「情熱の舟」の余談。
・毎年500文字に出す作品は、こっそりテーマみたいのがあって、今年のテーマと照らし合わせた時に、最初は「三匹の子豚」みたいな話を考えたのだけれど、そういえば、そもそもなんかそんな舟の話無かったっけ?と。
・で、困った時はWikipedia(ダメ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/川渡り問題・農夫の問題の回答をコピってきたら、すでにもうボチボチの文字数になったので、さて、どうやって超短編に落とし込もうか?と。
・考えた結果としては、こないだ映画的手法で失敗したばかりだけれど、カット割りで行こうと。
・ジャンプカットを多用することで、この時間を圧縮できるんじゃないだろうか?と。
・会話文でリズムを取るのは、そもそも空虹作で多用される手法。
・なので、リズムの替わりにカットを変えることで、新技法を切り開けるんじゃないだろうかと。
・文体はとっくにあるんだから、それをどう使っていくかなんだよなぁ。
・そんなわけで、実は空虹作だと理解して読むと、もうちょっと話が読み取りやすくなるかと。
・by nameで読むってことは、作者の文脈で読むってことはそゆことだし、匿名であることも、記名であることも、両方意識した上で、いつも競作は出してますよ。
・いちお、陽の傾きで時間経過を正統的に織り込んでみたり。
・情熱が弱いとツッコまれるかと思ったけど、そこまで読まれてはいなかった模様。
・それにしても、農夫の問題って、キャベツを山羊にも農夫にも背負わせれば、問題にもならないんじゃなかろうか?
・つか、狼って!なんでそこにいる狼!!
・と、書いたクセに思っている。
・おヒゲのとこの「蛇女」も「妖精をつかまえる。」も絶賛寝かせ中。どちらもまたビーンボール。