空虹桜の妄現 ストロマトライト
バックナンバ Vol.6

[248] 摂氏99度の情熱で

溢れ出ようとありったけの情熱をたぎらせる湯と、緩やかな紐帯で押し留めるのではなく許容する表面張力のせめぎ合い。

そういうテンションをなんとかキープし続けたい。

[250] さっさと行け!帰ってくるな!

04'CS第2戦。
あのスタヂアムにいた全員が入ると思ったFKをアタシたちは忘れない。

だから、帰ってくるな。
活躍するまで帰ってくるな。
「Bull’s cup」で痛い目見せてやるから帰ってくるな。
思わず、憧れるるぐらい強くなってやるから帰ってくるな。
サポートして欲しかったら帰ってくるな。
ありがとう。三都主。帰ってくるな。

[251] 喘鳴症は重病です

ふとビールが飲みたくなってスーパまで行ってみたら、なぜか黒ラベルにハーツクライ・・・

ハーツクライに吊られて衝動買いする日が来るとは。

[252] 力の見せ方

力とはあのように見せるものなのだ。
絶対的な力とはあのように見せるものなのだ。
決定的な力とは何者も傷つけない。何者も虐げない。
おそらく、往年の剣豪が持つ技術とはそういうものだったと想像する。

ディープインパクトはその域に達した馬だ。
名馬だ。

[253] 徳を積む

作家性としてマイナスになるとしても、積んで損は無いと思う。
なにせ、積まなきゃ崩せないから。

[254] 忘れてた

今年もよろしくお願いします。

[255] インテルナショナルかよ!

良かった良かった。
俺たちの都築!俺たちの永井!やっぱり岡野!!

We are REDS !!
We are REDS !!
We are REDS !!

[256] 音響効果

久々に愛しい人たちと会った帰り、iPodから「ブギー・バック」が流れてきて、なんだか堪らなく泣けた。
みんながみんなそれぞれに生きていて、ああいう夜は素直に「神様にありがとう」

[257] アーティスト

歌唄いや楽器弾きをアーティストとは呼ばない。しいて一括りにするならミュージシャンだ。
絵描きや写真撮りや物書きも同じくアーティストとは呼ばない。
役者や演出家や監督は無論のこと。
芸事を商品として市場に流通させている以上、彼らはアーティストではない。そもそもアートという概念自体が過去を規定する概念であって、現在進行形の事物に相応しい言葉ではない。
「芸術」として認められたいとは思わない。「芸」として認められたいとは思うけど。

[258] s=vt

影でいいから触れあって、できることならキスがしたい。

[259] 驚愕の海苔ブーム

なんだかとっても海苔が美味しい。
今なら3食海苔だけで行ける気がする。

[260] レプリカユニ

たとえ模したものでも、それを着れるのは1年間で30人程度の限られた人間だけ(レディースとかユースとかはともかく)だから、結局シーズンチャンピオン記念レプリカTを買い、今日届く。
今回で言えば、家サポだったから1枚でもスタサポが買えるように自粛したというのもある。
お金がないからじゃないから。

[261] 冬の東京

天気予報を見る限り、飛行機はきちんと飛んでくれそうだから、あれこれ予定を考える。
冬の東京は2回ぐらいしか行ったことがなくて、雪が無いのにみんなジャケットやコートにブーツだから、違和感が大きい。
久々だから、ちょっと楽しみだ。
だからといって、渋谷・原宿・新宿と一ヶ所ずつ乗り降りする予定はいかがなものか<自分
渋谷から寄り道しつつ新宿まで歩くのは流石になぁ。

[262] 脳内百景(6)

「酔っぱらっちゃった」
「意志よりも制動距離の長い躰が、面白いよね」

[263] そういえば!

100円玉一杯用意しとかないと!!(いいから早く寝てください<自分)

[264] 栗田ひづる朗読会

「ぱらでぃもん」を知ってる?

すーっと、客の間から話し声が消えていく。
いかにも松本楽志作品な「ぱらでぃもん」
たっぷりの間を取って、ゆったりと物語が暗唱されていく。
狭い店内は栗田ひづるの声に掌握された。

ああ、やられたなぁと思った。
アクタから離れすぎているし、オーディエンスをやりすぎている。
それはともかく、今回聴いていて一番感じたのは「たっぷりの間」
「ぱらでぃもん」の時点では長すぎるように感じた「間」は、「送る」あたりで完璧に馴染み、「しわ」で極まった。
まったく考えになかったのだけれど、超短編とはそういうジャンルだったのだ。
さすがプロ。

超短編の短さは、「引き算」の短さだと思っていたし、その発想で、アタシは作品を紡いできた。
しかし、朗読される超短編には「引き算」感が無かった。
おそらく、ここでの短さは「圧縮」によって生み出されていたのだ。
思考するかのようにわずかな時間で読み取られていく超短編は、肉体をもって再生する際「解凍」され、芳醇な物語として聴き取られる。
タカスギ作のエロさや五十嵐作の巧妙さ、松本作の奇妙さや赤井作の切実さ、岡田作のユーモアは、朗読によって強調される。

