Attention!!
MCなんかは細部曖昧です。ご了承ください。
朝 https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#morning
5時ちょっと前に目が覚める。
珍しく両親も温泉行きたいってことで、テントの中から声も聞こえるから「 出発するよ 」と声をかける。
も、iPhoneさんが雨降るでと予報出してる!ので、椅子とか諸々をいったん仕舞う。
でも、温泉バスが5時から5時半だったから、楽勝!と向かうと、「
5時出発ですよ 」とスタッフのお嬢さんに困った顔をされる。
「6時半のに空きがあれば乗せてあげないことはないですよ(要旨)」と。
えっ?まぢか・・・その期待値低そなキャンセル待ちタルいな・・・
と、個人的には考えてしまうわけだけれど、両親に確認したところ6時半待ってみるとのことに。
いや、ワタクシも一度日焼け止め落としたいんですけども・・・
なわけで、物販前にいつからか設置されていた四阿で30分ほど待ちぼうけ。
いずれにせよ、こちらのミスだから仕方ないし、温泉券の値段見直したら、そのまま無かったことにするのは悔やまれるお値段。
っていうか、買う時に確認した記憶はボンヤリあるけど、そんなに高かったっけ・・・
ちっ!岸田め!(八つ当たり)
とはいえなんとか、5:00の便を乗り過ごした4名(ウチ以外にもう一人いた)は、6:30の「
モエレ天然温泉 たまゆらの杜」行きへ乗せてもらえたので、なんとか温泉に入ることができました。ありがたや。ありがたや。
久々に来た「モエレ天然温泉 たまゆらの杜」は、ロッカー錆びてたけど、
電気風呂で腰をグギャーとしてもらいました。良い温泉。
風呂入ってる間、
なんだかんだで1年に積み上げた徳をここで使い果たしているんじゃないか?という気がしてくる。
今年はとくにテントも駐車場も当たらず、譲ってもらったり、民間駐車場借りたり。
でもって、今回の温泉の件だったりするのだ。
来年に向けて、また徳を積んでいくしかないのか・・・
徳ってなにかね・・・
やっぱりひとっ風呂浴びるとスッキリするし、日焼け止めつけっぱなしで一晩過ごすのが辛い(2ヶ月に一度皮膚科へ通う人の発言)
そして、やっぱり風呂上がりは眠い・・・
帰りのバスでうつらうつらしつつも無事会場に戻り、ホントはビール呑みたいところだけれど、green topeはモーニングセットのコーヒー&クレープしか販売しておらず、仕方なくテントに戻る。
全然降らなかったっぽい雨対策で仕舞った椅子を並べ、温泉セットを鞄にしまい直す。
空はずっと曇って、雨が降りそうだけど降らない感じ。
曇ってても紫外線量は同じという話は知ってるのだけど、まぁいいか。と、日焼け止めを塗らず、トイレがてらクッキングカーエリアへ。
ひとまず、昨日と同じThe Flying Fishさんでビールを買い、今度こそフィッシュアンドチップス!思ったら「時間かかりますよ」言われる。グスン。
その隣のCRAZYDOGさんでホットドッグを買い込み、テントで食す。
と、これが期待値以上においしかったり。
バゲットなのでパンにしっかり歯ごたえがあるので、食べやすいかというと悩ましいけど、食べ歩くにはこれぐらい剛性あった方が崩れないだろうし、なによりメイン食材のソーセージがおいしい!やはり、ホットドッグはソーセージで決まるなぁと。もちろんバゲットが温められてるとか、必要な仕事はされた上で。
オフィシャルインスタ見たら、そりゃキッチンカーの移動は大変ですよね!
これは良い腹ごしらえだったなってところで、いざ、ラジオ体操へ!
10:30-10:50 ラジオ体操祭(祭太郎ステージ) https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#raditai
の前に、小銭700円ぶち込んでガチャを回す。
まさか700円でダブりが発生するとは思わず、軽い動揺。
写真撮っておきたいけど、そんな時間も無いからいったんポーチにしまってラジオ体操祭を目指す。
そういえばポーチ。大半の人が、2019年の先行特典を使い回していて、たまに違う年のを見かけてビックリする。
今年は違う形のポーチというか小物入れだったけど、やっぱり、
Columbiaとのダブルネーム復活して欲しいなぁ・・・BEAMSでもいいけど(笑)
閑話休題。
結構時間ギリで到着したけど、なんか集団が固まっていたのでちょっと目立つ場所を確保してしまう。
もちろん、知らない子たちは鐘を鳴らすために並んでおるのだけど、我々はその鐘に興味は無いのだよ!
