第1000回 今夜はブギーバック談義3

U・B>さて、クロスフェーダの最終回(※1)は往年の大ネタ※2)で締めたいなと思いまして、前回話したのも、なんと驚き
    の11年前の2008年ですから、いろいろ出てるまとめも意識して、空虹さん的な歴史観を話してもらった上で、
    大量の楽曲をサクッとレヴュしてみたいなと。
空虹桜>サクッとで終わる楽曲数じゃないよ。
U・B>ええ。合法・非合法あわせて、俺のiTunesに登録してある楽曲数が77項目とかなってますよ。まったく。
空虹桜>えっ?何時間?それ。
U・B7時間強
空虹桜>怖い。
U・B>もちろん、すでに喋ってるのとかも含まれてるんだけど、それはそれとして、どうしてこんなカヴァされるに到
    ったのか?みたいなところの話にちゃんと言及しときたいんですよ。たぶん、それを語るにおいて、空虹さんの遍歴
    がジャストなんじゃないか?って推測をしてるんです。
空虹桜>遍歴。
U・B>カヴァ史的には、なにはともあれ、宇多田ヒカルファーストライヴ※3)があるじゃないですか。
空虹桜>最初の談義で喋っちゃった(※4)けどね。
U・B>ええ。でも、これって結構重要だと思ってて、1999年って年数を起点にすると計り間違うかと思ってるんです。だっ
    て、宇多田ヒカル売れんのはぇえもん
空虹桜>意図がわかってきた。そゆ意味では、宇多田ヒカルが1983年生まれの、わりと同世代で、たぶん、ちょっとマセてただろうから、
    「ボキャブラ天国」見てたのは疑いない※5
U・B>おそらく、ブギーバックがトラウマになってるのって、ウチら1981年生まれの前後3・4年ぐらいだと
    推測してるんですよ。
空虹桜>しまおさんが1978年生まれ(※6)だから、わりといい線行ってそう。
U・B>だから、1999年よりもあと、この年代がシーンに出てくるのが2000年代なってからじゃないですか。
空虹桜>ウチらが大学生だった2004年ぐらいから。あと、小沢君が「Eclectic」出したのが2002年※7
U・B>ああ。はいはい。セルフカヴァするんだっていう。
空虹桜>2000年代中盤からスチャさんのライヴ見れるような環境に到った(※8)けど、あの頃はライヴで全然やってなか
    ったんだよね。
U・B>たしか、やついフェス(※9)だったかで言ってたけど、やっぱり「ブギーバックの人」みたいな扱いが厭だ
    ったみたいですよ。
空虹桜>まぁ、そうだよね。一発屋感あるしね。で、それが決定的に変わったのがハロワでのブギーバックが発売
    された2008年※10
U・B>永積タカシ(※11)は、さっき上げた世代よりはちょっと上だけど、どっちかっていうと、フィッシュマンズの線からソウルセッ
    ト経由でLBな感じ?(※12
空虹桜>どうなんだろ?そこはアンタの方が詳しいと思うんだけど、感覚としては、ZOO/SLITSラインじゃないかなぁ(※13
U・B>はいはい。俺が初めてブギーバック聴いたのが2007年のARABAKI(※14)で、その次が2007年のRSR(※15)ですからね。そ
    うなるってことは、渋谷系は渋谷HMVが起点だけど、実際は下北沢系だっていう話だ(※16
空虹桜>そう。だから、実際はハロワの前に竹中直人とワタナベイビーでブギーバックやってる(※17)じゃん。たぶん、アレが現代
    ブギーバック氾濫史の起点なんだよ。
U・B>ほぉ。竹中直人ですか。たしかにあの人「THE LONG SEASON REVUE」で下北案内してた(※18)し、「サヨナラCOLOR」でこ
    の辺全部ひっつけたりしてるし(※19
空虹桜>下の世代がシーンに出てきたのと、上の世代が懐かしむのがちょうど重なったのが2006年ぐらいなんだよね。
    ブギーバックがはじまって10年ちょっと経ったぐらい
U・B>ああ。なるほど。そこでようやく解放されたんだ。
空虹桜>だと思う。ちょうど、こないだCINRAのインタヴュでボーちゃんが言ってた(※20)けど、「ほぼ20年周期で回っている感じ」
    って、つまり、幼少から思春期に影響を受けた文化の影響を表に出すて影響力を持てるのって30前後じゃない。
U・B>そうですね。そうですね。あのインタヴュで行くと、1970年代の松任谷由実とか山下達郎(※21)って、ちょうど20代
    中盤ぐらい
空虹桜>アレだよね。社会の授業で受ける経済循環とかと似てるよね。で、話戻すと、ブギーバック次のターニングポイントが2010年
    の野音の2つ※22
U・B>2つ?
