空虹桜の妄現 ストロマトライト
バックナンバ Vol.9

[630] 同じはイヤだ

アタシが大好きな人とは同じようなことを考えて欲しくない。
アタシが好きなのはアタシではなく、あくまでもアナタなのだ。
アタシはアタシと異なるアナタが好きなのだ。
アタシなんかの影響を受けないで欲しい。
アタシなんかと同じにならないで欲しい。
不連続で不均衡で不整合だから、一緒にいられるのだ。

[631] 決選投票

U・Bさんに確認したら10票ずつだったみたいです>「くものす朗読会」と「てんとう虫の呪文」の得票数
他のの得票数を訊いたら「さっくり消した」と・・・をい!
今投票所見たら・・・決選投票の結果が出ない気がしてきました(笑)
どうしようか・・・

※その他の得票数は以下のコメントの通り。

昨夜確認しておぼえてる限りでは

・超短編糸電話:6
・すずむし会議:5
・ながい夜のみじかい話:3
・超短編ON読:2
・波紋のささやき:1
・The Micro(phone) Stories:1

 だったかな。たぶん。

 決選投票は、最後に投票するひとのさじ加減にかかってきそうです(笑)

[634] 誤字脱字はご了承ください

慌てて朗読会参加希望者の方へ日程に関するメールをしました。届いてなければご連絡いただければ。
締め切り書き忘れてますが、一週間程度ということで>参加者各位
最低でもあと2人は参加できますので、ギャラリー参加で構わない方はお申し込みいただければ。

お伺いのメールにお返事が頂けなくてどうしようかなぁと。
覚悟を決めて違う方にお伺いのメールを書こうか・・・

[635] 業務連絡気味にごちる

朗読予定のイニシャルMな人数名から日程メールの返信をもらえてないので、どーしようかなぁと。
まぁ、事前に聞いた分ではOKだとは思うんだけど・・・

[636] へんじがない。ただのしかばねのようだ。

そんなわけで、参加者の皆様にはお知らせしましたが4/6の21時(PM9時)から第2回朗読会を開催します。
ギャラリー参加は相変わらず受け付けてます。ひょーたん、マンジュ、空虹がSkypeIDご存じの方は、その時間にSkypeにログインしていただければ、無理矢理にでも参加させられるやもしれません(笑)

で、問題はその日までに雪雪さんと連絡取りたいんだよね。
峯岸さんに転送お願いはしたけれど、お返事を頂けないってのは、やっぱりアタシの文面が悪かったんだろうな。きっと。雪雪さんに限らず、転送お願いした人誰からも返信が頂けてないわけだし・・・
そんなわけで、万が一雪雪さんご覧になられてましたら、メールいただければ。あるいは雪雪さんにダイレクトメールが送れるか違いましたら、空虹が連絡取りたがってる旨お伝えいただければ。
まぁ、他にも連絡取りたい人がいるんだけど。う〜ん、難しいなぁ。やっぱり。

[637] 投票の結果

新しい名称は「てんとう虫の呪文」に決まりました(拍手)
ここのリンクぐらい変えてくれてもいいんじゃないかと思いますが、まとめページはちょうど、第2回のまとめが出るのと同時に改称されるんじゃないかと。
ただまぁ、それだけじゃわかりにくいんで、メールで人様に説明する時やなんかは「Web超短編朗読会『てんとう虫の呪文』」ぐらいかなぁとボンヤリ思ってます。

[638] 半分人間だもの

久々にいろいろ箇条書き
・個人的には闘莉王のボランチコンバートに憤らない阿部勇樹を見損なった。
・いろいろ落ち着かないときは、無理矢理落ち着けるか、落ち着かない状態を落ち着いたことにしてしまうか。
・了解しました>瀬川さん ♭も付けさせていただきます(笑)
・アルバム通しで聴いても「just another day」の存在感は異常なほど。
・相変わらずたいした先発陣じゃないのに、なんで阪神はスタートダッシュできてるんだろ?
・電気の新譜はグルグル回りすぎてバターになった感じ。
・朗読のために、せめて1日一度は声に出して読もう<自分
・それにつけてもオジェックが生きててホント良かった。監督としては尊敬しないけど、浦和好きとしては尊敬するよ。
・「ああそうか」と呟いた3秒後にはなにがそうだったのか忘れている。

[643] 朗読順(仮)

とりあえずいちおー。メールすべきな気もするけど、むしろこれはアタシの覚え書き的な。
なお、なにをどの順番で読むかは朗読者にお任せします。だから、未公表のから読んでくれても構いません。

1. 空虹桜
2. 松本楽志
3. マンジュ
4. 脳内亭
5. 水池亘
6. 五十嵐彪太

遅れる人がいたり、途中でいなくなるかもしれない人がいたりするんで、あくまで仮。
そうそう、まだあと1・2人ギャラリー参加できるハズなので、参加希望の方は申込フォームからなり、メールでなりでご連絡いただければ。こちらがSkypeID知ってる人は時間までにログインしてくれてれば招待しますよ。

[644] 第2回やりました

朗読会を。まとめページをご覧ください。楽志さ〜ん!