2代目祭太郎は、自己紹介してくれたけど、なかなラジオ体操をやらせてくれない(笑)
しかして、祭さんは手慣れたもので、2代目の駄々をほったらかしてというか、言わせっぱなしにして、櫓へ上がる。
2代目はフリースタイルで和太鼓を敲く親子セッション。
セットリスト(ソースは手元メモというか、去年のコピペ)
- 風の谷のナウシカ
- ラジオ体操第1
そうか。祭太郎も20周年か・・・つまり、20年以上、このあなたの知らない世界で戯れてるわけだ。ウチら。
今年は参加者が多かったようで、テントエリアに集団が食い込むぐらいになっていたラジオ体操。
コンサユニを着た何名かと、「まだ石狩支部間に合いますよね?」とか「勝ち点おめでとうございます」とか言いつつ写真撮影祭もフルで映り込む。
今年はmont-bellのちょっといいトレイルシューズ(トレールランダー)履いてるせいか、足の疲労感はそこまで強くなくて、どっちかって言うと、
単純に体力が無くなってる印象。
ヤバい。鍛えねば!
フェスの体力はフェスで鍛えるべきだが、荒吐を事実上引退した今、どこの野外フェスに行くべきか・・・
兎も角、名刺交換祭には参加できないため、石狩支部へ!
11:00-11:30 Jリーグ石狩支部(EARTH TENT前) https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#ishikari
EARTH前に着いたら、みんなビールを買いに行くというので、一緒にビールを買いに行く。
話の大半は昨日の馬鹿試合についてで、彼や是やと思いを口走るのだけど、共通するのは5点取って、ようやく安心したと(馬鹿試合)
今年は珍しく、当方もユニを着ているというか、去年の小野伸二引退記念レプリカTを着ていたのだけど、誰にもツッコまれず、それだけが残念で仕方が無い(なにを言っているのか)
だいたい主催のチョムさんが来ると認識してる人々が揃ったところで、乾杯してからの歓談という名の
グダグダ。
が、
このグダグダが良い。RSR界隈はフジロック以上に
ファンの関係性が妙に濃くて、あまり濃い関係性が好きではない人間からすると、
このユルい関係性が平和で仕方が無い。
年に一度なんとなく知っている人たちと、今年初めて知って参加した人や、ずっと知ってたけど機会が無くて参加できなかった人までが、サッカーと音楽の話をダラッとするって、なかなか経験できない時間でもあるし。
たぶんX(旧Twitter)で知ってる人だろう千葉サポの人に、マックスコーヒーのクッキーをもらったり、毎年ご挨拶させていただいてる八戸サポの人に八戸土産もらったり。
そうこうしてるとチョムさんが写真撮りますというので、みんな並んだところで、近くのポカリブースのスタッフさんが写真撮ってくれたり。
ヤだ。いい人。ホント、
RSRのこゆところ好き。
写真撮影が終わってもグダグダと20分ぐらい喋り続ける。
昨日7時に来てテント立てて、17時にドームに行ったとかさ!
最後まで残ってた10名程度でポカリブースにお礼参り(言い方)
水を250円で買って恩を返す。
チョムさんや遅れてきた京都の人は、買い込んでガラガラを回し、見事京都の人がタンクトッブを当てる。
う〜ん。これも徳だなぁ。
我の周りは凄い人ばかりなり。
とりあえず、今年はチョムさんの抽選運が悪かったらしいので、WESSはちゃんと当ててください。
12:30-13:20 打首獄門同好会(RED STAR FIELD) https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#uchikubi
で、三々五々する中、defへ行くという福岡の人とRedまで散歩。
そんな喋ったわけじゃないけど、リスバンチェックの元気が良くて、「 このノリ懐かしいですよね 」みたいな話をする。
周りにいた子が「 もうはじまってない? 」とか言って駆け出す中、「 Redなんですか? 」「 打首獄門ですね 」みたいな会話を。
なんで中途半端なとこで切ったんだろ?俺。
それは兎も角、Red横で福岡の人とは別れ、換気の曲を聴きながらRedの置くというか横にマップに表示されてない酒屋があって、そこでビールを買い込む。
サウンドチェックで一体何曲やるんでしょ?ぐらいな状況で、次に「夏フェスで絶対にやらない曲」と「布団の中から出たくない」を。
たしかに、
これは夏フェスに向かない(笑)
そうやって待ってる間にレポ書いたり、SNS更新したり。
いつかのクラムボンのように、リハからそのまま本編流れ込むことはなく、一度メンバはステージから捌けて、Redのステージ担当のは岩井さんが登場。
「
みなさん、2日目にここにいるってことはプロだと思いますので、わかってるとは思いますが、必要な3分。水分、塩分、あとBUNBUN 」
みたいな「わかってるフレーズ」をぶち込んでいく。
ちなみに、昨日、兄ィは「兄貴分」って言ってたけどな!
で、「時間」の語を口走った途端に思い出して「タイムテーブル変わるかも」と予告をして捌ける。
たしかに昨日の台風に続き、今日は新千歳空港の保安検査場が閉鎖されてるとか言ってたもんな・・・
さて、本編。
2曲目からスクワットさせられる(筋肉マイフレンド)ような、激しいセットリスト。
「きのこたけのこ戦争」からの「デリシャスティック」で、うまい棒で青ばん屋社長ことアシュラシンドローム青木亞一人が登場し、途中パラッパラと小雨が舞ったら観客が騒いで、結果、セットリストが変わったり(なぜ今日天気が悪い)
青ばん屋はワンチャン無かったから食べる隙が無かったけど、来年はなんとか・・・
トドメのツアー告知ではソールドアウトしないと名高いZepp Sapporoに西川貴教をブッキングしてしまったため、一番金かかってるから、みんな来てと懇願するという(笑)
いや〜、エンタメだ!
