年の第3位は「イギリスと日本の国葬の違いとは?」(※2

空虹桜> いきなり・・・アタシは大英帝国の民じゃないから、詳しくは知らんけど王様と首相比べても仕方ないよね。

U・B> そうなんですよね。本質的には。あとは大往生と暗殺(※3)を比べても仕方が無い。

空虹桜> ね。アタシ自身は1nmも安倍ちゃんが惜しいとは思わないし暗殺を肯定もしないのだけど、単純に王制を非難していても王様死ぬと流石に動揺隠し切れないってのと、選挙によって選ばれた首相とでは、感情移入の度合いが違いそうってのは、結構気になるところなんだよん

U・B> 「王様の死」って、19世紀以前の話ですよね。

空虹桜> そう。そういう意味では、民主主義って人の心に忍び込み切れてないというか、他人のせい感が残ってるのかなぁって。

U・B> なるほど。でも、王制って、こっちの知ったこっちゃないところで作られたルールじゃないですか。お仕着せられてる感があるものだと思うのだけど。

空虹桜> ねぇ。たぶん、そこがウマいこと現代の王制が現代に馴染むことの努力をしていることの証さな気もするけど、これはさ、決定的なとこだと、あくまで民主主義国家の王制の話なんだよね。

U・B> はいはいはい。それこそカタールとかサウジとか。

空虹桜> ね。たぶん、絶対王制じゃなくなって、王制が相対化されたからこそなんだとは思うんだよね。

U・B> あっ、ってことは、民主主義がある種の1強権力になってしまってるから、共感を招きにくいのかしらん?

空虹桜> どーなんだろね?それはそうなのかも知んないけど、そこはまだ分析待ちっていうか。まぁ、いずれにせよ、エリザベス女王の可愛らしい少女から現在の妖怪感溢れる老体に到るまでと、灰汁が薄いというか貧素な顔立ちの安倍ちゃんだと最初っから勝負は付いてんだよね・・・

U・B> 安倍ちゃんはさ、敬愛する久米田康治大先生(※4)が描かれてるのが、一番俺のイメージする安倍晋三イメージに近いんだよね。ググっても出てこない(※5)んだけど。

空虹桜> まぁ、いずれにせよ、今年は他にもいろいろショックを受ける方が亡くなってたりもするので、一緒くたにして申し訳ないけど、心より哀悼の意を。

U・B> そう遠くない将来、そっちに行きますので。さて、第2位ですが「まさかドイツとスペインに勝つとは」(※6

空虹桜> あんなに大会前は世の中盛り上がってなかったのに。

U・B> ね。なにせ、ウチですらW杯前駄話をしなかった(※7

空虹桜> あっ!そだ。やってない!!!

U・B> なにせ、俺ですら直前のカナダ戦までは駄目な予感しかなくて、初めてW杯見なくていいかな。ぐらいのテンションだったんだけど、直前の「FOOT×BRAIN」生放送で勝村さんの煽り見たら(※8)、いや、サカヲタがそんなんじゃアカン。と、素直に思いましたよ。ごめんなさい。

空虹桜> やっぱり、この4年ぐらいで、クラブサポはクラブへの思い入れの方が大きくなるもんね。

U・B> そうなんですよ!でも、そこは来年のサッカー駄話で詳しくやりたいとは思うんで、全然、空虹さんとW杯話してないから聞きたいんですけど、どうでした?

空虹桜> 遠藤航スゲェに尽きるんじゃないの?(※9

U・B> そこですか?

空虹桜> 4試合通しで見た時に、安定してパフォーマンス発揮したのって前田大然(※10)と遠藤航ぐらいかなぁっていう。あとは富安か(※11

U・B> 権田は?(※12

空虹桜> 権田大っ嫌いなアンタに訊かれるとは思わんかった。

U・B> いや、素直に彩艶連れてって欲しかったんですけどね。

空虹桜> つか、別にアレだったら周ちゃん(※13)の方が今シーズンのパフォーマンスは上だったからね。

U・B> でも、Jリーグのセーブランキングでは1位(※14)だったんですよ。権田。

空虹桜> それ見たけど、J1下から3位までのクラブGKが入ってるんだから、なんの役にも立たないランキングでしょ?

