力士は神に近い状態なんです

北の湖がついに辞任しましたよね。
どうなのよとちょいちょい人に言われるのでどうなんだろうと考えてみたんだけど
私はおすもうを神事として見ているので、なんかけっこうどうでもいいというのが私の態です。
神事っていうのは初詣とか神社のお祭りとか、もっと言えばイザナギイザナミのお話とか
そういう神話素の集成をばらまく役割を担った力士たちの祭典みたいな。
当の力士たちにその自覚があろうとなかろうと、「相撲とはそうなっているもののあり方」なのだから、
職業を力士に選んだ時点で彼らはその役割に組み込まれているのです。
よく、力士が引退して髷を切ったとたんに、なんか普通の人になっちゃったなあ
って思う事があるけど、力士でいるという状態がそもそも神話に近いことなので、
親方になる=世俗に戻ることである
と考えれば合点がいくよなあと私はつねづね思っているのです。

そんなかんじのゆるい捉えなので
大麻問題とかドルジのポニーテールとか、そういう世俗の表出にはあんまり興味ないんだよね。
下世話な悪趣味体質としての興味はすごいあるんだけども。
でもそれを言う時の私は相撲ファンの立場ではないのです。
相撲協会も経営ちゃんとやれよとかね、まあそりゃそうだろうよ。がんばれ。みんながんばれ。

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