「500文字の心臓」のトップページにも「超短編マッチ箱」の1号にも「短さは蝶だ。短さは未来だ。」と書かれている。
なんとなくわかるけどなんとなくわからない。
けど、今回聴いていて、ちょっとわかった気がした。
(本文敬称略)

[265] レアキャラ

・雪が降り出した日には、アタシが寒気を連れてきたのかと思った。
・2年ぶりぐらいだから、やっぱり渋谷の地理がわかりません。
・「月箱」行きました。渋谷もちょっとズレると大都会から小都会ぐらいまで落ち着くなぁと。
・イヴェントとまでは行かなくても、北海道で委託販売ぐらいは一回やった方がいいかなぁ。レンタルボックスでいいから。
・縁あって、某デザイナさんのショウルームをお邪魔する。
・もしかしたら、誰かの周りにいるキャラクタってフラクタルかも。
・中野ブロードウェイで三葉虫の化石買いました。ちょっとバッタもんくさいけど。産出地モロッコ。
・さすがにアノマロカリスは売ってなかったや(笑)
・タコシェにも行ったけど、全然界隈とは無関係なお買い物。
・ノラやも含めて、思ったよりどこも小さめ。
・噂で聞いてた中野ブロードウェイは思ったよりも混沌としてなかった印象。最上階の殺伐っぷりがなにげにツボ。
・ノラやは不動産や目印で動いたので、あまり道は気にしてなかった(笑)
・記憶の顔と一番ブレがないのは、やはりタカスギさんだった。
・あきよさんと初めてお会いできて、心の内では大感激。
・悪い大人だ(笑)
・一瞬、「U・Bさん」の音と本人が一致せず、「誰だっけ?」とリアクションが取れなかったり。
・はやかつさんお大事に。
・「ですぺら」は行けそうにもないなぁ。
・お買い物した豆本たちはゆっくり読ませていただきます。
・エクストラマッチのリクエスト多いよ>U・B
・アフリカのなんとかいう部族のように、あまり本名は知られたくはなかったりもする。ホラ、呪われたら困るし(をい)
・で、どんなかんじですか?>ひょーたんさん
・やっぱりみんな書いてて、原稿用紙一枚越えたら「長すぎ」と思ってるんだ(笑)
・北海道ツアーどうしよっかなぁ・・・
・そんな危うい人に思われてるとは(笑)わりと瞬間的なものの積み重ねなので、ここの記録がすべてではないです。
・「TENT2.5」見に赤城神社行ってみたけど、やってなかったですよ。11時半頃の話。
・結局そのまま神楽坂商店街?を歩き、「拝啓、父上様」の収録現場らしいとこに遭遇。
・それにしたって、森山良子かけすぎ。富良野といい神楽坂といい(以下略)

[268] 匂いを巡る記憶

最初はなんだか懐かしかったけれど、意識を凝らした二度目に、それが祖父の家にあった碁石の匂いだと思い出した。
たしかに懐かしい。祖父と五並べをよくした。
けれど、三度・四度と続く内、記憶がどうもそれだけではないと主張する。なにかもう一つ記憶されているべき匂いであると主張する。

それがこの2・3日思い出せない。なんの匂いだったっけ?

[269] 匂いを巡る記憶2

そんな祖父の記憶にはいつもウィスキィの匂いがあって。この歳になってウィスキィを嫌わずに飲めるのはだからかなぁなどと思う。

アタシにとってウィスキィの匂い=祖父の匂いなのだ。

[270] 脳内百景(7)

「ああ、恋がしたい!」
「ああ、変なことしたい!!」

[273] 存在の耐えられない重さ

迂闊な言葉で、一瞬場が重くなって、アタシにとっては遠い現実も、誰かにとっては地続きな現実だと再確認する。
超新星爆発のあとに中性子星やブラックホールが残るように、存在は亡くなったあとも重い。

[274] 中世「音」のポピュラ音楽性

クラブ音楽的な一遍上人の踊念仏。
一遍の尿すら求めた時宗の尼僧にみる、80年代ハードコア・パンク的聴衆スタイル。
太鼓合戦に伴う悪口の数々と、キックとスネアにまみれるディス合戦のヒップホップ。
えとせとらえとせとら。
網野善彦の「日本中世に何が起きたか」(洋泉社MC新書)を読んでいて、本に期待していた以外のところでテンションが上がる。
JASPMのシンポジウムとかにかけたら面白そうだなぁ・・・

[275] 自殺は悪いことではない

ネゴシエーションすら他者への迷惑と感じる者にとって、自分の中ですべてが完結する「自殺」という解決策はとても魅力的だ。
自分の意志によって自分の責を背負って自分を解決させる。
できるだけ誰に迷惑をかけることなく、おだやかに生きたいのに、世の中はなかなかそれを許してくれない。
だから、自殺は悪いことではない。

