ジェンティルが亡くなって思い出すのは、あの時、ブエナが有馬で走ることを諦めたのに対し、ジェンティルは有馬で力を見せつけたことを思い出す。
あんなに府中の人だったジェンティルが、最後中山で力を見せつけるって!
最後のレースだってわかっていたからこそ、無理をしたに違いないとも思ってしまう。
ブエナがいて、オルフェがいて、ジェンティルがいて、キタサンがいた。
2010年代は毎年のように有馬記念を見に行っていたので、どうしたって有馬の思い出が強いのだけれど、訃報に触れる度、どうしたって馬の一生は短いとも思ってしまう。
お疲れ様でした。
最高に格好いい人でした。