空虹桜>春の野音がLB祭(※23)で、小沢健二が活動再開初ライヴだったってのと、秋の野音でソウルセットが
    HALCALIとブギーバックやったの※24
U・B>ソウルセットとHALCALIちゃんって、音源としては2009年とかですよね。
空虹桜>うん。そうだから、ここで決定的なのは本家の復活と身内でガッツリ弄ったカヴァしたことなんだよ。も
    うちょっと踏み込んでいうと、2010年にようやくブギーバックは日本のヒップホップアンセムと
    して認知を得たんだよ。
U・B>大きいこと言ったな。
空虹桜>それまではあくまでも好きな人が好きな曲でしかなかくて、KREVAや櫻井翔(※25)とかのカヴァぐらいだった
    のが、ソウルセットとHALCALIちゃんで、誰がなにやっても受け入れてもらえるだけの素性が良い楽曲って、
    ハッキリ証明されたんだよね。だから、誰でもカヴァができる
U・B>なるほど・・・そうッスな。プレイリスト見てると、ピアノでカヴァしてるさかいゆうの2009年が(※26)原曲からの逸脱度が
    大きいけど、逆に言うと、カヴァ全体としては原曲に寄せたのが多い
空虹桜>もちろん、そこはそもそもの起源としてsmooth rapとnice vocalって2種類用意した妙がある(※27)んだけど、圧倒的に
    2010年以降の方がオリジナリティあるカヴァが増えてて、その最たる例が、ちょっと飛んじゃうけど、
    2016年のBEAMS※28
U・B>アレはね。アレはちょっと文脈違ってるけど、それこそ、田島貴男や加藤ミリヤと清水翔太みたいな(※29)、消化し
    た上でカヴァが出てきたのが2012年ってのはありますよね。
空虹桜>どっちも原曲寄りだけど、スゲェ。アンタが加藤ミリヤと清水翔太を褒めてる
U・B>褒めてはいない。流れで言っちゃうと、ハイパヨちゃんのは褒めるけど、D-LITEのは唄わせる必要がわからん
    ROTTENは良い(※30
空虹桜>言いがかりみたいな。あと、今回掘ってて出てきたのが、2018年のクレモンティーヌのカヴァね(※31
U・B>まさかのね。ちゃんとブギーバックで、ちゃんとクレモンティーヌだからビックリですよ。
空虹桜>今回掘った中ではTakiRen&PHONK GEEが一番攻めてたけど、如何せんこの子達知らないんだよね。
U・B>そゆ子たちにもカヴァされるよなアンセムってことですわな。
空虹桜>だね。でさ、2010年以降ぐらいから、ドドッとライヴでやるようになったから、いろんな人とのコラボブギーバ
    ックが登場しはじめる。
U・B>フラキやせっちゃんとやったり、エゴとやったり、相対性理論とやったり、ネバヤン&ZOMBIE-CHANGとやったり(※32
空虹桜>小沢君パートを牛尾君が唄ったり、ANIが唄ったり(※33)って、結局、自分たちもブギーバックの呪縛から解
    放されたって話でもある
U・B>そうですね。あと、ちょっと感じるのが、3.11かなぁ※34
空虹桜>そうだね。とにかくパーティを続けよう※35
U・B>2010年からオザケンが活動再開したのって、絶妙なタイミングだったと。
空虹桜2011年だと胡散臭さが漂ったもんね。
U・B>言及漏らしたけど、ホフディランのカヴァっていうか折り込み(※36)って、ちゃんと勘所わかってる感じですよね。
空虹桜>なにせ出自がソウルセットの前座(※37)だもん。
U・B>でまぁ、2017年です(※38
空虹桜>ねぇ。フジロックの小沢君というか、ブギーバックについてきちんと言及しないとクロスフェーダ終われな
    と思ったのが事の発端だけど、重要なのは3つで、まずは完全版だった。
U・B>nice vocalとsmooth rapの両方のパートが織り込まれた完全版
空虹桜>あと、2010年以降スチャさんがライヴでやる時のブギーバックは、基本2番の歌詞を飛ばしてる※39)ので、
    ライヴで3番を聴いたのが久々すぎたってのもある。
U・B>ああ。空虹さんらしい見解。
空虹桜>で、2つ目はブギーバックオリジネータである小沢君とスチャさんに、さっきターニングポイントって言ったHALCAがいた
    んだよね。
U・B>そうですね。そうですね。たしかにブギーバック史的にも意味深い。
空虹桜>あそこに木暮さんがいなかったのだけが本当に理解できないんだけど(※40)、その分スカパラホーンズが
    いたから渋谷系史的には真っ当な帰結ではある(※41
U・B>3つ目は?