[645] 間奏はWe Will Rock You

そんなこんなで、2回目にしていろいろあった(笑)朗読会。
前日まで
・ひょーたんが遅れることは前もって連絡があったのでわかっていた。
・いさやんは間に合わないかもしれないんで、最初からギャラリー参加だった。
・あきよさんのSkypeIDが見つからず、焦ってメールを出す(翌日あっさり見つかる。これだからSkypeは!)
・そもそも、みねぎしさんからSkypeIDを承ってなかった(どーでもいいや感)
当日
・Skypeにログインしたらマンジュさんと脳内亭さんしかいなくて焦る。
・でも、冷静に考えたら、水池君とあきよさんに承認してもらってないだけだった。
・でもやっぱり楽志さんがいない!
・なわけで、仕方ないからいる人だけではじめる。
・マンジュさんの「おしっこ」とか「アンモニア」とかそっち系の趣味の人にはたまんないんだろうなぁ(をい)
・脳内亭さんのリミックスを聴けなかった人は悔しがればいいと思うよ。正式版のリストには「☆(We Will Rock You Mix)」と「速度制限(Speed of Light Mix)」で掲載しようかと。
・ちなみに、ナベアツのフレディ・マーキュリーネタは脳内亭さんがblogに動画貼ってますよ>諸方面
・水池君カッコいいなぁ。声。
・墓荒らしのごとく、書いた本人が忘れてるのを読んどいて噛んじゃアカンでしょ<自分
・三巡目脳内亭さんの前にひょーたんが戻ってきたんで、そこからひょーたんは参加。
・本当にはあはあしてるひょーたん(笑)
・一同総意として、みねぎしさんはリライトしない方がいい。
・一次会終了直後にみねぎしさんがマン喫からSkypeに。マン喫だから聞くだけって!
・なんだかんだいって、みんなみねぎしさんが大好きなんだよなぁ。
・でも、みねぎしさんが小学生レヴェルなことを否定しない(笑)
・グダグダとドライヤータイムを乗り越えたりして、お風呂タイムで終了。
・前もって朗読する作品がある程度わかってたのもあって、U・Bさんが速攻でまとめページを更新してくれたり。
・なわけで、第3回は5・6・7月あたりです。改称を記念して縛りを付けてみます。「虫」にまつわる超短編を朗読します。
・ナメクジは虫ですか?とかフナムシは虫ですか?とか虹は虫ですか?とか、そこら辺は朗読者にお任せします(笑)
・なお、楽志さんの「庭園の美」を聞きたい人が多いので、楽志さんの都合がつけば間のどこかで2.5回を出来たらいいなぁと。
・それと、もしかしたら参加できない皆さんにも・・・

[648] アクセント辞典

NHKからそのようなモノが出ていて、全国の演劇っ子やアナウンサっ子なんかが一度は目を通させられたりするのだけど、Webにないかなぁと思って探したら、なかなかどうしていいのがなかったり。
「アクセント辞典」でアクセントを統一することがいいか悪いかはともかく、気になる人は一度ご覧遊ばせ。

[649] 欲情されたい

言い方を変えたら、人間は欲情されるために生きているのかもしれない。

[650] それは罠だ!

「500文字」の掲示板に書き込んだついでに次回朗読会用のネタ探しをしようと「這い回る蝶々」の回を開き・・・
って、ここから選んだら絶対誰かとモロかぶりするじゃん!

と、選びかけてから気づいたんで、慌てていろいろ閉じる。
てんとう虫の超短編ってあんま記憶にないなぁ・・・

[651] 祝!2000本安打

アニキ!おめでとうございます!!

なんか、今年はジョニーのラスト登板にはじまって、桑田の引退、ロッテ清水の今季初勝利、野茂の復活と、なんか泣ける話題が多いね。野球。

[652] テレパシィは使えない

 本質的には文字や言葉もシンボリックなコミュニケーションなわけで、むしろ「空気を読む」的な日本的コミュニケーションの方がスタンダードではない、だから「日本的」だし「伝統的」なのだけど、ともかく、そういう話を「思いやりの心が失われつつあるのかもしれません」的なまとめ方をする人たちってどうなのかなぁと思う。
 自覚症状がないからなお厄介なんだけど、包丁や鉄砲と同じで、コミュニケーションを媒介するシンボルも道具に過ぎないから、使い手の酌みとり方次第なんだよなぁ。
 手元にある道具は、常にもっと巧く使いたい。

[653] ゴッちゃん

わかりにくい話だった(そのおかげで最後にまつじさんから逆選もらえたのだけど・微笑)し、もしかしたらちょっとは説明した方がいいかなぁと、瀬川さんのblogコメントを読んだら思ったんで滑稽だろうけどちょっとだけ(それはともかくお大事に>瀬川さん)
なお、いっつも書いてますが、これはあくまで作者である空虹が物語に起こしたイメージの話であって、読者の方がどのように理解したかに対してどうこう言うものではありません。
わからなかった人に対してガイド程度だとご理解いただければ。もちろん、ガイドに沿う必要はありません。冬山登山じゃないんだから。

・「500文字」の掲示板にも書いたけど、調べてはいないわけで、今回のネタかぶりはかなり痛かったり。
・とりあえず、最初に出てきたイメージはどこの田舎にもある「銀座通り」と近似なモノだったので、それのごり押し。
・物語の流れとしては主人公の一人称一視点です。手持ちカメラでアーケード商店街の端から端まで歩いてるショートムーヴィのイメージでした。
・「」だけでの構成はわりによくあるのだけど、主人公が一言も言わないのはわりと珍しいかなぁと。
・最初はまんま「カミさん」だったんですが、締め切り前日あたりに「ゴッちゃん」が浮かんだおかげで、読み手によっては奥行きを感じてもらえたようで。
・どこかのオバケじゃないんだし、神様だって毎日同じ格好じゃ飽きるだろうと。
・ただ、スタートのイメージは良くも悪くも「銀天街の神様」と呼ばれるホームレスが主人公でした。
・じゃあ、蛍光灯は?って話だけど、それは読み手次第ですから(笑)
・猫は「ゴッちゃん」に猫語で「こんにちはー」と挨拶してます。

[654] 天国へ行きたいなぁって

べつにそんないっぱいいらないから、毎日ちょっとずつ泣ければいいのに。

[655] 山手・モッシュ・フェスティヴァル

U・Bさんが前に「マグマ溜まり」でしょうもないこと書いてたんで、超短編にしてみる。
ここに超短編を書いたことは今まで無かったんだけど、「コトリの宮殿」もなかなか更新されない(苦笑)ことだし、それなりに未公開のストックが貯まってるしで、たまには。
あとできちんと整形して、バージェスの方に再録して貰おう。