けど、勝手に自殺されても、たいていの場合後始末が大変だから、結局人に迷惑をかけるわけで。上記の思考は狭窄的だと切り捨てられよう。

そんなわけで、死ぬときは誰かに殺されたいです。

[276] 適切な表現

自分にとって適切な言葉で、自分にとって適切に表現したい。

なんとなく言葉を持て余し気味。

[278] 思われたためしがない

せめて、夢でぐらい逢いたいのに、名前すら出てくる気配がない。

[280] さてどうしたものか

正直、正選王、微妙ッスよぉ〜(あとでちゃんと向こうに書きます)

[285] 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

でも、袈裟に罪はないわけで、坊主的には「そりゃないよぉ」と思うのではないか?などと、不意に思ったりする。
気をつけよう。

[286] 無知の知

ああ、こんなにも知らないことがいっぱいあるなんて!(研究者界隈にありがちなテンションの高まり)(逆説的に、領域を広げられる喜びカモしれない)

[287] いろいろな理屈は置いといて

アタシは、可能な限りアタシという物語を客観的に鑑賞したい。

[288] おっくん

実家には「おっくん」と呼ばれる、わりに大きい人形というかぬいぐるみというかがいる。
どうしてそんな名前になったのか覚えていないが、アタシの弟という設定が家族の中で成立している。
人形とかぬいぐるみに思い入れを持たない人なのだけど、最近、彼にきちんと会っていないことをふと思い出した。

ホントは他に一匹大きな犬のぬいぐるみがいるのだけど、そいつの話は日を改めて。

[289] 脳内百景(8)

「なにか言いたいことあったのに忘れちゃった」
「思い出すより、新しく作った方が早いよ」

[290] 引くほどヒドい試合

わぁ。オーストリアまで行ってこういうサッカーしてたんだ。ひでぇ。
いくらなんでももう少しサッカーしてくれよ。
力負けならまだしも、サッカーしてないんじゃ呆れることすらできない。

[291] 二度落馬

本当はG1だって2・3勝できただろう「花の12期生」の一人。
一度落馬して、意識不明でも復帰したのに、また落馬で意識不明。
きっと復帰してくれると思ったけれど、ドクタストップ。
悲しいな。
悔しいな。
常石勝義の未来が明るいことを心から願う。
お疲れ様でした。

[292] 自由題供養

なかなか更新されないのもあるけど、どちらにせよ掲載されない気がするので、自サイトに採録することで供養。
「棲みつかれる」は自由題に出したのじゃないけど。
ともかく、ページ下のコピーライトご覧の通り、「手をつなぐと奇病」「8月半ば」「エーテル流の運搬作用による惑星の形状変化」は、2005年に書いた作品でしたから。さすがに供養してあげないと。

[295] 日の丸だけじゃ物足りず

ついに、地球丸ごと背負うとは!>HONDA

どんな悪い噂が流れても、HONDAのレーシングチームだけはイカれてて素敵です。

[296] いつまでもずっと今日が続く

いつもそう。
関係性が自然とフェードアウトしていくのが歯痒い。
連続性がどこかのDJに回される皿のごとく、ブレーキをかけて止まるのが口惜しい。
中学はそんなでもなかった(あの人とかそうだったよ。学校違ったし)けど、高校も大学もそんな感じ。
わかっててなにもせず自然消滅。
わがままに置いてきぼり感。
自分一人、勝手に変わってないつもり。

「千文字世界」の終了にそんな感傷を思い出しました。
お疲れ様です>さかなさん

[297] 小洒落たリーゼントチックの永井

なんでこの人のドリブルシュートはあんなにも絵になるのだろう?
なまじビジュアル系なだけに、余計腹立たしい(笑顔で)

しかし、今さらながら久保ってスゴいなぁ。

[298] 無知は罰 無知は罪 ムチムチは俺好み

いちおー、四半世紀生きてるから、自分が通った道や似た道を通ってしまい、苦しんでいる親しい人に手を伸ばしたくなる。
あなたはそんなことで苦しまなくて良い。あなたが苦しむべきは、アタシの知らない他の場所にある。
しかし、おそらく今の関係性の中でアタシが吐く言葉は無い。
したがって、もしかしたらこれから通るかもしれない誰かへ向けて、そのように思っている人がいることを記す。
アタシじゃなくても、誰かがあなたと同じような道を既に通っていることを記す。
あなたはとっくの昔にonlyではなく、originalでもない。

#また「5th WHEEL 2 the COACH」か!<自分

[299] デンターシステマ

中途半端なハルキゲニアみたいだ!なんだか微妙に萌える。

[300] 向かいのホーム

財布の中にはお金もあるし、その特急に乗ってしまえば、あなたに会いに行けるのだけど、必死に堪えて改札を目指す。

[301] 脳内百景(9)

「貶されたくないなぁ」
「煽てられるよりはマシでしょ」

[302] 言語障害

己から出る言葉がすべて誰かからの受け売りで、今さら身動きできない。

[303] 今頃気づく

もしもアタシが金持ちならば、オーストラリアまでF1見に行って、ついでに観光して、んで水曜にACL見ることできたんじゃないか!
ああ、貧乏が憎い。

[304] 断片的な思いの数々

このところ、詩にすらならない欠片ばかりで、無理矢理つないだら、駄目なコーネリアスみたいになってしまった。
全部ストックして、並び替えも自動でやってくれる機械があればいいのに。

[305] 一方的な感情移入

ヒーロ物の王道を小惑星探査機が突き進んでいることに、興奮を隠しきれない。
ttp://www.asahi.com/national/update/0319/TKY200703190243.html

[306] 文体?構造?形式?

