なんとなく外れな気がしないじゃないのは、
タイトルが微妙だから!
そんな映画「
355」見ました。
ちなみに、タイトルの意味は本編最後の方で言及されるけど、
実はそっちのがよっぽどなので、それを映画化して欲しい。
にして、本編はなんと言っても
<font size=“5”>ビバ!中華資本!</font>
あんな端末ホント手にしたら、我先に中国政府っていうか、習近平が使いたがるだろ。それを世界平和のためにとか
無理があるよね。まったく。
でも、
ロケ地は台北。諸行無常というか。いろいろ切ない。
そうじゃなく、なんだか次回に続けたい雰囲気はあるけど、結局
巨悪がボンヤリしていたのです。
組織という名の富豪は、しかし、なんであんなの欲しがってたの?全然欲しがってる動機が見えないの。ぐすん。
だいたい、金持ちがそんな武器を手に入れたら、あとあと大変だよ。
つか、最初から壊せよ!面倒くせぇな(極論)
奪い合いに興じる意味が無いというか、死んだ人たちが報われない。「
大怪獣のあとしまつ」より報われない(ネタバレ)
なので、映画としてはその程度なのです。
主役4人が見事なドレスとスーツで着飾ってるシーンがハイライト。
ジェシカ・チャスティンやダイアン・クルーガーの谷間も素晴らしいけど、やはり、
ペネロペ・クルスのドレスは見事すぎるのです。溜息出るよ。
しかして、ルピタ・ニョンゴのパンツスーツが見事。
流石ワカンダの戦士。アレよね。「ブラックパンサー」もそうだけど、差別的な意味では無く、単純に
黒人が着る深い黒のスーツって無条件にカッコいいよね。
あと、ペネロペ・クロスがアクションできる人の記憶だったのだけど、全然アクションしないのが新鮮。
最終的にエンパワーメント的なことを言わせてはいるのだけど、
そういう映画?って気はする。
パンフもプロテストやエンパワーメント的な言及をしているけど、そこまでエンパワーメントが強い気はしない。
むしろ、極々普通のスパイ映画をしているのです。しかして、それは2022年時点でも画期的なことだよね!って意味でのエンパワーメントではある。
あと、パンフで一切「
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」に言及しないの。
流石にそれは無理がある。
スパイ映画の文脈でしか語れないのなら致し方ないけど、アクション映画で言えば、同じくエンパワーメント映画としても一級品の「ハーレイ・クイン」に言及しないのは逃げだよ。
まぁ、いいのです。
言うても、それなりにアクションはフレッシュだったし、途中で打ち上げシーンも入ったから、この手のアクション映画としては及第点ではあるのです。
なので、見て損はないが、他に見る映画はいっぱいあるだろうとも。
にしてもだ。何時撮ったんだ?これ。
かなりいろいろロケしてるのだけど、コロナ禍でホントにやったん?ここが一番スゲェ。
と、書いたあとにパンフ読んだらスタジオ撮影書いてるな・・・
じゃあ、モロッコユニットや台北ユニットはなんなのか・・・
イメージ映像撮っただけ?パリだけは現場なのね。