[657] 第3回に向けて

「てんとう虫の呪文」第3回の概要を公開しました。
毎回毎回ちょっとずつ違ってるんですが、今回の目玉は
1.「虫」に関する超短編を読むこと
2. ぼんやり、リクエストを受け付けること
3. 録音する場合がある旨を明文化したこと
の3点が大きく今までと異なります。
で、1点目は前にもちらっと書きましたが、「虫」の具体的な説明はしません。朗読者が「虫」に関する超短編だと思ったら、それを読んでくれて構いません。
2点目については、あくまでぼんやりです。朗読者に強制はしません。「こゆリクエストがありましたよ」と朗読者にアナウンスするだけです。
ただ、このリクエスト枠って、「朗読者が朗読する作品を探す楽しみ」ってのを知れる機会になるかなぁとも思ってます。
三連単的に、誰が三作なにを読むか予想したりするのも、それはそれで面白いだろうしと。
人数制限やシステム的な制限があるイヴェントだからこそ、参加できない人でも楽しむ術を、それなりに提供できたらなぁと思ってます。レポ以外に。
その一端は3点目で、これはまた追々・・・

[660] 歳差運動

アナタがなにを見ているかはあまり興味が無くて、アナタがどうやって見ているのか、アナタが捉えたモノとアタシが捉えたモノがどのように異なるのか、その差異が知りたい。角度とか距離とか、アナタを感じるのはその差異にのみ。

[661] 小学生みたいな発想

あんなに小さく見えるのに、ちょっと顔出すだけでこんなに暖かいんだから、太陽ってスゴい!

[662] 立ち読み

別件で本屋にいたら、ふと思い出して、「活字倶楽部」を何年かぶりに立ち読み。
このところ、そういう方面の棚に近寄ってなかったから、なんとなく恥ずかしかったり(笑)
今さら気づいたけど、豆本フェスタは顔出せるかもなぁ・・・10月か・・・

[663] 同日同刻

他にたくさんいるとはいえ、BOSE君と一緒に「歩いて帰ろう」って、どこのポンキッキーズですか?>U・B
無理する人には、やっぱりスペシャルなご褒美があるんだなぁ・・・

と、同日同刻ぐらいに某人たちはラクーアとか行ってたわけだけど、どっちかに行けるとき、どっちに行きたいかって訊かれたら・・・(笑)

[664] せっかくだから

「てんとう虫の呪文」で超短編書き下せばいいんだ!
と、思いついた昼下がり。

[665] 示準化石と示相化石

ストロマトライト自体は化石じゃないのだけれど、ここがほぼ匿名だったり、ここに時間表示が無かったりするのは、ここに残した文字列が示準化石や示相化石のように、ボンヤリとした経過を表現してくれればいいなぁと思ったから。
名前でも時間でもなく、文字列だけが分裂し堆積して層を成す。
そこから意味を見出すのは読者という名の観測者であり、普遍し客観視できるのは当然観測者だけである。観測時点において意志や感情や事実はすべて存在しない。

ただ、層だけがある。

[666] おしらせ

・なわけで、マンジュさんの朗読を公開しました!関係者で確認したので、皆さんお聴きになれると思いますが、もし聴けなかったらご連絡ください。
・耳元でマンジュさんが聴けるんだから、ハァハァすればいいんじゃないかなぁ(笑)
・脳内亭さんのコメントを受け、「山手・モッシュ・フェスティヴァル」に蜈蚣を登場させました。てんとう虫をどうにか出せないか悩んだのだけれど、それは断念。
・いちおー、クロスフェーダも2回分公開されてます。

[667] 立ち直れません

SAF1、F1から撤退決定。

[668] 弱音

・なにもGWの最終日に記者会見しなくても!と思うけど、それ以上どんだけ罵詈雑言を尽くしても足りないので口をつぐみます。
・悲しいより虚しいより、ひたすら悔しい。
・「声に出して応援する以上に、なにかできることはなかったのか?」そんなことばかり考えてしまう。
・有り金全部譲渡したって、自殺して保険金を譲渡したって、1レース分の資金にもならないことぐらいわかってる。
・こういう時に「夢をありがとう」とか「感動をありがとう」とか言う人は絶対に信用しない。敵だと思う。
・自分のせいで立ち直れないなら、まだやりようがあるけど
、こういう不可抗力的な立ち直れなさは、自分一人じゃどうにもならないから、アナタがそばにいて欲しいです。
・あまりにもショックが大きいので不貞寝します。
・畜生!

[669] よくあること

自分で朗読するつもりで「てんとう虫の呪文」を書いてみたら、ベタベタの甘甘で羞恥プレイが過ぎる気がする。
どーしよっかなぁ・・・

[670] 素人だから

朗読会絡みで散々言ってきてはいるけれど、それはクローズドでやっていることに対する勧誘だからで、恥ずかしげも無く自分の書いたテキストを公開している以上、「素人だから」の5文字で発言(テキスト化)の責任から逃げたくないなぁと思う。
むしろ、プロになったら提灯持たなきゃいけなかったりするわけだから、背負う責任が自分のだけでいい内に、リスキィなこと言っておきたいなぁ。

[671] 脳内百景(21)

「向かい風がキツくって」
「離陸するにはちょうどいいけどね」

[672] そういえば

「第3回 てんとう虫の呪文」の朗読者は17日に締め切りますよ!
常連のあの人やこの人、締め切り日忘れちゃいそうな人は、とりあえず申込みだけでも!

とはいえ、このままじゃ募集期間延長しなきゃですよ!(笑)

[673] リスクが大きいのは自分とこで書く

それ程度のことが出来る程度には学習してますよという主張(笑)

本題。
選評時点ではリスキィだったので自制したのだけれど、<きみはいってしまうけれども3>は正選で<きみはいってしまうけれども11>はスルーだった理由。
一番は音楽が聞こえたか聞こえなかったかなのだけれど、それは個人の感覚に依存しすぎている気がするので、もっと子細な点で。
とはいえ、アタシの先入観や偏見に基づいていることは否定できない。したがって、ここに吐き出すわけで、ここはそのための場だし、今回は珍しく「500文字」の方で解題めいたことをしたので、他に書くことがないってのもあったりなかったり(笑)
<11>の方だけれど、アタシの知る限りロックスターは存在そのものがロックであり、ガジェットには一切依存しない。こっ恥ずかしいことを言うなら、ロックもヒップホップもなにもかも、すべては生き方であって、それは個、あるいは魂に起因する。
なわけで、ロックスターが後生大事にエレキギターと小さなアンプなんか抱えてちゃいけないわけです。この文章の中でもっともリスキィな言い方をすれば「ロックじゃない」(笑)
<3>の方はチラッと「500文字」の方に書いたけど、ブルースというよりさらに遡って霊歌として、己への葬送歌として読んだので、生きること自体が過剰だったり蛇足だったりするアタシには瑕疵が見当たりませんでしたと。