「冷気」と「チョコ痕」は、やっぱり文体というか構造というか形式というかが似ていて、会話文の使い方(ここだけを取り出せば「日の出食堂」も)で作者バレするんじゃないかと、作者的には思っていたりする。
「冷気」も「チョコ痕」も雰囲気に集中するために、文体というか構造というか形式というかに意識を回さなくて済むよう、手癖で書けるモノを選んでいる。
というのは好意的な解釈ですか?やっぱり。

[312] ちょっとした現実と付随する事実

誰かに必要とされることはなかなか稀なことで、それを蹴飛ばすのは褒められたことじゃない。
なぜなら、辛うじて必要とされていたに過ぎないから。
すぐに必要ではなくなるのだ。
だから、みんな必死で生きている。

[313] 脳内百景(10)

「幸せそうだよねぇ」
「本気でどーでもいいと思ってるでしょ?」

[314] シンクロ具合

時々、ホント時々不意に、自分が音楽なんじゃないかと勘違いする瞬間があって、そのたび、楽器一つロクに弾けなくて幻滅する。

[315] 反力欠乏

いつかの泡が弾ける前に次の泡が弾けるので、空っぽの頭蓋には飛沫だけが生痕化石のように残る。
泡を維持するには反力が足りないのだけど、力のモーメントが描けないので、補填できない。

でもたぶん、今はちょっぴり自由だ。

[316] 好きな人の名前

幼稚園とかそれぐらいの頃好きだった人の名前でも、わりにレアだったりするものだから、今耳にしてもドッキリする。

[317] ホントだ

YouTubeにツインターボいるんだ。
ttp://www.youtube.com/watch?v=uNYveNvRm4M
ttp://www.youtube.com/watch?v=mrLpghUUxXE
競馬ってお金掛けるだけじゃないんですよ。つくづく。

関連コラム
ttp://gennari.net/meta/twinturbo.htm

[318] 脳内百景(11)

「泣きたいなぁ」
「殴ろうか?」

[319] 長い話を書く方法

一本の超短編の輪郭をきちんと追っかければ、長い話になるんじゃないかなぁとは思うんですけど、いかんせんワンアイディアをまとめてるだけなんで、outsideを書いてみても続かないのでした。
アイディアに対する執着心も最近薄いなぁ・・・

[320] 指向性

貴方に届けばいいけど、誰かには届かなくてもいいや。

[321] 優しさに包まれたなら

期待なんてまるでしてないから嬉しいわけで、いつも裏切られるから、期待もせず嬉しさだけを享受する。

[322] 試しにちょっと書いてみる

まだチケットも飛行機も取ってないんですけど、埼玉まで5/23の対シドニーFC戦を見に行こうかと思ってます。
そこで試しに、アンケート。
空虹と一緒にサッカー観戦して見たい人いますか?
それなりにあれこれエスコートしますよ。

[323] メモ

単に「好き」って言われたいだけなんだ。

[324] もう少しだけましな理由

なにか足りないのはわかるのだけど、なにが足りないかはわからないので、とりあえず片っ端から塗り潰す。
まだ時間だけはあるっぽいから。

[325] 現状認識

今のアタシにとって、「開放」と「確認」はほぼ同義らしい。

[326] さすがに

本を読むのはいいけど、列車の中でそこまで泣かなくもいいんじゃ?<自分

[327] メモ

こないだ食べた葡萄が本当に甘かったので、次の日から言葉を失った。

[328] ねぇ

思うことが、考えることが、いつもどれも「ねぇ」から始まる。
誰にも受けてはもらえない「ねぇ」で、アタシはそろそろ窒息しそうだ。

[329] 押井守の娘と結婚してたんだ。

今月の「ダ・ヴィンチ」に出てた安達寛高が、なんだか浅野いにおの漫画に出てきそうな格好をしてたんで、ちょっぴりガックリ来た(普通の日記みたいだ)(ちなみに浅野いにおの漫画はU・Bさんに借りて何冊か読んだ)

[330] 運が良かっただけだよ

上位が勝手に潰れただけなんだし。

そう言うのは簡単だけど、でも、嬉しいんだからいいじゃないか!
佐藤琢磨とSAF1にかかわるすべての人たち。
8位入賞おめでとう!