ラスト2曲、「島国DNA」でマグロの浮き輪が頭上を飛び交い、「日本の米は世界一」で見事な〆。
ありがとうございました。いいライヴだ。
にもかかわらず、俺がすこし眠いのがなんだか(笑)
にしても・・・「死亡フラグで飛び込み」って、なんのメモだ?全然思い出せない・・・
14:30-15:20 スガシカオを見に行かず休憩(テント) https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#rest
酒が足りん。酒が!と、レッドスターカフェでジャックハイボールを買う。
ジャックが呑めて嬉しくはあるのだけど、なんでジャックジンジャーは無くて、ジャックハニージンジャーやねん!
レッドスターカフェの横では、6000円で麦わら帽子を売ってたり。
一瞬、買おうかと思ったけど、大きすぎて持ち帰れん(笑)
ツマミも欲しいなと、フードをツラツラ眺めると、ワンチャン、Yellow Magic Spiceでカレー食べれそうだったんだけど、カレー歩きながら食べるのハードル高いしなぁ・・・と検討した結果、はんでカラーゲを買う。
去年食べ逃したカラーゲだ!
すると、「餃子買ったからテントに戻って来て」と母よりメールが。
えーと・・・スガ君、
ゴメン!と回れ右。
とはいえ、道すがらRed Star Cafeでジャックハイボールを買い足してから、テントへ戻る。
「
5個入りしか売ってなかった 」とプリプリした母親より、みよしのの餃子を受け取り食べ出したら、もうスガ君へ行く気力も消失し、餃子のタレをズボンに零したりもして、しばし駄弁る。
16:10-16:50 泉谷しげる(BOHEMIAN GARDEN) https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#izumiya
けれど、おしっこしたくなったので、泉谷というかBOHEMIANのトイレへ。
やっぱり、一番空いてるBOHEMIANのトイレを済ませたら、白ワイン呑みたいからと珍しく並ぶ。昨日に比べれば空いてるし。
怒髪天のTシャツ着て、ベッシーホールのクラファントートを持ってるお姉さんをチラッと見かけて、
素敵な人じゃないですか!!!などと、無闇にテンションが上がる。
試飲用のプラワインカップに、しかしわりといっぱいまで注いでもらえたナチュラルワインの白が800円ってのは、高いと言うほどでもないか?
とりあえず、おいしいワインでした。注文忘れられてたのは置いておこう(笑)
前から5列目ぐらいを確保して、麦わらに座り込む。
ガチで泉谷を待っている人たちだけに、ビックリすることに立ってる人がほとんどいない。
にもかかわらず、1分前に測ったかのようにみんな立ち上がる。
スゲェ。よく調教されている!(言い方)
と思ったところで、ステージ担当者が口にしたのは5分押しどころか、まさかの50分押し!
それ、
もっと早く言えよ!!!
しかも、まさか父親に見つかってしまって、声をかけられてビックリする。
なわけで、両親にナチュラルワインとカルダモンハイ(豊永蔵のTAKE7!!!)を振る舞いつつ、己もナチュラルワイン呑みながら、時間まで待つ。
モバイルバッテリもiPhoneの電池も無いけど、わたしは元気です。
非常用に持ち歩いてたバッテリは、ライト点くけど、充電できないぐらいの電圧なので、終わったらテント戻って主電源を持ち歩かなければとか。
もちろん、泉谷がはじまる前に呑み終わってしまったのだけど、プラワインカップを持ち帰ると何故か母親が言ったりするので、カルダモンハイのコップだけ投げに行く(北海道弁)
母親はいいというので、父親と前後に並んで泉谷を鑑賞。
この前後に並んだのが大正解だったのは後述。
サウンドチェックを半分やっつけみたいに終わらせたら、「
よしじゃあ 」と泉谷が颯爽と登場。
たしか「
待ってました 」と叫んだはずで、おそらくライヴ音源には結構な回数、俺の声が入ってんじゃないかと。
中音が物足りないとガンガンリクエストする割りに、オーディエンスには
「
適当にやれ 」
を連呼する。
そのクセ、本人はずっと右手のビートキープを続けていたりする。恐ろしいまでのキープ力。
どうも「
おれブログ」を見ると、「バス移動を止め、タクシーで行くことに」した結果1時間強で到着したようで、50分遅れと判明した時には、WESSは時間読みが確定するまで引っ張ってたのだなぁと。
それはともかく、40分を5曲で持たせるセットリストなのだけど、MCが多いわけでは無く、1曲ずつが長い。あるいは、魂が籠もっている。
とくに「Y染色体のうた」からの3曲が素晴らしかった。
「春夏秋冬」をやると言って、しかし、「春夏秋冬」のために、さっきまで上げさせたヴォリュームを下げさせる泉谷。
「
口が回ってねぇよ馬鹿野郎 」
と自虐したのち、
「
小さすぎるだろ 」
と、ヴォリュームが下がりすぎてるとは言いつつ、オーディエンスの手拍子に対して、
「
悪いけど手拍子止めよう。お前たちにあげた歌だ 」
このMCの意味を考え、わかった瞬間、「春夏秋冬」が泣けてたまらなくなる。
つまり、
今日ですべてが終るさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ
(from「春夏秋冬」泉谷しげる)
ってのは、
お前らのことだと言っているわけだ。
今日、この場で、すべてが終わって、変わって、むくわれただろう?だったら、すべてが始まるんだと言っているんだ。
これが、愛じゃなかったらなんなんだ?
