「
シェイプ・オブ・ウォーター」見ました。
サリー・ホーキンスの乳首がピンク!
乳首がピンク!
違う。
<font size=“5”>デル・トロ最高!</font>
呑み友達にも言ったけど、なんの衒いもなく俺は言います。
デル・トロ、愛してるぜ。
もう、あの設定だけで勝利は確定というか、アカデミー騙くらかすには充分というか。
ゲスな台詞多様すらもが、演出として意味がある的確な台本。
帰りに後ろの女の子たちが「ギャグ」と評したミュージカルパートによる、強引なまでの心象表現は、デル・トロの不器用さの表れだし、なにかのオマージュだよね。きっと。
あとでパンフ見たら、ちゃんと「フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのミュージカル映画へのオマージュ」書いてたし。
ただまぁ、しかし、アレはたしかにギャグとして解釈する方が妥当だが。
デル・トロの映画好き&音楽好きがヒシヒシと伝わってくる映画でアリ、最後の展開は、声に出さないまでも、ずっと、デル・トロ!デル・トロ!心の中で叫んでましたよ。まったく。
傷痕は違う展開を推測して見てたけど、そりゃそうだよね。納得。実は、過去に人魚につけられた傷ってパターンも推測してたんだけど、いずれにせよ、良い映画。
なんか、「
パーティで女の子に話しかけるには」に続き、異種族愛映画を見てる気がするけど、時代的にゲイへのキツいリアクションは、半魚人との恋愛との鏡写しだったりもするわけで、そこも流石。
手話でのコミュニケーションは、「
メッセージ」が文字を解釈しようとしてたのと同じで、
コミュニケーションとはなにかね?っていう。
作中でも、イライザがジャイルズに対して、「彼を助けないんだったら、私たちだって、人間じゃないわ」と、意志は交わせるのに言葉を話せないのは自分も同じだと、絶妙に痛いとこ突く台詞出てきてたりして、繰り返しになっちゃうけど、
もう、デル・トロ最高だなぁと。
あとは、ちょうど去年の「
ドリーム」 a.k.a 「Hidden Figures」があってのこれだから、マーキュリー計画界隈でのNASAの危機感を、よくわかってる状態で見れたのも良かったなぁと。
オクタヴィア・スペンサーが両方に出てる妙も大きい。
にしたって、これ、クリーチャーデザインが仮面ライダー(正確には真仮面ライダー)なんだけど、円谷はありったけ叩いてウルトラマン撮ってもらいませんかね?デル・トロに。
ダンとアンヌを過去にできる劇場版ウルトラマン。
出せと言われれば、内蔵売ってでも金工面するぞ(待て)