[331] 脳内百景(12)

「ホント逃げ馬好きだね」
「まず人生から逃げたいもんね」

[332] なれないこと

たまに話を長くしていると、10分書いては文字数を数えて、それで規定の文字数の遠さにげんなりする。

[333] 天気読み

この季節、埼玉の夜。しかもチケット取るの結局ギリギリだったからアッパスタンド。

暑いのか寒いのかまったくわかりません・・・

[335] モバイルSuica

・・・たしかに無茶苦茶便利だ。

[336] 可愛いオジサンが選手を回す

アッパなんだから、そんなに可愛いく力んで叫んでも、ピッチに声なんて届かないから。
しかも、微妙にピントずれてるし。

[338] 偶然をセンスと勘違いしてはならない

何気なく用いた単語が、推敲の時読み直したら、削れないことがたまにあって、10秒ぐらい浮かれてから、どうにかして削れないかと思案する。

[339] 誤解

愛情は優しいわけではない。
優しさは愛情表現でもない。
親切なのは好きだからではない。
好きなのは親切だからではない。
嫌いだから厳しいのではない。
優しいから厳しいのでもない。
触れないのは冷たいからではない。
届けないのは寂しいからではない。

[340] イタ文

ここに並べた言葉が、油断すると自傷癖のある中高生みたいで、苦々しい。

[341] 憧憬

このところだいぶ収まってきたのだけれど、一時期体温が低い人になりたかった。平熱34度とか。
とくにこれといった理由は思い当たらないのだけど、たぶん「冷たい人」と言われたかったのだ。

[342] 脳内百景(13)

「わたしはずっと一人だった」
「いいね。楽そうで」

[343] 席替え

いつも、席替えするときは窓側の席を狙っていて、できるだけ全身に風を浴びれる場所をキープしていた。
なにが飛ぶとか髪型とかハチが入ってくるとかは無関係。
いつだったか、一度スズメかなにかが入ってきたこともあったっけ。

このところ、吹き込む風が気持ちいいので、そんなことを思い出す。
生まれ変わるなら貝よりは断然風になりたい。

[344] 派手なクラッシュ

久々に派手なクラッシュを見て、動揺している自分に驚く。
クラッシュはF1の華なのになぁ。

[345] BOOTLEG

潔くこっちで逆選狙っとけば良かったなぁ。
とはいえ、これで逆選王取れる気も微妙にしないのだが。
なお、先に浮かんだのはこっちでした。

[346] 距離あるいはつながり

これを素直に「ネットワーク」と訳すと途端に質問紙調査とかしたくなるわけだけど、それはともかく、昔から知人と友人と仲間あたりの距離感がよくわからない。あと、好きな人に好かれているか否か。
どんなに普段仲が良くてじゃれていても、触れていいのかどうかわからないし、親しい友人にでも「お願い」することがわりにできない。
どんなにライトなコミュニケーションツールが登場しても、踏み切るには勢いが必要で、静止摩擦係数は大きすぎる。

などという個人的な思い入れと共感性は一致するものではなく、競作に詰め込んだところで、転けるのはわかっているんだけど、やっちゃうんだよなぁ。

[347] もう少しだけましな理由 2

深めに張っても競作じゃ読み解かれないし、読み解けないんだよなぁ。
今回一番最初に選評出すことに重きを置いたから余計になぁ。
これがトーナメントだったり自由題だったりだと、十回以上の再読に耐える作品を用意するし、それぐらいは読むし。
読み手としても書き手としても、もっと作品自身を生かしたいと思うのだけど、上手くはいかない。
いや、行ったら行ったでやることなくなるから、まぁいいか。
手癖だろうと低脳だろうと貶されようと罵られようと、アタシは与えられたオブジェクトをアタシのコードで分解していくことしかできないわけだし。
ああ、言い訳だなぁ。わかってるけど。いつものこといつものこと。

[348] FANTASMA

盛大に狂う精密なバランサ。
賢明に滲む鮮明なセンサ。
荘重に響く輪郭や内側。
解放に望む薬物は飽和。

[349] 引用は不適当な

絶対的な知識量の不足に起因し、選択した近似値では精度が足りない。

[350] 最初から両脚で踏み切る

似たようなフレーズ。
似たようなメロディ。
似たようなストーリィ。
だからなに?
全部アタシから出たんだ。
アタシのモノだ。
アタシの。

[351] 権利と資格

可能性は等しくあって、例えばその本を手にしない方が、今手にするよりも、将来的には大きな喜びを得られるかもしれない。
だから、買える権利が与えられた時、アタシに買う資格があるよう、アタシはアタシを育てなければならない。

[352] こじつけ

小沢健二の5枚目がインストなのと、Beastie Boysの7枚目がインストなのに見る、ある種の相似性。どうして原点回帰でインストなのか?