「野生のバラッド」のサポートベースのユウスケ(名前自信なし)が、ベース無茶苦茶ウマくてビックリする。
自宅帰宅後調べたところ以下がヒットしたので孫であってるみたい。つまり、糖衣華の弟かしら?
ジャンプしたフリからの、連続ジャンプしたフリ。
最高だった。
なお、泉谷が写真撮っていいって言ったからUPしております。
18:00-19:00 スピッツ(SUN STAGE) https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#spitz
50分押しの結果、PROVOでReiちゃん・達ちゃんコンビを見る機会を逸したけど、泉谷見れたから諦めもつくか!と、両親と別れてカルダモンハイを1杯買い込み、スピッツへ。
BOHEMIAN出る前にTechnoT着てるおねぇーさんとすれ違って、今年はLAUSBUBの出演が無いのにTシャツ着てるだなんて、いい人なことこの上ない。
夕暮れが近づいているBOHEMIANの戻り道、2019年の「真心ブラザーズ〜石狩フォーク村〜」への道すがらに撮った写真をすこし思い出す。
賑やかなリスバンチェックを通り過ぎ、さらにPROVOの前を通り過ぎるところで、大きなシャボン玉作ってたりしたから、写真を撮る。
カルダモンハイ呑み歩きだけれど、呑みやすいのと香辛料効果で
目が醒める目が醒める(笑)
サンステに辿り着き、昨日同様、右の方へ右の方へスタンディングの前方を目指すも、思いの外早いとこで行き止まってしまう。
とはいえ、この写真はこの写真で良い写真かね。
ほぼほぼ開始時刻なのだけれど、しっかり10分押し。
1曲目から「空も飛べるはず」のイントロで、歓声が上がる。
流石スピッツ。みんなが聴きたがってる曲を最初に持ってくる。
と、思ったそばから
マサムネの声が風に流される(笑)
ヤだ。懐かしい。サンステって、そゆステージですよねw
ベースの田村さんがステージ上で暴れ回る中、「ハチミツ」「醒めない」「恋する凡人」と続くけど、
やっぱり声が流される。
そしてまさか、このタイミングでドロップされたのが
もっと
騒げ怪獣の歌
まだ消えない
夢の歌唱えて
君がいつも
歌う怪獣の歌
まだ消えない
口ずさんでしまうよ
(from「怪獣の花唄」Vaundy)
周囲がAメロで盛り上がる中、全然Vaundyに興味無いのでサビにならないと「怪獣の花唄」だってわからない俺w
ここまで一気に歌いあげてからのMCパートだけど、「
一昨日から来ていた 」だの「
ライジング出る人は北海道に住むべき 」だの「
ジェネリックVAUNDY 」だの「
怪獣の花唄がピークですからね 」だの、ユルいノリで凄いフレーズを繰り出す草野マサムネ。
怖い。ゆるふわなマサムネが怖いw
からの「日なたの窓に憧れて」「若葉」「魔法のコトバ」ですよ。
もうさ、マサムネが歌詞に使う「君」は、
どの曲でも常に愛おしさが満ちていて狡いよなぁと思う。
そんなの、マサムネの声でこんなメロウに唄われたら、どんな娘も落ちるよね!
