ゴルァ!俺の前に座るなズゴックとドムが!!貴様ら頭デカいんじゃ!!!おかげで字幕以外スクリーンの下半分ほとんど見えなかったじゃねぇか!!!!途中で席立つときは後ろで見てる人間の迷惑考えて小さく行け(まぁ元スペックがデカいから小さくなりようがないかもしれんがな・藁)!!!!!だから頭揺らすな!!!!!!字幕見えんだろうが!!!!!!!ケッ、エンドロール見ないで帰りやがって。最後のオチ見逃してやんのざまーっみろってんだ!!!!!!!!
以上、マグマに書き忘れたんで覚えてる内に書いときます(笑)
にしても、なんか前作のメタセコがものすごく真面目に書いてるんで今さら焦ったりもしてますが、一応シリーズ読んでるのに今さら映像化されて気づいた伏線とかあるのがなんともはや。
全7話の2話目。
前作に比べて圧倒的にアクションシーンが多く、蜘蛛が車の窓ガラスを割ったときは、思わず
「わっ!!」
と俺も叫んでしまいました(笑)
もしかしてこれはPG-18なんじゃないかと一瞬思うくらいダークでシリアスな展開。
ホントにこれは
児童書原作か?(笑)
けど、その割りにクィディッチシーンが1回しかないわけで、これがこのシリーズを格段に引き上げた点だと思います。
一般的に言われてることですか、このクィディッチというゲーム。ルールが破綻してまして、わざわざあんな人間がいる必要ないのですよ。あの金色の玉掴んじゃった方が勝ちなわけですから。
オマケに、映像化してもさほど楽しくない。結構フィールド全体に拡散してしまうスポーツなので、焦点がボケてるのです。するとやらなきゃいけないのは俯瞰よりも主観。
けど、シーカーのハリー主観でやると、主役が映らないじゃないか!
そんなわけで、今回、そして次回もそうだけど、クィディッチに邪魔が入るのですな。これでとても映像化しやすくなり、さらに動きがつきました。
そう、今回はクィディッチシーンを、ひいてはホウキで空を飛ぶシーンを1度しか使わないことで、ものすごい浮遊感とスピード感を出しているのです。
破綻した、けど、原作のアイデンティティだから外すわけにはいかない変なスポーツを、上手く映画用に料理した。
これが、この映画のスタッフ陣に対する評価。かなり優秀です。もちろん、原作がそういう話だったこともあるんだけど、やっぱここはあの見せ方を評価したいなぁと。
もう一個。実は今作の前に
トリックを見たから気づいたんだけど、実はこのコンテ構成って
コントの集合体なんですよ。
コメディリリーフなキャラであるロンがスクリーンに映ってる時間が多いからそういう構成になってるのかもしれないんだけど、場面切り替えの前に必ず
オチが付くんですよ。だから、場面が切り替わるたびに俺は笑ってるし、時々客席から笑いが起こる。
これって
コントの基本でしょ。言い換えるならお芝居的。
これが
端折りまくってるシナリオを気にさせない効果をもたらしてると言ったら言い過ぎかしら?でも、アクションのテンポと兼ね合って時間161分なんてクソ長さを感じさせなかったんだと思う。
こっちの方がよりこの映画スタッフの優秀さを語っているかな?
もちろん、原作を読んだ方がわかりやすいんだけど、逆説的に考えると、これは「前作を見てない人間はいないからベーシックな説明は不用」という傲慢さかなぁとも思う。
なんか無理してまとめようと気がしないんだけど、もともと原作的にもこの話がベストだと思ってたのもあってか前作より俺の評価は高いです。
もっと空飛ぶ自動車が
合成っぽくなく、きちんと
航空力学的考察がしてあれば★5コつけてあげても良かったのに(笑)
嘆きのマートルってかなりの萌えキャラでは?
と、これもマグマに書き忘れたから書いてみて本稿終了。