[356] 僕は君に傷つきもしない

たとえその一言がすべてを終わらせるとしても、いや、だとしたら余計に、すべてを込めて、しっかり言葉にしたい。

[357] LET IT FLOW

ならばアタシは「ことば」を用いることを選んだのか?
自問する。
逆方向からこうも思考する。
ならばことばは「アタシ」に与してくれるのか?
自問する。
当然こうも思考する。
ならばことばは「アタシ」を用いることを選んだのか?
アタシという道具の有用性は≠0だという程度に過ぎない。
ならばことばという道具のアタシにとっての有用性はいかほどか?
自問する。

[358] たまには貢献する

ここの管理人であるところのU・Bさんが妙な募集をしてるので、思いつく人だけはメールなり、マグマ溜まり(ttp://gennari.net/bbs/pppbbs.php)で乗っていただければと。
例題
*赤といえば
・シャア専用
・フェラーリ
・広島東洋カープ
*トリオといえば
・たのきんトリオ
・イモ欽トリオ
・チャンバラトリオ
*タイガースといえば
・沢田研二
・岸部一徳
・岸部シロー

[359] このところ

枕を抱かないと眠れません。
どんだけ寂しい人ですか?まったく・・・

[360] 売上カード

どうしても田舎に住んでいると、Amzonとかに本を頼むだけれど、売上カードは抜かれずそのまま届くので、勿体ないなぁと思う。
本屋かどっかに寄付できないのかなぁ。

[361] リサイクル

もともとのコンセプトにのっとって、ここに貯め込んだ言葉の中から「タイトル」になりそうな言葉を拾っていったら60個ぐらいになった。
そんなわけで、あとは書けばいいだけです。

[362] 化学反応

The Chemical Brothersを聴きながら怪談本を読んでいたら、邪気に悪い酔いした。

[363] 否定の前提

「馴れあいは嫌いだ」という発言自身が既に馴れあいの産物。

[364] 脳内百景(14)

「欲しい物は?」
「意志」

[365] ユーモア

You moreか・・・(だからどうした!)

[366] 生きててみるものだ

“あの”内舘がこんなスーパなゴールを決めるなんて・・・
ttp://jp.youtube.com/watch?v=SLmZ98R8hO4
しかもマンU相手に・・・

[367] どこまでやったらJASRACに怒られるのか?

鼻歌とはいえ「レット・キス」を出すのはやはりちょっとリスキィだなぁと思ってはいるんですけど。
いや、過去には「ブギー・バック」モロ引用してたり、あそこに書いたのはもっとやらかしてるんでアレですが。

それはともかく、これの元アイディアは妹が幼稚園ぐらいの時だったかにその幼稚園で流行っていた遊びで、
「トントントン。なんの音?」
「○○の音〜」
を繰り返し、最後に
「トントントン。なんの音?」
「オバケの音〜」
で、キャーと鬼ごっこになるという、いかにもなヤツだったりするのですが、どの程度普遍的な遊びなんだろ?気になるところ。

※蛇足ですが、元アイディアと読解は一致する必要がありません。
※当然「与作」はナイス瀬川さん!なのです。

[372] 印刷しないとわからない

ディスプレイで何回も読み直したのに、印刷して読み直すと校正ミスがボロボロと・・・
いろいろ無駄プレイだ・・・

[375] 拒絶反応

パチンコはエンタテイメントじゃないよ。誇大広告だよ。

[376] 結果と効果

どんなにライコネンが連勝したところで、ハミルトンが入賞していたから、差はたいして縮まらない。
その点、勝ち所をわかっているアロンソはやはり強い。

この話は一般化しても有効で、どんなに努力しても、転けたら一気に逆転されちゃうよ!ってことは誰も教えてくれないから、若い人たちはこういうところから学ばなきゃなんないんだろうなぁ。大変だ。

[377] エクスパック500

印刷してから賞モノに投稿するのって久々だったのだけど、エクスパック500のってありなんだろうか?普通に封書で出したけど、悩ましい。

[378] 畏敬と敬意

時々blogのコメント欄で畏敬とか敬意が行きすぎて信仰みたくなってる人を見かけると憂鬱になる。
念の強さが鬱陶しいんだよなぁ。

[379] カネデカワレタカゴノトリ

U・Bさんに教えてもらった元キミドリのMC石黒景太のインタヴュ。
ttp://www.apple.com/jp/articles/interviews/mytown/ishigurokeita/
・・・髪の毛が〜

[380] 言葉のみずみずしさや文章の造形の独特さ

そんなモノの方がよっぽど幻想的で、個々人の価値観に依拠した虚構にすぎない。

[381] 期待

アタシはアタシ自身に対してまったくなにも期待していないにもかかわらず、稀に誰かがあたしに期待を持っていたりする。
それはどうしようもなくアタシを不安にさせて、理由のひとつには「アタシがアタシ自身に対して期待をしないのは間違っているのではないか?」といった疑問が挙げられる。
しかし、この疑問は否定せざるを得ない。
なぜなら、そう定めたから。
にもかかわらず揺らぐのは、他者の期待に応えたいという人並みな感情がわずかに残っているからだろう。
煩わしい。

[382] 嫉妬か?