この曖昧な境界線が無駄な「ロック論争」や「ヒップホップ論争」の原因になるからアレなのだけれど、曖昧さこそが価値判断の尺度だったりするから難しいんだよね。
人を評価することは、即ち自分を評価することなのだと思います。

[674] 露骨にイジけてみる

やっぱりこゆ時お声かけてもらえないのねぇ・・・>異形
たしかに芸風的にも「未来妖怪」じゃ誘ってもらえない気がするけど(笑)

で、「コトリの宮殿」は・・・?
(↑の行以外はジョークだから真に受けないように!と、念のため)

[681] かすりもしない

まったくもって楽志さんに取ってもらえる気がしない。
といっても、その前に自分の出した超短編のタイトルが思い出せない・・・
一本はダメもと出だしたの覚えてるけど、もう一本なんだっけな・・・

[682] 脳内百景(22)

「かぶった!」
「ブランド物なんて持っちゃうから」

[683] 脳内百景(23)

「今日のあなたの運勢は…」
「勝手に人の未来占うなや!」

[684] 状態のハイウェイ

貴方と一緒にいたいけれど、貴方のことを愛しているわけではない。

***

ネットワークは過分につながっていて、一つの話題は必ず別の方向からもつながっている。

***

社会のシステムってヤツ(もしかしたら「毎日」とか「日常」とか言い換えていいのカモしれないけど)は、いつも間際になって立ちはだかる。

***

負の感情を増幅して受け取ってしまうことをネットワークのせいにするのも、感受性のせいにするのも間違っている。

***

見越したり、見透かしたりするのが社会学って学問のハズだけど、自分のことには上手く援用できない。

***

常に収斂せず、いつも拡散した方向へ生きていきたい。

[685] Thank You SAF1 Project

遅ればせながらこんなのやってると知った。
ttp://www.kansenzyuku.com/saf1/
こんなのもやってる。
ttp://www.kansenzyuku.com/takuma/
SAF1に「ありがとう」と言うのも佐藤琢磨に「琢磨が必要なんだ」と言うのも、どちらもとてつもなく失礼だし、アタシの気持ちを反映しない。

でもでも・・・と、自分に言い訳する。
事実として「有り難き」存在だったじゃないかと。SAF1は。その出生から。ならば、「有り難う」と表明するのは間違っていない。
だから、前者だけでも協賛しようと思う。
SAF1は有り難き存在でした。有り難う。悔しいけど。有り難う。

[686] 直前宣伝

もういくつ寝ると第3回「てんとう虫の呪文」ですよ!
現時点で朗読者4名ギャラリー2名の計6名なんで、あと4名ご参加いただけますよ!
朗読者はいつものメンバだけど、ギャラリーは初登場の方々ですから、噂で聞くあの人とかと会話したい方は是非!
あとそう、XPになったんだったら瀬川さん是非是非!(笑)
一度参加された方は、当日Skypeにログインしてたら無理矢理招待しますよ!(笑)

そんなかんじで、遠巻きに眺めるより、一歩踏み込んで聴くだけ聴いてみればいいのに!

[687] 第3回 てんとう虫の呪文〜耳許で腑楽さんの声がー

内輪だけの盛り上がりと言われるのもやぶさかではない。でも、アタシまだ脳内亭さんとも腑楽さんとも面識無いよ。

但し書きはともかく、感想まとめ。まず、自分のについて。
・セリフ読みがひょーたんに好評なので、なるたけセリフモノを読んでみよう。
・参加できないのにご協力くださってる三里さんのを一作読もう。
・思い立ったんで、書き下ろしてみよう。
・で、結局読んだ3作は「てんとう虫の呪文」「い」「昼間、キッチンで」
・「昼間、キッチンで」は当初からひょーたんと被ったのがわかってたけど、あえて読んでみることに。
・結果、ひょーたんのおかげで、1つの物語がいかようにも読み取れることが具体化され良かったなぁと。感謝感謝。
・ちなみに、ひょーたんの「ナナホシテントウ」はカワユス。
・書き下ろしはここに一度書いたけど、恥ずかしかったです。
・脳内亭さんに朗読いただいた「山手」はとてもロックで、おおっ!スゲェ!と。
・クールに朗読しろ指示するおヒゲは恐ろしい人だ(笑)
・瀬川さんは早くSkype導入していれば、マンジュさんの「エスカルゴ」を聴けたのに!勿体ない(最後ヤザワ口調)
・腑楽さんに無理矢理(?)書き下ろしたての「魔性」を朗読していただく。あのロリ声は異常(笑)誰か腑楽さんを飼えばいいのに。
・二次会はダラダラと。
・いさやんを召還したら二言目には「腑楽の野郎」
・犬の人はちゃんと女王様に奉仕しなきゃダメだよ。福井とか言い訳にしないで(笑)
・6ねん4くみ
・火照ってきた
・オフレコで真面目な話から思春期・エロ話まで。
・結局終わりは午前3時!

そんなわけで、第4回は9月を予定してますが、その間に誰か主催でなんかやります。たぶん。

[690] この歳になって気づく

そうか、泣きたくなるのは嬉しい時と悔しい時なんだ。

[691] 派閥とかカテゴライズとかラベリングとか

朗読会の駄話でちらりと言ったかと思いますが、bk1怪談大賞にとりあえず出してみました。ストック蔵出し。あと2本もその内出します。

で、超短編の人だから500文字以内で書いたとかそゆのではないので、キャッキャ言いたい人たちは勘違いしないように。
っても、言いたい人たちは言うだろうけど。
もちろん、超短編界隈の人たちは500文字近く書くと「書きすぎた!」と思う傾向があるんで、「超短編の人だから」というラベリングを一概には否定しきれないんですが、もともと700文字ぐらい書いたのを推敲したら500文字以下になったって話ですよ。ええ。

それはともかく、bk1に出したのって自サイトに再掲したら怒られるのかな?

