ちょっとドタバタしてたら、公開されてたのをすっかり忘れていた「Gangstar」の余談。
・元の短歌5首を読んだ一読目で、「乱闘が始まるまでの二時間に七百ページ費やす話」がANARCHYの話だとわかった。
・なので、ANARCHYを書こうと思った。
・ただ、素直にそのままANARCHYを書いても、ANARCHY自身が書いた「痛みの作文」を越えるモノにはならないので、なにか味付けをしなければならなかった。
・それになにより、「二時間に七百ページ」費やす感を500文字以内で表現しなければならなかった。
・500文字という定義は、時間よりもページ数に直結するイメージなので、それに逆らうためには違う方向からのアプローチが必要。
・なので、主人公にはサイコさんになっていただきました。
・平山夢明調。
・サイコさんなら「二時間に七百ページ」費やしても仕方ないという、イメージの援用。
・あとは、素直にカットオフして、500文字であることを逆強調しようと。
・ここら辺のフォーマットは一晩ぐらいで決まって、あとは書くだけ。
・文字数的には初稿でボチボチのところにハマった記憶なんだけど、途中途中を結構いじくったり。
・「言葉で殺す」って、誰かのパンチラインを引用したつもりなんだけど、誰のパンチラインだったか思い出せないんです・・・
・最後まで決まらなかったのがタイトルで、結局そのまま持ってきた。
・いちお、ANARCHYのアルバム「DGKA (DIRTY GHETTO KING ANARCHY)」1曲目だから、整合性も取れてるし。
・「DGKA」自体はミックステープなので、フリーダウンロードできます。
http://anarchy.bandcamp.com/・そんなわけで、ANARCHYは日本に実在するラッパーで、決闘罪で捕まったのも本当です。Wikipediaにもページあるし、メジャデヴュもしている。
・とはいえ、ANARCHYのライヴ見たことないんだよな・・・
・某U・Bさんは昔いたバンドと名前が被ってるので、微妙に困るらしいです(笑)
・なおなお、これを書いてる内、明らかに再掲ページの記載が足りてなかったので、慌てて修正してもらいました。