ビースティ見たU・Bさんから、「ビースティのインスト指向はオザケンよりハローワークスに似てる」なるメール。
納得はするけど、ニートのクセして、道外で両方見てるのが憎い。

[383] 脳内百景(15)

「なんで書くの?」
「——“なにか”を見たいから」

[384] 思い当たる節がない

> 日本のラップは駄目だ。歌詞が健全すぎる。なんか、どれも校
> 歌みたいに「自然は美しい」「元気を出せよ」「頑張ろうぜ」
> みたいなノリで、ついていけない。
ttp://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/07/post_1298.php
アタシはU・Bみたく音楽ミーハじゃないだけに、むしろどんなラップを聴いているのか気になってしかたがない。
あと、
> よしもとばなな氏にその話をしたら、海外のラップはしっかり
> アンチだという。
なんだかなぁと思う。
洋楽優位主義者の会話だなぁ。
この辺の所、森博嗣やよしもとばななでも、自分たちに関係のないところではSF論争とかミステリ論争とかと同様の思考しかできてないのが見て取れる。

[385] メモ

もっと素直に好きになればいいのに。

[386] 50:50

好きなものと嫌いなものとか、やりたいこととできないこととか、求めてるものと求められてるものとか、最近、いろんなことが拮抗していて、気がつけば、どうしよう?とどうしたい?まで拮抗する。

[387] 時にはストーカチックに

アナタが辛くしてればいいと思う。
思わずアタシに助けを求めたくなるぐらい、辛くしてればいいと思う。
どんなに辛くとも、アタシのことなんて思いだしてくれないだろうから、辛くしてればいいと思う。

[388] 七夕キャンプ

北海道の七夕は8月7日で、小学校の頃は町内会主催の「七夕キャンプ」が夏休みの楽しみだった。
小学校か町内会の会館の前に、運動会なんかで本部になっている類の大きなテントを張り、蚊帳代わりのネットで囲む。床はビニールシート。
寝袋を持ち込んで、町内会のおじさん連中立ち会いのもと、徹夜に挑むのだ。
他にも、お盆時期だからと提灯ぶら下げて商店街を練り歩き、グラウンドで堂々と花火をした。みんなでカレーを作ったこともあるし、焼き肉もした。もちろん、肝試しも。
たいてい徹夜はできず、無理矢理6時半からラヂオ体操をして、ハンコをもらって、朝飯の山平のパンを食べながら帰路につく。そして、もう一度眠りにつくのだ。

雨が降って寝苦しい夜に、ふとそんなことを思い出した。
あの頃、あんなにも怖かった草木も眠る丑三つ時に、今じゃすっかり慣れ親しんでいる。

[389] 恐怖感

平山怪談に毒されすぎたのか、エグくないと文章媒体から恐怖を感じなくなりつつある。

[390] 人生狂わされた人

高校時代、演劇同好会設立に走ったアタシによって顧問にさせられ、人生狂って演劇の人になってしまった某先生。
異動した先の高校でも演劇部の顧問となり、なんと無料の一般講演。
ttp://www.akai-mi.com/nishikou-gekibu.html
この箱、値段も大きさも結構手頃な感じだけに、豆本界隈を口説き落として札幌でイヴェントやるには丁度いいカモ。
と、ちょっと思った。

[391] アカウンタビリティ

説明描写が嫌いだと思ってたのだけど、もしかしたら説明責任を果たすのがめんどくさいのかもしれない。

[392] 政治家による「格差社会」の欺瞞

直接交渉がないんだよなぁ。地方で話を聞いてるたって、話してる相手は地方豪族なわけだし。
ホームレス支援者やネットカフェ難民支援者と話をしている人はいるだろうけど、本人と話したことがある人なんているのかな?

[393] ECHOリバーブ

遅くなった返事でも、書かないよりは書いた方がいいと思う。
けれど、どうすれば言葉になる?文字も思いも言葉ではない。

[394] 瞬間最大夏

RISING SUNだ。RISING SUNだ。と、U・Bさんたちが騒いでるのを見るにつけ、夏の刹那を思う。
ある意味、青春だなぁ。

[395] ぐるぐる回る超短編

オンライン文芸マガジン『回廊』第12号の第二特集「ぐるぐる回る超短編」に、調子に乗って今回も参加させていただきました。
ttp://magazine.kairou.com/12/index.html
そんなわけで、全短評&解題を(以下敬称略)

『RISING』著/水池亘
超新星爆発直前の恒星のような、なんとも密度の濃い作品。
それなりに水池亘の超短編を読んできていると思うけれど、間違いなくベスト。

【Aチーム】
『THREE CHEERS FOR OUR SIDE』著/空虹桜
そんな水池作品を受けて、さぁ、なにを書けと?
とくにアタシの場合、目の前のテキストの引力に影響を受けやすいので、あんな作品を前にすると、もうどうしたものか。
悩んでいても仕方ないので、何十編と読み直し、なんとかしてとっかかりを探した。
なんとか見つけたのは聞き覚えのあるメロディ・・・
そんなわけで、フリッパーズ・ギターです。
「回廊」読者層にはおそらく馴染みのないだろう音楽が、どのように受け入れられるのか?
アタシ自身がフリッパーズにきちんと敬意を表せているのか?
皆様に判断を委ねます。
ちなみに、事前にU・Bさんとgennari.net内一の音楽オタクな良田君に読んでもらったところ、U・Bさんからは「『毛糸の季節』なんてわかるか!」良田君からは「面白いんじゃないの」と、微妙なコメントをいただきました。
具体的にどこがどの曲名に対応してるかは、自サイトに再録する際公表します。

