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作品名記述者記述日
アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方唸るバクテリア2025/03/21★★★★

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結局、12月一度も見なかったのに1月は毎週映画館へ行きましたとさ。
ってことで、「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」見ました。
本編はじまってから10分過ぎぐらいまで、ダラダラ人が入ってくるので、アホかと思いましたですわよのこと
それはともかく、人間の卑しさを煮詰めたらトランプになるんだなぁ思ったし、やはりトランプ主義者みたいな人たちとは仲良くできないなとも。
そうなのだ。卑しさは敵だ
違う。
ある種わかりやすいぐらいわかりやすい欲望の塊なのだけれど、その素直さを可愛いと思う人たちがいるのはわかるけど、そこに可愛げを見出すことすら気持ち悪いことこの上ない
絶大な嫌悪感。
酒も煙草も薬もやらないと言いつつ、しっかりアンフェタミン中毒なので、れっきとした薬中だし、アンフェタミンの効用は妄想とパラノイアなのだ。
パラノイア!
そう。トランプを形容する語の中に、この手の単語を見出していなかった自分の迂闊さにガックリすら来る。
冷静になれば、ただゆんゆんしたオッサンなのだ。
自分が強くあるためにはアメリカが強くなくてはならず、アメリカが強くなるためには、なにをやってもいいって偏執狂以外の何物でもない。
時系列的に、トランプの屑っぷりが増すのは、たしかにディールが大きくなったからではあるけど、むしろアンフェタミン中毒になったからとも取れる。
U・Bは、紛れもないただのヲタクだけど、ヲタクが嫌いであり、それはもしかしたら、ゲイなのにゲイを隠すようなものかもしれないけど、ヲタクの視野狭窄で変質的なのが、なにより嫌いなのだ!
閑話休題。
にしてもだ、ギラギラと80年代っぽいオッパイの出し方したのに、ゲイの乱交にはモザイクかかるのね(えっ?)(前からだしな)
凄いロイ・コーン as ジェレミー・ストロングがオバマに見えたのだけど、そうじゃなく、全体的に画質を荒くしているのはドキュメンタリーを見ている感があって良かったなと。
とくに、トランプ as セバスチャン・スタンが、ボケたお父ちゃんをだまくらかそうとして、お母ちゃんに一喝されるあたり最高に屑でしたね。
若さを求める。老いが怖い。ハゲは男性性の象徴なんだけどハゲも怖い。
結果、頭にメスが入ってホチキスで留められる(ホチキスで留められた経験のある人間的には辛くてたまらない)
脂肪を吸引して、それで多少腹回りがおとなしくなっても、ダイエットコークは手放せない。
医者は、馬鹿に説明しても仕方がないと金だけを取り立てる。
ディールとは言うけど、自分の負けを認めないので、損して得取れ的なことが一切無いのは取引じゃなく押しつけだ
相手のことを考えられない自分がたまらなく厭なので、自分のことしか考えていないトランプに限りない嫌悪を抱く。
トランプが今の時代の象徴であることを認めざるを得ない。
キャプテン・アメリカやってたセバスチャン・スタンがトランプやってるんだから、尚更アメリカ的である。ビックリするほどトランプに見える。
特殊メイクのショーン・サンソンは「シェイプ・オブ・ウォーター」や「ナイト・メア・アリー」と、デル・トロ案件の人。なるほど。違和感が無いの納得。
けれど、セバスチャン・スタンはルーマニア生まれで、そもそも監督のアリ・アッバシはイラン人だ(俺と同じ映画の舞台1981年生まれ!)
シビル・ウォー」もそうだったけど、アメリカの外からじゃないとアメリカは描けない。
内側から歪みすぎて見えない。
「シビル・ウォー」は恐怖や絶望だったのだけど、この映画は嫌悪感に尽きる
あ〜あ、なんと気の触れた世界に生きているのだろう。
楽しいじゃないか!

なお、パンフの村田晃嗣のレヴュは一読の甲斐あり。
なるほど。たしかにレーガンと呼応してるのか。
アリ・アッバシとセバスチャン・スタンが、ひとつ違いなのに異議を見出すのもなるほど。

ちなみに、大方の予想通り、体位は後背位(ゲイの乱交も)なのだけど、床に押しつけたのはある種、レイプ的な倒錯がないとチンコが勃たなかったってことですわな。
イヴァナ as マリア・バカローヴァが騎乗位してるのも、ベッドの上では甘えんぼ演出に見え、金髪白人大好きなトランプとて、フェラ以外は立ってセックスしてないの、トランプの男性性がハッタリなことの隠喩にも取れて趣深いなぁとか(どこがだ)

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