「スパイダー」の次にまたMCなのだけど、「
スピッツってそんなに動きのあるバンドじゃないんですけど、ステージが広いから 」と広いステージの端から端まで歩き回るマサムネに、一昨日からいるからと、「
セコマに三回ぐらい行きましけど 」と「
豊富牛乳を使ったプリン食べたけど、ウマかったね 」なんて、ローソンがオフィシャルなのに、一番近所所のセコマを宣伝するんだから、兄さん自由が過ぎる(笑)
もちろん、オーディエンスから「
カワイイ 」と声が掛かる。
狡いよね。50過ぎてそれだもんね。生まれ変わったらマサムネみたいな可愛いおっさんになりたい人生でした。
「
北海道にアイディアをもらった曲 」と、「優しいあの子」へつなぐしね。
そこから「美しい鰭」に、まってましたと「8823」
今は振り向かず8823 クズと呼ばれても笑う
そして 君を自由にできるのは 宇宙でただ一人だけ
(from「8823」スピッツ)
残念ながら曇っていて、鳥も飛んでいないくらい空。
でも、圧倒的多数のオーディエンスを自由にしていたのは一人だけ。
「野生のポルカ」で終わると、完璧に日が暮れていて、「
あっ、もうすぐライジングが終わってしまう」と思ってしまった。
19:00-21:00 夕飯 https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#food
ハァ〜
と一息吐き、さて、トイレ寄ってなに食べようかと。
結局今年はHEAVEN'Sに泊まれなかったもんだから、明るい時間に来れなかったみよしのや白恋、ウォーターステーションなんかを写真に収める。
ちょうどたこ飯が出来るタイミングだったらしく、整理券配ってると言ってたんだけど、すでに結構な行列になっていて、
並ぶ才能が無い人間はサクッと諦める(苦笑)
彷徨ってたら、気になってたチーズを見かけ、現金の方が安いと言われたから、1800円出してお買い上げ。
夕飯時間帯だけあって、周りのお店が並んでる中、ここだけポツンと誰も客がいないので、オーナさんが超前のめりに説明してくれる。辛いw
ついでに、年イチで必ず買い込む北のビールと炭焼きソーセージの店で、日本酒600円を買い込みフラフラとテントへ帰路に。
ここの道すがらだったかで、レモンサワーの移動販売の人が「
これ売れたら帰れます 」と、何処ぞの終戦直後闇市に農家の米持ってきた子どもみたいなことを言っていて、個人的にはそゆセンスが大好きです。
テント戻ったら、母親が布袋のザンギを勝ってきてたので、先にそちらをいただきつつチーズも食べる。
このチーズおいしいけど、フェスで売るチーズじゃねぇーな・・・ちゃんとしたバーとかに出してマリアージュとか演出した方が良いチーズ。勿体ない。
酒蘊蓄やチーズ蘊蓄などを語ったけど、お宅の息子さん、その倍ぐらいRSR詳しいですからね・・・
で、20:40にカエラへ。
21:00-21:50 木村カエラ(EARTH TENT) https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#kaera
トイレ寄って、酒はアースそばで買えるかな?思ったら大行列。
カエラが終わったらPROVOで祭さんと盆踊りしながら酒買えばいいかな思いながら、EARTH前のポカリブースで水だけ買ってTENTの中へ。
昨日と同様、左側の車椅子席蕎麦の柵に寄し掛かる。
この位置なら斬り花火見れるかなぁ・・・と思ったのだけど、見事、柱に花火の中心が隠れる(苦笑)
例年同様、今年もこれしか花火見れないのだけどな。
さらには後ろにいたポンコツめいたカップルにピントが合いまくって萎えつつも、何枚かは使えそうなので仕立てて準急にアップしたはずが、無い・・・(号泣)
母親の話によると、HAPPINESSのヒツジは花火が正面だったらしく、実際、動画見せてもらったら打ち上げ直後からしっかり写っておった。
「
あそこから打ち上げてるんだね 」と驚いてました。
花火が終わって、さて、カエラだ!と思ったら、カエラも定時にはじまらず10分押し。
けれども、ジングル流れてカエラが出てきたら
Butterfly 今日は今までの どんな時より 素晴らしい
赤い糸でむすばれてく 光の輪のなかへ
(from「バタフライ」木村カエラ)
スピッツに続き、
1曲目にアンセムを持ってこれる強さよ!
しかも、「ラララ」とオーディエンスにサビ唄わせるわけですよ。1曲目から。
なに?この強さ。
そこから「TREE CLIMBERS」ですよ。
もうオーディエンスのテンションはMaxを越える。
カエラも保安検査場閉鎖に巻き込まれた組で、どうも移動中のバスの中で着替えたらしい。
「BEAT」「チーズ」「リルラリルハ」と続く中、ずっと「九十歳。何がめでたい」のCMで聞いてたけど、「チーズ」が木村カエラの曲だと気づいていなかったり、「リルラリルハ」を「リルハラルハ」だと勘違いしていた事実に気づいたり、一人だけどウヨ卯が隠せなかったり。
そんな中、もちろんカエラは可愛いのだけれど、
にっこにこのアイゴンに目が行ってしまうのです。
ひっさびさにアイゴン見た気がするけど、超楽しそう。
何度か「
アイゴーン」叫ぼうとして、機を逸する。
MCパートで10年ぶりのRSR出演で、芸能生活20年を超えたと話す木村カエラ。
あの頃の赤平で唯一、ニッポン放送で「ゲルゲットショッキングセンター」を聴いていただろう自分にとって、木村カエラという人は、井手功二が出ていた「saku saku」が生んだ、唯一にして最大のスターなのである。
閑話休題。
MCの20年の件を受けて「20」から「Circle」、「Yellow」「MAGIC MUSIC」でフィニッシュ。
とくにラストの「MAGIC MUSIC」では
何時か見れるよレインボー
I wanna Get with you
くつをならし 高く高くJUMPして
あなたにかける Magic Music
いつまでも I wanna Get with you
(from「MAGIC MUSIC」木村カエラ)
にあわせて、オーディエンスをしゃがませると「
小さくジャンプして、みんなで唄え 」と叫ぶ。
なんて幸せな時間だったのだろう。
素直に、この時は思った。
が・・・
セットリスト(手元メモを残してたけど、@mm198549さんの投稿で答え合わせしました)
- バタフライ
- TREE CLIMBERS
- BEAT
- チーズ
- リルラリルハ
- 20
- Circle
- Yellow
- MAGIC MUSIC
22:50-23:10 菅田将暉(EARTH TENT) https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#suda
カエラが終わって、レポ用のメモを起こそうとiPhoneをお尻ポッケから取り出そうとしたら、どっと後ろからの人が押し寄せて、端にいたから押されなかったけど人口密度が上がる。
直後ぐらいに、
EARTH TENT中央前方ぐらいから悲鳴が上がる。続けざまにな
もう何カ所か悲鳴が上がる。
久々に騒乱と悲鳴な入れ替えに遭遇したな・・・
の直後ぐらいに、また悲鳴。
ノンマイクで、WESSの誰かが「
押すな 」と言いったけど、聞こえてる雰囲気は無く、5分ぐらいしてからようやくマイクで「
一歩下がれ 」とアナウンス。
俺もここまで酷いことになるとは思っていなかったけど、
明らかに危機意識が無かったWESS。
EARTHに残留したのは、ある意味勝ち組だったか?