[692] いさやムカつく

いさやムカつく。
いさやムカつく。
いさやムカつく。
大事なとこ聞き逃したからさらにムカつく(これ以上は放送コードなので自主規制します)

[693] 思うツボはヤだ

モナコよりハチャメチャなレースになったんだから、みんなもうちょっと頑張って起きてれば良かったのに>F1

腑楽さんには悪いけど、マンジュさんとくっつかれるとみねぎしの期待通りなので、もう一波乱欲しいなぁ。
マンジュさんとひょーたんがくっつくのもいいけど、むしろ腑楽さんとみねぎしがくっつけばいいのに。裸の付き合いも済んでることだし(をい)

[694] メイクデビューと新馬競争

どっちがわかりやすいかって、圧倒的に「新馬競争」だと思うのだけど、百歩譲って「新馬」がわかりにくいとしても、「メイクデビュー」よりはなにをしてるかはわかるんじゃないかなぁ。カタカナと違って、漢字は表意文字なんだし。
正直、JRAの言語センスは常になんか狂ってるので、いつも呆気に取られる。

[696] オシムの言葉

基本的に文庫にならないと買わない人なので、「てのひら怪談」も文庫になったからと、買いに行ったら見かけた「オシムの言葉」
ハードカヴァの頃は、こっそり読んでいない。
今文庫になるってことは・・・
そんなわけで、他の積ん読より、一緒に買った「てのひら怪談」よりも先に「オシムの言葉」を読む。

どんな聖典よりどんな哲学書より、この本はアタシを鼓舞するだろう。
本当に、心から、本当に、オシムのサッカーがもっと見たいです。

[697] 遠距離恋愛は続く

・思いっきり変化球のが楽志さんに引っかかるかなぁと思って「Acoustics system」を出したけれど、箸にも棒にもかからず。
・もともとは「Sensuous」で、コーネリアスのアルバム聴いた直後に勢いで書いた。
・未だに「Sensuous」の発音を確認していない(苦笑)
・「Beep It」のが正しい気はするけど、出した時期のマイブームが「音響系」と呼ばれるジャンルだったんで、そのままズバリに。
・それはともかく、「てんとう虫の呪文」の試聴ファイルがひょーたんの「七ツの星は天に輝く」になりましたよ!
・「ひょーたん萌え」とか「ひょーたんカワユス」とかみんな言えばいいと思うよ。
・でも、一ヶ月限定。あしからず。
・「いさやムカつく」書いたせいで、いさやんと腑楽の野郎さんとアタシの3すくみを、誰かが妄想してたら楽しいのになぁとか呟いてみる。
・犬2匹と一緒になんかされたくないんだからね!
・それにしても、物理的距離よりは心的距離だよね。やっぱり。
・ホフディランはやっぱり一回みたいなぁ。

[698] ギミーシェルター

必死で戦っている人は好きだけど、必死で頑張っている人は嫌い。

[699] デカルトの密室

ハードカヴァが出た当時どういう評判だったかなんて覚えていないのだけれど、ともかく、「デカルトの密室」が傑作すぎて、困ってしまった。
もし仮に、文壇とか評論家と呼ばれる人たちがこれを読んでなにも感じないのなら、貶すだけなのなら、そんなのなら、無くなってしまえばいいのに。
心からそう思う。
どっかで森博嗣の「すべてがFになる」との相関を切々と解いてくれてる人はいるんだろうか?どっかで清涼院流水の「コズミック」との相関を切々と解いてくれてる人はいるんだろうか?
SFとかミステリとか哲学とかそんな矮小な「カテゴリ」ではなく、「デカルトの密室」は明らかな「物語」で、<アタシ>にとって大切な物語となった。

それにしても、今月はいい本読んでるなぁ。バチが当たんなきゃいいけど(笑)

[700] 過小評価でも過大評価でもなく

いっつもパッとした言葉を紡げない不甲斐なさを感じるのだけど、どうも思考の鋭さに対して言葉の鋭さが追いついていない模様。

[701] 超短編の世界vol.1

いちおー、アタシのも載せていただいてますよ。
アタシとねたかんで見開き2ページに本文計3行(たしか)

「アンチeco」とか「森林破壊の人」と呼ばれるのも吝かではありません(笑)

[702] mistake

あっ!アレじゃさすがに描写が足りない!!と、今頃気づいた「蚯蚓腫れ」
「頭の中だけで書いてる」とか言われるんだろうなぁ。とか思ったり思わなかったり。
まぁ、エロに慣れてないせいだということにしておこう(笑)

[703] 少女狩り

タイトルの卑猥さはともかく、そろそろと次回の朗読会へ向けて古いのを漁ってみる。
いいのがいくつか出てくるんだけど、これをアタシが読むには女の子が過ぎるなと思わず尻込み(苦笑)
お題がお題だけになかなか難しい。
しかも、古いの漁ってるから余計に、出てくる超短編作家さんが最近音沙汰の無い人だったり、メアド知らない人だったりで、また尻込み。

なわけで、第4回の募集かけますよ!〆切は8/2を予定。

[704] MORE FUN-KEY-WORD

・「かつて一度は人間だったもの」の「ダダ星」で、一番ウケてくれたのは大方の予想通りU・Bさんでした。さすが特撮ヲタク。
・実はこの話、全然別のタイトルでストックしてたんですが、投稿用に書いた話より「かつて一度は人間だったもの」の名がしっくりきたんで、急遽投入してみたり。
・だから、いつもの投稿作とは毛色が違うでしょ?若干。
・たまにはこゆ話も書きます(笑)
・で、作者のほとんどは現物を見ておらず、数少ない一般読者の方が手に入れていたと噂の「超短編の世界」絶賛発売中です。
・って、ここで宣伝したところで関係者しか見てなかったりするのだけど。
・タカスギさんとこで知ったんでbk1見てみたら、懐かしいあの人やこの人の名前が。
・今ならタカスギさん経由でアポ取ってもらえるかな?朗読しようと思ったら。
・「少女」なら永子さんあたりはかなりの狙い目。
・8月にオフ会とかやられても行ける気がしません(笑)
・10月豆本フェスタ遊びに行く気になってるから、まぁ、その時でいいか。
・豆本作らないのに、遊びに行くのは豆本イヴェント絡みばかりだなぁ(笑)
・全然関係ないけど、あの程度のことで腑楽さんにいちゃもんつけてる人ってなんなんだろうなぁ。

