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ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。唸るバクテリア2026/05/22★★★★★

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今年の邦画では一番の楽しみであった「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」をTOHOシネマズ日比谷で見ました。
ちなみに、「ストリート・キングダム」のパンフとあわせて、こないだ買えなかった「プロジェクト・ヘイル・メアリー」のパンフも買いました。
閑話休題。
小さめのスクリーンではあるのだけど、ほぼ満席。
駄目だったらどうしようか?と、ある種、心の中に予防線を張っていたのだけど、良かった
ちゃんとトモロヲもクドカンも想い出を清算していた。
パンクとして清算していた。
そんな映画を嫌いになれるか?なれるはずが無いじゃないか
この映画をナルシズムと言ってる人も見かけたのだが、それはそれで事実なのだが、そのナルシズムをパンクでは無い。と、否定することも間違ってはいないのだが、じゃあ、パンクの映画じゃなかったのか?と、問われれば充分パンクの映画だった
すくなくとも、俺の好きなパンクがちゃんと鳴ってたよ。
ありがとう。トモロヲ。
なお、冒頭から気持ち悪かったみたいな言説も見たけど、トモロヲのセルフパロディ否定するなよ(笑)

最大の問題は、当然のように峯田 as ユーイチが主役だけど、ミュージシャンじゃないことだ。
トモロヲなのだから、わかって配役しているのだ。
わかっていないはずがない。
結果。バッチリだった。
ビックリした。
峯田が峯田のような若葉竜也 as モモに、峯田が言いそうなことを言われるのだ。
この曲売れそうだな
売れればいいのかよ
このやりとりを峯田にやらせるのは、わかっている人であるところの人間にとっては、当然、銀杏初期のことを思い浮かべたりするし、涙が浮かんだりもする。
しかも、ジャケ写で千葉へ工場を撮りに行っている道すがらなのだ。
音楽をやっている人の映画だな。と思う。
音楽が無いのに、ちゃんと音楽が聞こえている。
もう1カ所は問答無用に吉岡里帆 as サチと峯田が、夜の街を二人で全力疾走するシーン。
思わず「狡い」といいながら泣いてしまう。
もう1カ所、峯田が走るシーンがあるのだけど、そっちと比べて断然吉岡里帆と走ってるシーンで泣けるのは、ひとえに、それが幸福の象徴であることがわかっていたから
パンフによれば、モモとサチの付き合ってる描写を撮ってたらしいのだが、編集でカットしたとのことで、それは大正解。
青春モノであるべきだし、無くても伝わっている。
とはいえ、いくらなんでも、見た目そんな変わってないとはいえ、峯田が若葉竜也や吉岡里帆と同じ31歳には見えないのも事実。
実際には地引さんが歳上だとしても、無理なのだ。
しかし、それを踏まえてもこの映画の中で一番ロックを、パンクをちゃんとやってたのは峯田なのだ。
悔しいかな。トモロヲの配役は適切だった

で、峯田と同様にミュージシャンなのにミュージシャン以外の役をあてがわれていたのが、ハマケン as 浅野なのである。
ハマケンがインチキ臭い音楽ライター役なのである。
なお、渡辺大知には気付かなかった。ごめん。
パンフ見て「LOFT店長」書いてて「あっ!」思った。
思い返すと、あのシーンは熱いのだな・・・
それはともかく、ハマケンにこの役を当てるのも恐ろしい配役である。
絶対ハマケンはああいう胡散臭いライターにインタヴュ受けてるよね。
そのイメージが如実に出ているのである。反面教師的リアリティ。
もちろん、トモロヲもクドカンも遭遇しているだろうから、あの嬉々としたハマケンの演技が誠に胡散臭くて最高なのである。
アレ、現場の音楽関係者、絶対爆笑してるよね。
一方で音楽関係者じゃないけど、主役にあてがわられた若葉竜也のオーラが素晴らしいのである。
久々に「カリスマ」の語が相応しいステージングなのだ。
良いぞ。
普通にライブハウスで見たいぞ。痺れたいぞ。マジで。
そして、吉岡里帆は周りがなんと言おうと良い役者なのだ。
ミュージシャンというよりは、最後までミニコミを作ってい音楽ファン感であるのだけど、しかし、吉岡里帆は生粋の音楽好きなのだ。
竹原ピストルを聞きながら、京都から東京まで夜行バスに乗ってたんだぞ。
そんなのが音楽ファンを演じてるのだから、なんの違和感もない。
ああいうファン、ライブハウスでいっぱい見かけたよ。
あと、仲野太賀 as 未知ヲのミチロウっぷりなのだが、ラス前で歩道橋?あたりで唄ってる未知ヲは、本当にミチロウにしか見えないのだ。
人生で数回だけしか見てないけど、たしかに俺の記憶の中にある、見たことがあるミチロウだったのだ。
なんだよ。仲野太賀、本当に良い役者だな。
なお、尻を褒めたらオフィシャルからいいねもらってしまいました(笑)

「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」見ました。https://t.co/7BYmNr3x9b
仲野太賀の生尻!

— RSR semi-EXPRESS (@RSR_semiEXPRESS) April 5, 2026

中島セナ as 加世子は佇まいが素晴らしくて、中島セナのことが俄然好きになってしまった。
パンクじゃなくてシューゲイザー界隈なら、あんな雰囲気のヴォーカルいそうだけど、ファンになるわぁ。
一方で、中村獅童 as ヒロミの江戸アケミは、ちょっと獅堂の気合いが入りすぎていて空振っていた感があった。
しかして、瞬間的にSFになるのは、あの獅堂の気持ち悪いぐらいの気合いによって赦されてしまう。
そこで江戸アケミだけ、実名が出る。
ご存知、下馬のあの看板が映し出される
トモロヲが自分の踊り方でおどれと、一番言いたかったのは良くわかる。
だって、トモロヲが一番好きなの、じゃがたらだもんな!
それにしたって、まさかトモロヲの映画で、こんなCG使いまくる映画を見るとは。
今は亡き新宿LOFTの外観はセット撮に見えたけど、グリーンバックのセットだよね。あれ。
「ばけばけ」といい、わりとサラリとスゴい量のCG使う世界に日本もなったのだな。
そうじゃない。
もちろん、江戸アケミが神聖化されすぎてる感もなくはないのだけど、ミチロウが面白い人になりすぎているとかもあるけど、まぁ、おおよそ事実だから仕方がない
わかってるのに、学祭ライヴにスターリン呼ぶなよ!
つか、そな名前のバンド呼ぶなよ(笑)

ちなみに「宣戦布告」はちゃんと買いました。

LIZARD力は低いでな。
LIZARDにしろZELDAにしろ、「東京ロッカーズ」界隈は「絵に描いたようなパンク」とは一線を画す音楽性じゃないかなぁ。と、いまさらなことも思ったりする。
Frictionやじゃがたらとも異なる。
あと、ZELDAライヴしねぇかなぁ思ったが、「soul of どんと from EZO」が20年前なのだ。
RSRで「東京ロッカーズ」やるのは、わりと文脈的に正しいと思うんだけど、今年やんないかなぁ・・・

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