アナウンスを聞いて、カエラ終わったあとに入ってきた隣の二人組は、まるで人ごとのように自分たちが押しかけたことを忘れキョトンとした顔をする。
思わず「
馬鹿しかいねぇ 」と声に出してしまう。
久々に遭遇した人大杉状態で、いざとなったら道すがらの人々を殴ってでも脱出しよう。とか。
そんな阿鼻叫喚の中進むサウンドチェックは3曲というか3回。
もちろん、途中で菅田将暉本人も登場してサウンドチェック。
菅田将暉登場にも悲鳴は上がったのだけど、俗に言う黄色い悲鳴で、
そのあとに響いた本当の悲鳴は見向きもされない。
WESSのスタッフが良し掛かっていた柵側に現れると、「
こちらから出られます 」と叫ぶ。
7分おきぐらいに脱出を申し出る人たちが、リハから本編始まっても現れ続ける。
ともかく馬鹿が多いなとは思ったけれど、菅田将暉も見えてるハズなのに、続々とリタイアしていく人たちになにも思わないかね・・・軽い幻滅を抱く。
気合い入れて予習した甲斐あって、「さよならエレジー」からはじまった本編は、2曲目に「7.1oz」やってくれたりとほぼ完璧にわかるセットリストだったのだけど、その間もそのあとも、脱出を申し出る人が現れる。
けど、WESSのスタッフは何処かへいっていて、仕方が無いから大きな声で「
すみません 」と叫ぶ。隣の二人組はこちらを見る。
わりと今年は柵がしっかり固定されていたので、自力で乗り越えられなくは無いけど、なにかあった時にこっちの責任になっても困るとは考える40歳オーヴァ。
気の利くスタッフは柵が倒れないように支えて登らせるのだけど、気が利かないスタッフは柵の開け方から出にくい感じで、
もうつかえねぇーな!と。
もちろん菅田将暉フェス初めてなので、そこまで余裕が無いのはわかるんだが、それにしても「
超楽しい 」と自分の喜びだけ口にして、ステージ中央側から抱き上げれて脱出した女の子を、気遣う素振りすら見せないのはなぁ・・・
WESSも、相変わらずのWESSクオリティだったし・・・
結果、車椅子ステージのそばで、いないスタッフの代わりに退場導線の管理をしておりました。とさ。
いちお、ライヴ自体はある程度しっかり見れたけど、
俺はなにしに行ったんだ?
介助で車椅子ステージいたのに、脱出にご協力いただいた方、ありがとうございました。おそらく、貴方のおかげでそのあともRSR楽しめた人が、何人かいたことでしょう。
終盤になったら、ダウンしたんじゃなく、単に退場したいだけの馬鹿が続々とやって来たので無視ですよ・・・勝手に柵よじ登ってたし。
これだったら俺も南部虎弾、三五十五10回忌への追善に参加すれば良かった・・・
24:00-26:00 WEEKEND LOVERS 2024 "with You"(RED STAR FIELD) https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#wl2024
で、流石に殴りはしなかったけど、わりと真面目に邪魔なお子様たちを押しのけてREDへ向かう。
一人ぐらい、なんか文句言ってたヤツがいた気はしないではないけど、こちとらオーラが違うかんな(なんだそれ)(比較的悪いのはこちらです)
トイレに行きたい気もするけど、全部終わってからでもいいかなぁと。
帰り運転することを考えると、この時間になったら流石にもう酒を呑めないため、RED側のポカリブースで水買おうとを思ったら、ポカリしかなかったり。
残念。
なんとか5分前ぐらいにREDに着いて、一息つこうと麦藁に座り込んだら、定刻になってもサウンドチェックが終わりません!