[709] 夏にして君を想う

7月が来る度、振り返ってしまうけれど、霞んでしまって朧気。

[711] 自分でもしょーもないなと思いながら

「マンジュ」とい名詞がアレを示していることはご承知のこととして、「万手」なわけでそんなにたくさんの手でアレをアレしたら、きっとスゴいんだろうなぁとか思った。さすがマンジュさん(文脈めためた)

[714] これだからNo.2同盟は!

母国ラストランで1週目リタイアがデビクルクオリティ!

結構好きだったんだけどなぁ・・・

[716] 振幅力

歳のせいか(笑)このところ涙もろくて、とくに生死絡みでガンガン泣いていたりする。「恋空」で泣けるどこぞの高校生みたいなもの。
で、先日、大学時代に卒論の調査でインタヴュしたインフォーマントが一人亡くなった。喪中の手紙には「不慮の事故」と書かれていた。
本当に「ヤマのお母さん」といった感じの方だった。こちらがインタヴュでお伺いした時には、夕飯までご馳走になり、お土産として資産的には無価値だけれど鉱石が紛れ込んだバリだったかベリ、いわゆるズリとかボタの一種をもらったりもした。
たくさん話を聞かせていただいたおかげで、人に見せられるレヴェルの卒論にもなった。
やっぱり、あの時期が話を聞けるギリギリのところだったのだろう。でもやっぱり、もっともっと話を聞きたかった。もっと聞かせていただいた話を生かしたいと思う。

本当に本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

[717] ハカウチさんは新人じゃないと思う

それはともかく、どちらかというと待つより迎えに行く派なので、ブラジルの方にある本屋さん(?)に「異形コレクション 未来妖怪」お届けしてもらう。
で、超短編団の19人集のだけ読んだんで、そこだけ感想。
「超短編の世界」はヘタなこと書いて次が無くなったら困る(そもそも「500文字」の作品はすべて既読だから、改めてなにかを一作ずつ言及するのが難しい)けど、「異形」の場合は次があったとしてもあまり呼ばれる気がしない(笑)ので気楽に。
それにしても「超短編団」だけだと「少年探偵団」ノリだったのが、「19人集」まで付くと今度は悪の秘密結社調。「集」は「衆」のがよりっぽいかなぁと。
「超短編団19人衆」
うわ〜、仲間割れしてヒーロに殺られるタイプだ(笑)

・「夜の歌」タカスギシンタロ
 一発目から「未来」は「明日」でも「一秒後」でも「未来」であるという当たり前のことを思い出させる。
 縛りに対してアナログのイメージをぶつけたことで生じるギャップが楽しいのだけど、それより、最後に電柱が唄う歌はなんだろう?最初に浮かんだのは淡谷のり子のブルースだったのだけど、なんとなくこの電柱は男っぽいんだよなぁ。

・「都市式牛鬼」赤井都
 ハカウチさんのレヴュを読んで、ようやくこの話が「妖怪」の「未来」だと理解できた(ダメじゃん<自分)
 それにしてもエロいなぁ。しかも、なんだか「痴漢に襲われてみたかった」的な変態性癖も感じつつ。
 でも、そうか。王子様なんて所詮思春期かちょい後ぐらいだからヤりたい盛りなわけだし、主体的に「待つ」は逆視点からは「放置プレイ」か(をい)

・「無地な」佐多椋
 これまたハカウチさんのレヴュ読むまで「狢」と掛かっていると気づかなかったというか、そもそも小泉八雲の「むじな」を読んでいない時点でダメ。アウト。すみません。落語でのっぺらぼうが出てくるのは聞いたか読んだことあったと思うんですが、違うの?
 それはともかく、「未来化」するために説明しすぎてる感。怪談臭を残すために「埃」が使いたかったのだと思うのだけど、「ナノマシン」としてしまえばいろいろ端折れたのにとか。そもそも「電腦埃」とした時点でいろいろな説明ができてるよなぁ。漢字は表意文字なわけだし。
 これは余談だけれど、SFガジェットは説明しなくちゃならないと思ってる人が多いと思うんだけど、むしろ説明端折るために手垢のついたSFガジェットをアタシはよく使います。
 さらに余談だけれど、佐多椋というかキセンさんが歳下だというのが信じられません!

・「今、何時ですか」森山東
 贔屓目込みにして、森山東の新作舞妓話が読めただけでもう満足。「超短編の世界」では舞妓話じゃなかったのが気持ち不満だったりしたものだから余計に。我が儘な客だ(苦笑)
 色町は現を忘れさせる場所であるのなら、これは十分リアルな話でもあり、縛りと設定とタイトルの三重トラップが上手いなぁと。

・「コノ奥ニアナタノ未来ガ見エマス」たなかなつみ
 タイトルからして朗読のしがいがあるなぁと(笑)もうどう読みたいかはバレバレなんだけど。
 高度な技術を使ってるようで、片言でかつ同じよなことしか言えないチープさがなんだか愛らしくもあり、なんだか高橋留美子チックだなぁとも思ったり。

・「化けポスト」春名トモコ
 うわ〜っ、その手があったか!的なやられた感。しかもウォーミングな話にまとめられていて、やっぱり春名さんの超短編はいいなぁ。
 似たようなアングルやカット割りや設定でアタシが書いても、春名さんのように上手く決まらないで、なんだか歪さが残っちゃうんだよなぁ。
 人間性か?人間性のせいなのか?今さら優しかったり柔らかい話を努力しても無駄だとでも?