『ALTHOUGH DEATH DO US PART』著/遥彼方
あの話から踏み切り部分がこんなにもフューチャされるなんて!
という、個人的な感慨はともかくとして、作中に描かれていない蝉の声や、照りつける日差しを感じるのは、今が夏だからではなく、なにかを失うには丁度いい季節だからなのだろう。

『SUMMER PUTREFY TRUP』著/フルヤマメグミ
作中に描かれた世界がしっかりと虚構に見えるのは、モニタは臭いを表示しないから。
本ならば、紙ならば、日に灼けた埃の臭いがきっとアタシに嘔吐感を与えてくれる。
思い浮かぶいくつかの連想は、正確に仕組まれていて、逃れることは許されない。

『A MORGUE』著/雨街愁介
バトンとして臭いが選ばれたのは、文字では表現できないから。
どんなに優れた文章力でも、読者が臭いを知らなければ正確には伝わらない。
ここでの「乳の香り」をアタシは知らない。
願わくば、知らずに死にたい。

『PERFECT KINGDOM』著/sleepdog
もしも、アタシが最初に感じた直感が正しいとしたら。
輪廻が転生し、爆発した超新星から数多の星々が生まれるのだとしたら。
回りゆく超短編たちは、そのように収束していくのだろう。
引力は距離の二乗に反比例するが、決して無にはならない。

『WO「LR」D IS MINE』著/影山影司
強すぎる引力はすべてをバラバラにして閉じこめる。
ただ、その時のエネルギィは観測できるのだ。
ブラックホールは、だから存在を認められる。

【Bチーム】
『Q』著/根多加良
いかにも根多加作といった。なんだかとても嬉しくなる。
Qは空でblueがくぅっと韻を踏む。
ブルーチーズが食べたくなりました。
余談だけれど、同じ【1】としてみれば、この飛躍力が自作には足りなくて、並べられたくないなぁと苦笑する。

『A PRAYER』著/痛田三
アタシ自身はノートの使い方が上手い方ではない。
大学時代のフィールドノートは殴り書きの集まりで、自分でも読めたものじゃない。
おまけに、手が空けば隅っこに短編小説を書いていたから、ノートには悪いことをしていたのだろう。
哀悼の意を。ちょうどお盆だし。

『A PIECE OF CAKE』著/姫椿姫子
夕暮れやのグラデーションは、仮に時間が断片と断片を接合しただけの連続的なものに過ぎないとしても、明確な境界なんてないのだと思わせてくれる。
朝焼けのヤケに赤い太陽がどんなに痛くても、昨日と今日は連続的に異なっていて、何時間かすれば夕暮れになる。
だから大気は循環し、地軸の傾きを実感するのだ。

『TRICKING/TRACKING』著/キセン
ミードが「社会的自我」を口にしてから、すべからく社会学者は自我がただ単体で存在すると考えなくなった。
社会に生きる限り、人は自我と社会的自我の間の相互作用によって、折り合いを付けている。
貴方が貴方を離れても離れた貴方と貴方の間に働く相互作用は決して失われない。
だから貴方よ。貴方は貴方だ。安心しておやすみ。

『SHOWN IMPLICITLY』著/マンジュ
前回も書いたけれど、「君」と二人称が登場するマンジュ作がとても好きだ。
強烈な眠気にも似た恋しさが募り、答えにも似た虚無感を抱く。
絡まるほどそばにいたいのに、近づくことはめんどくさい。
思いつくありったけの言葉では足りなくて、静寂の有言さに手を伸ばすのだけど、沈黙は敵だ。

『WHAT IS THE BLUE?』著/遠野浩十
結局のところ、回ることに「生」の象徴性を見出してしまうので、その意味では全作品似たり寄ったりになってしまった。
もちろん、コンセプト自体に連続性が置かれているので必然の結果でもある。
じゃあ、つまらなかったかというとそんなことはなく、この作品のように王道を行った作品に風格すら感じられるのは、企画に寄るところが大きい。
次は、ABごちゃごちゃにして読もう。

[396] 居合わせる引き

たまたまで、SDP feat. ハナレグミの「今夜はブギーバック」に居合わせるなんて!

[399] 横文字が苦手ってことにしておく

油断するとフルヤマメグミさんとハカウチマリさんがごちゃごちゃになったりする。

ごめんなさいごめんなさい。

[402] 楽に生きたい

他のことならどんな些末なことに対する辛苦だって受け入れるから、せめて生きることぐらい楽させてください。
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