U・B> ええ。そゆ意味では、ドイツ戦のMVPが権田だったんですけど、世界レヴェルでGKへの評価軸が「弾くこと」になってるのは、ちょっとマズいなとは思ってます。

空虹桜> もちろん、スーパーセーブは凄いし、クロアチアのリバコビッチ(※15)みたいに、どうかしてる人がいるのも事実なんだけど、シュートはそもそも打たれちゃいけないんだから、打たれないようにオーガナイズできるGKが評価される世界にならないとね。

U・B> ですね。そこは菅野様とか菅野神とか言ってる場合じゃないんですよ。コンサポも(※16)それはともかく、あと、Numberあたりにちゃんとやって欲しいんだけど、森保と鎌田と南野の関係(※17)をちゃんと把握したい。だって、事実上鎌田と心中して失敗したわけじゃないですか。

空虹桜> 地上波で見てたんだけど、伸ちゃんも岡ちゃんも(※18)鎌田のパフォーマンスの低さに、言外でちゃんと言及してたね。

U・B> そう。明らかにパフォーマンスが低かったんですよ。左トップ下よりボランチのが多少パフォーマンス良かったんだけど、それにしても、ベストパフォーマンスと比べると如実に低かった。にもかかわらず、何故南野を使わなかったのか?

空虹桜> アジア予選の時は、パフォーマンス低かった南野使ってたっていうね。

U・B> そこは、結局、決勝でデシャンが前半からジルーとデンベレ(※19)下げたことを考えると、決定的なところで、勝負師として森保はまだ甘いのかなぁっていう。

空虹桜> そこはでね。でも、日本にはエムバペはいないし、メッシもいない(※20)んだから、そういう個に依存したサッカーをするべきでは無い。

U・B> どうしたって、そういうとこに行っちゃいますよねぇ。決勝はスンゴイ試合だったけど、結局メッシとエムバペの試合でしかなかった。あと、ディ・マリア(※21

空虹桜> そだねー。とはいえ、モロッコを目指したらベスと8行けるかもしれないけど、それじゃつまらんし、目指すとしたらミニクロアチアなんだろうね。

U・B> ミニ。まぁ、あの中盤は焦がれても無理ですからね。

空虹桜> とはいえ、あと20年あれば近しいところには行けそうな気もするんだけどね。

U・B> なにを根拠に?

空虹桜> だって、20年前は日韓W杯(※22)だよ。あの頃を考えれば、チャンピオンズリーグに何人出てるさ?(※23)って話でしょ。

U・B> ですね。じゃあ、今年のニュース第1位は「もう勘弁してください。プーチンさん」(※24

空虹桜> 勘弁してください。

U・B> いちおさ、生粋のムネオヲタ(※25)としては、ムネオの言うロシアの主張はわからではないわけじゃん。一方的だけど。

空虹桜> そうなの?知らんのだけど。

U・B> 超要約すると、ウクライナが約束破らなかったから侵略したって言うわけですよ。それはある程度事実なんだろうけど、だからと言って侵略していいわけじゃないじゃん。

空虹桜> 約束って、もともとの信頼関係の上に成り立つものだからね。

U・B> そうなんですよ。旧ソ連はウクライナを陵辱してた事実があるから、たぶん、歴史を遡りはじめると大ロシア主義は、大東亜共栄圏と同じ程度にペラい。

空虹桜> 一面だけ正しくても、他の面が全部アウトだったらトータルでアウトって判断、わりと人間って苦手なんだろうなぁというのが、今のところの観察結果。

U・B> トータルって、何処までを見据えてトータルなのか?ってのもあるじゃないですか。

空虹桜> そうね。ここでプーチンがウクライナ侵略した結果、欧州のエネルギー危機がやってきたので、ディーゼル偽装をEVと温暖化で有耶無耶にしようとしていたのが失敗した(※26)ってのは、ホントにトータルマイナスなのか?っていうと怪しい。

U・B> ゼレンスキー(※27)が暴走してるってのは、ある一面に置いては正しいと思うんですよ。プーチンと比べたらまともに見えるだけっていう。

空虹桜> たしかに。でも、ウクライナ侵略を、見過ごしていいわけでは無い。明日は我が身。

U・B> ですね。だからといって、防衛費上げればいいって話でもなくて、外交力はどこ行ったのか?ってとこは間違いなくある。

空虹桜> 序盤のゼレンスキーの外交力は、もともとエンタメの人だけある印象ではあったけど、そこが慣れてしまった時に、今ひとつインパクト出せないのは、ゼレンスキーが天才では無い証左でもある。

U・B> チャップリンだったら、今頃勝ってたかもしれないとか?