・「のうげろり」ハカウチマリ
 ゴリゴリのSFな感じなんだけど、冷静に考えればたんに拒絶反応されただけだよね。っていや、その理由がキモなんだけど、そうか、「パラサイト・イヴ」はこの文字数で語れる物語なんだとか、ちょっと思ったり。
 べつに既読感がどうこうとかそゆ話をしたいわけじゃなくて、むしろ、ここに「超短編」的な「センスオブワンダ」があると思うんですよ。わりと競作の時「既読感」で評価を下げてる選評を見かけますけど、その「既読感」の対象は「超短編」ではなく長編や短編だったりすることが多くて、もし仮に100倍も10000倍も文字数が多い作品と同じように見えるとしたなら、その「超短編」は優れていると評価されていいとアタシは思うのです。すくなくとも高い圧縮率とずば抜けて速い展開速度をその「超短編」は有しているのだから、工学的には評価されないハズがない。
 「未来妖怪」と聞いた(読んだ)時、最初に「この人書いてくれてたらいいな」と思ったのはハカウチさんでした。どうしても幻想系が多い中でゴリゴリのSFを書いてくれる希有な人ですからね。
 でまぁ、タイトルに書いたことだけれど、ざっと調べた限り「夜夜中(2006年)」から「500文字」に参加してらっしゃるわけで、もう2年も前ですよ!

・「壁舐めベロベロン・ビルダー」ひかるこ
 このヒーロ戦隊の怪人調のタイトルにまずビックリ。で、出てくる妖怪にビックリ。これはスゴい。三段組にしたデザイナさんもスゴいけど(笑)
 成長するというか伸びるビルってSF好きには読み慣れた設定なハズなのに、すっかり思考から抜け落ちていた自分にガックリきつつ、これはホントに「垢なめ」とかと同枠で未来に続く妖怪になってくれればいいなぁと思いました。

・「ホーム・ポジション」峯岸可弥
 Contentsのとこのタイトルにはちゃんと中黒入ってますね。なもんで、とりあえずここではそっちを見ながら起こしてることもあり、中黒入れときます。
 それはともかく、正直微妙(笑)描写だけだよね。ほとんど。
 自分の一生を起こすのにキィボードいっぱいの指が打ったのだとしたら、’とか`はどゆシチュエーションの描写に出てきたんだ?とか。|とかも出番はあまりなさげ。
 あと、指は消えたとして、掌はどこへ行ったのか?とか。
 などと、揚げ足を取った気になってみる(笑)こうやって書くと、峯岸さんがなにか書いて説明してくれる気がするので。

・「かわうそ」不狼児
 さすが不狼児さんと言ったぶっ飛びというかかっ飛びっぷり。
 普通の人がこれを読んだ時どう思うのだろうか?が一番気になるところ。でも、「異形」読んでる人は既に普通ではないのかな?(笑)
 カワウソのウソが嘘だとして、小指は指切りげんまんで約束だなぁと、ふと思った。

・「アンドロイドは酸化して」五十嵐彪太
 さすがにドジっ子アンドロイドはガジェットとしてベタだなと思った(笑)おそらく、彼の有名なU・Bさんなら椎名高志の「電化製品に乾杯」を思い出すに違いないとか。
 あと、炊事ロボットだとしたら防水や防酸性能が低いなとか(だから「酸性大雨警報」って書いてるじゃん!)
 たぶん、女性型の炊事ロボットというかメイドロボットにセクサロイド機能を搭載するのは、現状の男性社会では必然の帰結だから、きっと主人公は貧乏だったんだろうなぁ。
 もう充電の必要がないのに、充電器を差してくれてる方がドジっ子的には萌えるかな?

・「こだま」やまなかしほ
 やまなかさんだやまなかさんだ!新作だ新作だ!9月にSkype朗読会予定ですから、聞くだけでもどうぞ〜
 と、呼び水を撒きつつ、なんだか懐かしいというか、アタシが参加した直前だか直後ぐらいの「500文字の心臓」ってこゆ作品わりに多かったよなぁとか。
 焦らしプレイというかむしろ照れてなにも言えない感を感じて、ウブだなぁなんて。

・「蜘蛛女」圓眞美
 第6回bk1怪談大賞に「天然栽培」なんてトンでもないのを出してる(その内「少年」縛りの会があったら朗読しますよ)マンジュさんですが、ここはわりとシンプルというか、若干物足りない感まで(をい)
 それにしても、ウェスト40cmってどれぐらい?昔、工藤静香が一番細かった時は腰に手をやったら中指同士が付いたとかって話を聞いたことがあるんだけど、それぐらい?もっと細い?
 お洒落ってつらいわ。

・「恋するケータイ」葉原あきよ
 その手があったかというか、これなら拙作「じゃがいも祭り」でも「未来妖怪」言い張れたんじゃん!と、ちょっと思った(笑)
 基本料金2倍かぁ。学割とかって今なくなったんだっけ?
 さりげにSFのお約束な意志の主体を乗っ取られる話なんだよなぁ。ここでは手前で留まってるけど。

・「生贄七尾」青島さかな
 サイトのアドレス本に載せちゃってるんだから、blog更新しなきゃ!(笑)>さかなさん
 タイトル見た時は「七尾の魚を生け贄にする」話かと思ったのは秘密。
 悪くはないけど、さかなさんっぽくないなぁと思いました。「獣」は総称で姿形がイメージしにくいのが遠因かなぁとは。最近さかなさんの話が読めてない(笑)んで、記憶だけで書いてますが、さかなさんの話は雰囲気だけの話ではなく、カッチリしたガジェット間に沸き立つ雰囲気を味わう話だったよなぁとか。そのものズバリだけど「紅茶泥棒」とか。