そんな中で撮ったこの写真が、今年のRSRのベストショット。
写ってるお兄さんは見ず知らずの人だけども、モデルになってくれてありがとう。
サウンドチェックが終わりしな「エルコンドルパサー」が流れる。
どうも競馬好きの友人がいると、この曲は「エルコンドルパサー」であって、「コンドルは飛んでいく」じゃないんだよなぁ・・・
スクリーンには「WEEKEND LOVERS」のロゴが写される。
周りが立ち上がるのだけど、曲中は始まらないかな?と高くを括って、ちょっとだけ遅れて立ち上がる。
「エルコンドルパサー」が終わって、さてはじまるか!と思ったら、2曲目がかかる(笑)曲名わからん。
そして、3曲目まで突入してから「
君が笑った 」と声がして、あっ、チバの声だ!と思う。
ようやく始まるんだ。この期に及んで20分ぐらい押すんか!(笑)
まるで前座のようにギター1本抱えた中野ミホが現れて、
ぶらぶらと 夜になる
ぶらぶらと 夜をゆく
なめつくした ドロップの気持ち
(from「ドロップ」thee michelle gun elephant)
と、「ドロップ」を唄う。
完全に後付けで気づいたことだけれど、
そうか。だからDrop'sだったのか。と気付く。
たぶん、周りの人たちには肩透かし感すらあっただろうけれど、魂と敬意と悲しみが詰まった良い唄。
「
WEEKEND LOVERSスタートです 」
だったかな?歌い終わった中野ミホは、そう言って袖に捌けると、達ちゃんとキュウちゃんのドラムセッションから本編がはじまる。
あとで
キュウちゃんのブログで知ったけど、キュウちゃんも保安検査場閉鎖に巻き込まれた組だったようで、M.J.Qはギリギリだった模様。
全然誰か見分けついてなかったけど、ステージには山本久土もいて、スターリンに流れ込む。
昨日も今日も中村達也は自由にかつ激しくドラムを叩く。
ホンに恐るべきドラム魔神。
「
お前なんか知らないよ 」
とか言いつつ、呼び込んだイマイアキノブと「TeddyBoy」
「
ここに来て、ミッシェルを良く聴くようになるブランキーとか面白いでしょ 」
と、達ちゃんは笑い、オーディエンスもみんな笑う。
そこにある悲しみに目を向けないのではなく、
そこにある楽しさに目を向けている。
「
レレレのReiちゃーん 」
と、Reiちゃん(最近のReiちゃんが着るドレスは抜群なのばかりで誰のドレスを着てるのか知りたいぐらい)にヒライハルキを呼び込んで「シャングリラ」
ここで一セット終了か、いったん達ちゃんだけ残ってLOSALIOSメンバを呼び込む。
カエラの時のアイゴンと、このアイゴンは同じアイゴンなのか?と思うぐらい曲調が違う曲を平気で演奏するから、
アイゴンスゲェと素直に思う。
もちろん、TOKIE姐さんは相変わらず暴れ回るやんちゃ坊主たちを後ろから見張っておられて、カッコいいなぁと(笑)
さらにはイマイアキノブを呼び込むと、このステージ最初のハイライトとも言うべきYONCEで「1000のタンバリン」
そして見上げれば1000のタンバリンを
打ち鳴らしたような星空
だからベイビー僕はどうしたらいいとか
そんなことなんて知りたくはない
だって見上げれば1000のタンバリンが
1000のタンバリンが
(from「1000のタンバリン」ROSSO)
これが抜群だった。
正直な話、今までYONCEを舐めていたと認めざるを得ないぐらい、YONCEのヴォーカルが素晴らしかった。
「チバユウスケに寄せていた」という評価は、たぶん正しいのだろうけど、個人的にはこの唄を適切に唄うためにYONCEが選んだのはあの声で、あの唄い方であると感じた。
ヴォーカリストとしての引き出しが、思っていたより多いのだと思い知らされた。
「1000のタンバリン」が終わって一服するには激しすぎるLOSALIOSを挟んでからの「Cisco 〜想い出のサンフランシスコ〜」
途中でバスデメンバもステージに現れる。
みんなで叫ぶのはもちろん「
シスコ! 」
「
石狩は日本のサンフランシスコだぜ 」
と達ちゃんは仰られたわけですが、
なわけ!(笑)
そして、バスデメンバが残って3幕目というかバスデのターンはヒライハルキが唄う「I SAW THE LIGHT」でスタート。
そこからILL-BOSSTINOが現れて「ハレルヤ」
ボスが何度となく連呼する「
Happy Birthday To You 」は、なんだか多少の違和感があるのだけど、しかし、The Birthdayの曲だしな。
けれども、途中からもしかしたら違う気がしはじめる。
毎日生まれ直して、今日という日に生まれ直して、この場でまた生まれ直して、その繰り返しを「ハレルヤ」と言祝ぐのは、なにも間違っていなくて、でも、その場にいるべき人がいないことだけが。
体感10分ぐらいILL-BOSSTINOがステージを言祝いでから、YONCEが入れ替わりで登場し「プレスファクトリー」
さらにはYONCEトイレ代わりでイマイアキノブと中野ミホが戻ってきて「OH! BABY DON'T CRY」
ここまでで区切れて、ステージには達ちゃんだけが残る4幕目。
村越“HARRY”弘明さんが現れて「Baby It's You」からのバスデメンバに代わって「Let's go down the street」からの「世界の終わり」
悪いのは全部 君だと思ってた
くるっているのは あんたなんだって
つぶやかれても ぼんやりと空を
眺めまわしては 聞こえてないふり
(from「世界の終わり」thee michelle gun elephant)
まさかハリーさんが「世界の終わり」を唄うとは思わずビックリしたのだけれど、たしかにこの場でハリーさんが「世界の終わり」を唄うことは筋が通っている気もする。
残念ながらまだ「世界の終わり」は迎えていないのだけど、「世界の終わり」みたいな日を過ぎて、小雨が落ちてきたRed Star Fieldにいる。
ハリーさんが3曲立て続けにカマしてから、第5幕は民生が「誰かが」を唄う。
「世界の終わり」の時だけ小雨が降って、「誰かが」はちゃんと民生の曲になっていた。
PUFFYとチバユウスケの曲を奥田民生がRed Star Fieldで唄うという、ちょっとした倒錯。
そして、せっちゃんが出てきて民生と一緒に「恋のサングラス」からの民生が下がってMANNISH BOYS「猿の惑星」
もっぱらJOIN ALIVEメインで出ていたMANNISH BOYSが、深夜のRed Star Fieldで問題児(って、達ちゃんが呼んでたw)イマイアキノブとヒライハルキを呼び込んで
電話探した あの娘に聞かなくちゃ
俺さ 今どこ?