空虹桜> まぁ、それもあるけど、チャップリンだってヒットラーに勝てたわけじゃない(※28)し、勝ち負けの問題でも無いだろうからね。

U・B> そりゃ、まぁ、そうですなぁ・・・

空虹桜> いずれにせよ、アンタが言ったとおり、プーチンしかこの侵攻を止められないので、プーチンが勝ったことにするか、プーチンが死ぬしかないんだろうね。

U・B> 辛いなぁ・・・

空虹桜> 辛いけど、生きるしかない。


※1^ 毎年恒例、1年振り返り事件簿です:その4「2019年の事件簿」その16「2020年の事件簿」その28「2021年の事件簿」なお、以降の注釈はすべてUP時点です。
※2^ イギリスの国葬:女王エリザベス2世の国葬。 日本の国葬:安倍晋三元首相の国葬。
※3^ 大往生と暗殺:エリザベス2世は直前まで公務に励んでいたほどでの大往生。一方、安倍晋三元首相は参議院選挙の演説中に射殺された。
※4^ 敬愛する久米田康治大先生:久米田康治の代表作は「さよなら絶望先生」や「かくしごと」等。
※5^ 一番俺のイメージする安倍晋三イメージに近いんだよね。ググっても出てこない:久米田康治ワールド Wikiサイトは出てきたのだけど・・・
※6^ まさかドイツとスペインに勝つとは:2022FIFAW杯カタール大会の日本代表の話。
※7^ ウチですらW杯前駄話をしなかった:例年、W杯前に展望駄話をしていたのだけど、今大会は実施しなかった。
※8^ 直前の「FOOT×BRAIN」生放送で勝村さんの煽り見たら:生放送だった11/19放送回
※9^ 遠藤航:ブンデスリーガ・VfBシュトゥットガルト所属のMGにしてデュエルマスタのこと。
※10^ 前田大然:スコティッシュ・プレミアシップ・セルティックFC所属の日本坊主協会を代表するFW。
※11^ 富安:プレミアリーグ・アーセナルFC所属のDF。冨安健洋のこと。2022年時点でアビスパ福岡ユース最高傑作。
※12^ 権田:Jリーグ・清水エスパルスのGK権田修一のこと。
※13^ 周ちゃん:Jリーグ・浦和レッズのGK西川周作のこと。ちなみに、注釈付け忘れたけど、彩艶は同じくJリーグ・浦和レッズのGK鈴木彩艶のこと。
※14^ Jリーグのセーブランキングでは1位:見たソースは違ったのだけど、今見つけられたのはこれ。セレッソの金鎮鉉以外は、たしかに優勝争いに絡まなかったクラブのGK。
※15^ クロアチアのリバコビッチ:W杯1大会で4本PKストップした凄い人。
※16^ コンサポ:北海道コンサドーレ札幌のサポータ。略してコンサポ。
※17^ Number:スポーツ総合雑誌ナンバーのこと。 森保:サッカー日本代表監督森保一のこと。 鎌田:ブンデスリーガ・アイントラハト・フランクフルト所属のMF、鎌田大地のこと。 南野:リーグ・アン・ASモナコ所属のMF、南野拓実のこと。
※18^ 伸ちゃん:北海道コンサドーレ札幌のMF、小野伸二のこと。 岡ちゃん:FC今治運営会社「株式会社今治.夢スポーツ」代表取締役、岡田武史のこと。
※19^ デシャン:サッカーフランス代表監督、ディディエ・デシャンのこと。 ジルー:サッカーフランス代表歴代最多得点記録保持者のFW、オリヴィエ・ジルーのこと。 デンベレ:FCバルセロナ所属のフランス人FW、ウスマン・デンベレのこと。
※20^ エムバペ:キリアン・エムバペ、キリアン・エンバぺ、キリアン・ムバッペ、キリアン・ンバッペ、キリアン・エムバッペ、キリアン・エンバッペと、表記揺れが多いことで有名なフランス人FWのこと。 メッシ:見事にアルゼンチンの英雄となったリオネル・メッシのこと。
※21^ ディ・マリア:ユヴェントスFC所属のアルゼンチン人FW、アンヘル・ディ・マリアのこと。
※22^ 20年前は日韓W杯:2002年に日本と韓国でサッカーW杯を開催したのじゃ。ふぉっふぉっふぉ。
※23^ チャンピオンズリーグに何人出てるさ?:ここでのチャンピオンズリーグは、UEFAチャンピオンズリーグのことで、サッカーの話。
※24^ プーチン:ロシア連邦第2・4代大統領であり、ロシア正教会首席エクソシストのウラジーミル・プーチンのこと。
※25^ 生粋のムネオヲタ:日本の政治家鈴木宗男が、ムネオハウスで辻元清美に侮辱されてた頃からのムネオファンが、唸るバクテリア41歳なのであります。
※26^ ディーゼル偽装をEVと温暖化で有耶無耶にしようとしていたのが失敗した:西洋史観というか意味では、結局、欧州とロシアの喧嘩なんて白人どものじゃれ合いに過ぎないのですよ(偏見)
※27^ ゼレンスキー:ウクライナのコメディアンにして、第6代大統領のウォロディミル・ゼレンスキーのこと。
※28^ チャップリンだってヒットラーに勝てたわけじゃない:とはいえ、チャップリンがちゃんと戦ったことに意義はあるし、英雄と呼べる。

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