・「帰郷」白縫いさや
 あっ、タイトルから遠くない!と、思いました(笑)
 これ実は「鬼」よりも「山」もしくは「田舎」のがよっぽど「妖怪」というか「異形」だって話ですよね。「信仰」を強調してるのもなんかそれっぽい。「山」自体が既に「信仰」の対象だし、このところの高度経済成長懐古ブームやスローライフブーム的(アタシにはこれらのがよっぽど「異形」なのだけれど)には「田舎」も十分「信仰」の対象だし。
 この発想自体が既に20世紀的で、あと数年もすれば「異形」になりそうな気もするのだけれど、実際山の中に行ったら平気で「どこぞのバーチャンはカミサマだから」とか聞けたりするのが日本だからなぁ。

・「オリエント」はやみかつとし
 いい加減積ん読にしっぱなしの「ゲバラ日記」を読まなきゃなぁと思いつつ、「ヨシュアの木」だけはちょっとわからない(調べたけど今ひとつピンと来ない)のだけれど、タイトルがオリエントなんだから、フビライは当然モンゴルで元で和冦だし、ゲバラは共産主義だけど、もう一つは革命とか理想の象徴で、こんなに自由主義国家なのにゲバラに溢れてる国は日本ぐらいだろうし、溢れる珪砂はカラフルでたゆたう壜由来で、つまり浜自体が墓場で、でも壜はメッセージ・ボトルでもあり、投棄されたゴミでもあるだろうし、中には北の将軍様の方からだって流れてきたのもあって、どいつもこいつも理想の「国」とか「世界」を胸に抱いて、それを東の方に求めたのだけど、その島に生きているだろうアタシの理想は、ならばどこへ持って行けばいいのか?なんてね。

・「コワイロ」松本楽志
 声の話がいつの間にか物語の話になって、いつの間にか読者まで取り込まれてしまう、絶妙なる超短編。
 そもそも「SF」とか「幻想」とかは、レイヴェリングしたい人のための言葉(「レイヴェリング」は社会学用語で理解してください)であって、(作者がどんなに意識していたとしても)作品自体は常にカテゴリから独立している。ただ、「500文字の心臓」のように「超短編」という概念を「文字数」という物理的な次元で規定してしまえばレイヴェルから独立することができる。
 何度かここで書いているけれど、文学的定義としての「超短編」と物理的定義の「超短編」を混同してはならない(ちなみに、自サイト内では前者を「超短篇」、後者を「超短編」としています)
 で、その証明の一つが楽志さんの「コワイロ」だと思う。上手いなぁ。

・「夜とマクガフィン」宮田真司
 楽志さんとこで書いたことを受ければ、いかにも「超短篇」的な超短編。
 だからではないけれど、全作品中で一番好き。
 今と未来と現と虚構は紙一重と示せてこそ物語の意義があって、この作品にはそれが十分含まれている。
 それにしても、と、以下余談。宮田さんはあんなに素晴らしい絵が描ける上に、こんな話まで書けるんだから、眠らせておくには惜しすぎる人だよなぁ。これでロリコ(殴)(会ったこともない人になにを言う)

あれ?なんか想定以上に時間かかっちゃったや。

[724] 「みねぎん」か「かややん」か「しずむん」

醒めたフリして実は最近そゆポジションじゃない?>タイトルの人

それはともかく、すっかり「Gum」が公開されたの忘れてたりで、すこしだけ解説というか、さすがにこのタイトルの由来は説明しなきゃダメかなぁということで、
ttp://jp.youtube.com/watch?v=uREbZFoO5ZU
たまにはPV元ネタに書いたりもしますよと。
これ掲載されてたら、逆にアタシがビビってたと思う(笑)

[733] 年末!?

イヴェント?朗読はデフォ?関東圏の人よろしくぅ〜

[735] アンソロジィにおける文脈と視点——「超短編の世界」を事例に 1

U・Bさんによると新宿紀伊国屋より高田馬場のヴィレッジ・ヴァンガードの方が平積みしてるらしく、さすがヴィレッジ・ヴァンガードと思うのだけど、はたしてそれがどれだけ役に立つ情報なのだろうか?

と、適当な枕を並べたところで本題。たぶん4・5回続くと思うのだけれど、書ききる前に自然消滅する可能性を否定できません(苦笑)
なお、校正してませんので(とくに社会学的に)迂闊なミステイクが多々あるかと思いますが、そこは脳内補正していただければ。また、アタシは地域社会学専攻で卒論を一本書いた程度なので、文化社会学的なロジック構成には不慣れだったりするため、万一、文化社会学やってる人がここを見ちゃった場合は、揚げ足取らず、フォロウしていただけると有り難いなぁとか。
以下、論文口調。
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 文脈はすべて脳の錯覚である。

 なんの定義もせずにそう書いてしまえば、圧倒的多数の反発を招くだろうが、構築主義的には迂闊に否定できない文言だ。
 人が“なにか”を“なにか”と認識するか否かは認知心理学の領域だが、それが社会的に——社会化された人間であれば——“なにか”だと認識できるのなら、それは社会学の方法論によって説明できる。ここでの「社会的」は「文化的」とほぼイコールに見えるが、筆者は社会学的な説明を意図しているので、「社会的」とする。また、「文芸的」や「文学的」な方法論による説明も意図していないので、願わくばそういった立場からの反論等は自重願いたい。
 さて、冒頭の話に戻ろう。
 文脈はすべて脳の錯覚である。なぜなら、そこに物理的な形は存在しないからだ。意味は「社会化」されることによって脳内に構築される妄想である。ならば、社会化とはなにか? という点に意識が集中するかと思うが、さすがにこれは学士程度の学歴しか持たない人間が説明するにはリスキィ過ぎるので、社会学の基本書をお読み願いたい。ただ、「超短編の世界」を事例にすることで今後アンソロジィにおける文脈と視点についていくつか考察していくのだが、その中でボンヤリとでも「社会化」という単語の社会学的意味は理解していただけるかと思う。
 文脈が妄想であるならば、社会化されることによって構築されるのであれば、その妄想(文脈)はどのように構築されるのか? 社会化されることによって、文脈はどのように変化するのか? 構築されることによって、社会にどのような影響を与えるのか?
 主にその3点を社会学的に、より厳密には文化社会学的に、筆者が参与観察的に参加した「超短編の世界」というアンソロジィ本を事例に考察していきたい。
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以上、序文。以下、その内(をい)
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