(from「涙がこぼれそう」The Birthday)
「涙がこぼれそう」の間だけ、雨がまたパラッと降ってくる。
ラストはテーマ曲ということで、バスデメンバも全員揃って「WEEKEND LOVERS」
全部終わったら2:32で見事に32分押し(笑)
見事に予想通りな押しっぷり。
オーディエンスがアンコールを求める。
まだアレもこれもやっていないけど、たぶん絶対、今のバスデでやらなきゃいけない曲があると知っているので、俺もアンコールを求める。
thee michelle gun elephantのファンでもないし、The Birthdayのファンでもない。
ただ、初めて来たRSR2002最大の想い出のひとつは、
ソウルセット終わりにスタンディング脱出しようとしたらミッシェルファンに押し返されたサンステでのモッシュで、キッチリThe Birthdayを見た最初で最後は
同じRed Star Fieldの2018年だ。
RSRでこの場に立ち会う資格はギリギリあると信じたいし、
立ち会えない友人の代わりを務めなければならない責務もある。
拍手でアンコールに迎えられたThe Birthdayが「サイダー」を唄う。
午前11時過ぎくらい ビルの隙間浮いてた
黄色い空のみこんで リンチのほらあの場面
ロンロン地方くもり予報 ヒゲのパンクが笑った
つられて俺も笑ってた トサカの具合気にして
(from「サイダー」The Birthday)
最初、ハルキが唄っていたはずなのに、気付いたら最後キュウちゃんが唄っていて、もしかしたら3人で回してたのかもしれないけれど聴き入っていた。
今年のRSR予習で一番聴き込んだのは「サイダー」で、
耐えきれないぐらいに不在証明としての不在を突きつける。
最後に全員で「ローリン」
2:48に終わって、「ローリン」の途中ぐらいから、また、雨が降る。
「
長丁場お付き合いありがとうございます。いろんな方の力を借りてWEEKEND LOVERSをやることが出来ました。本当にありがとうございました。 」
キュウちゃんがそう言って、出演者が袖へと消えてゆく。
誰もいないけど、照らされているステージを人々が写真に収める。
そこにはやっぱり、いるべき人がいないことにぽっかりとした穴を感じつつ、でも、今日・今年はこれを見るためにやってきたのだから満足感もある。
この、なんだか説明しにくい複雑な感慨を、ちゃんと持ち帰った方がいいんだろうなぁ。
最後までみんな、スクリーンに映ったチバを撮っていた。
セットリスト
終わり https://gennari.net/meta/rsr20240817.htm#finale
なんとも言えない気持ちを抱えながらテントへの道を戻る。
もしかしたらZION見れるのかもしれないけど、もうこれ以上はいいかな。と思っていた。
テントに戻って歯を磨き、流石にテントの中に潜り込んで3:06ぐらいに仮眠。
5:00ぐらいに一瞬目が覚めて、二度寝して、サンステで音がしないなと思ったら、とっくの前に今年のRSRは終わってた。
昨日も今日も、朝に凡ミスをカマしていて、憂鬱に襲われるけれども不貞寝を決め込む。
6時ちょっと前に起きてテントを片付ける。
空は雲が占めていて、やっぱり今年も朝陽が見られなかったのかと、どうしようもない安堵を覚える。
適度に時間がずれたせいか、帰り道はそんなに混んでなくて、サクサクと会場を出て駐車場まで辿り着く。
背中にはしっかり汗を掻いていた。
結局、持ってきてたThanksTシャツを着ることはなく、コンサのレプリカTだけで1日過ごしてしまった。
後悔と反省はいくつも残ったけれど、来年は日程もわかってることだし、1年頑張りますか・・・
今日の歩行数26871歩。