空虹桜>これがフェスでのパフォーマンスってこと。21世紀の音楽にとって「フェス」はサブスクと同じぐら
    いシーンを変えてるけど、小沢健二はスペシャルを当て込んできたわけじゃない。やっぱり、この人の時代感覚
    ってしっかりしてる
U・B>まぁ、でも、それぐらい誰か助言するでしょ?それこそ、スチャさんとか。
空虹桜>もちろん、あるだろうけど、「ZEPPのチケットが余る」よなタイミング(※42)で、フジって年齢層が高いフェスに出ることの意
    義がちゃんとわかってるから、1曲目にブギーバック仕込めるわけじゃん。
U・B>たしかに。って、全然楽曲への言及できませんでしたけど、最後になんか言っとくことありますか?
空虹桜>えっ?無茶振り・・・アタシが過分にして知らないだけだとは思うんだけど、ブギーバックに影響された他のカルチャって、アタシ
    が書いた超短編ぐらいしか見当たらなくて(※43)、音楽のシーンにだけに縛られてカヴァされるだけの楽曲じゃないから、
    っとみんなブギーバックで遊べばいいと思うんだよね。
U・B>なんだか上から。
空虹桜>当人達が一番遊んでるのは仕方ないとして、フォロワなら、もっと目も当てられないぐらい派手に遊んでみ
    せてこそヒップホップマナーじゃないかなぁっていう。(※44


※1 クロスフェーダの最終回:そんなわけで、このフォーマットでのダベリは、今回で最終回です。9月からは新フォーマットでダベリます(結局ダベるのは変わらない)
※2 往年の大ネタ:いちおね、昔はWikipediaからリンクされてたりしたんよ。もう、いつ頃だったかすら発掘できんのだけども。
※3 宇多田ヒカルファーストライヴ:「Luv Live」の1999/4/2のZepp Tokyo公演の話。
※4 最初の談義で喋っちゃった:2003年に語った第140回「今夜はブギーバック談義」のこと。クロスフェーダでトータルアクセスが一番多いページ。
※5 「ボキャブラ天国」見てたのは疑いない:正確には「タモリのSuperボキャブラ天国」のこと。詳細はWikipediaたんで。
※6 しまおさんが1978年生まれ:ここでのしまおさんは、90年代のミューズこと、しまおまほのこと。あっ!本文中、ここだけ人名に注釈付けてるかも。
※7 小沢君が「Eclectic」出したのが2002年:ご存じ「渋谷系の王子様」小沢健二が2002年に発売した4thアルバムが「Eclectic」。過去レヴュ分はこちらで。
※8 2000年代中盤からスチャさんのライヴ見れるような環境に到った:いろいろあって、空虹さんが東京に引っ越したので。
※9 やついフェス:だいたい毎年U・Bが行ってるロックフェス。レポはこちらで。
※10 ハロワでのブギーバックが発売された2008年:ハロワとは、スチャダラパー、SLY MONGOOSE、ロボ宙(脱線3)の3組からなる日本のヒップホップ・グループ「THE HELLO WORKS」の略称。
※11 永積タカシ:a.k.a シャカッチ。違う。ハナレグミ。あっ、ここで人名に注釈付けてた。
※12 フィッシュマンズの線からソウルセット経由でLBな感じ?:フィッシュマンズは、1987年に結成された日本のロックバンド。ソウルセットは日本のヒップヒップバンド「TOKYO No.1 SOUL SET」の略称。LBはスチャダラパーを中心とした日本のラップグループ・クラン「Little Bird Nation」の略称で、なんだかこの辺、いろいろつながりがあるよ!って話。
※13 ZOO/SLITSライン:下北沢にあったクラブのこと。店長は山下直樹。名著「LIFE AT SLITS」は、この辺の話をしたい人が読んでないとアウトな本。
※14 2007年のARABAKI:U・Bがほぼ毎年行く宮城県川崎町のロックフェスARABAKI ROCK FEST.のこと。当時のレポはこちら。
※15 2007年のRSR:U・B唯一の生き甲斐であるRISING SUN ROCK FESTIVALのこと。当時のレポはこちら。
※16 渋谷系は渋谷HMVが起点だけど、実際は下北沢系だ:渋谷系の名前の由来はHMV渋谷店の太田店長(当時)がセレクトした売り場にあると終われている。※13も参照。
※17 竹中直人とワタナベイビーでブギーバックやってる:竹中直人主演映画「男はソレを我慢できない」テーマ曲。実は信藤三雄監督作なので、野宮真貴の言を借りれば、バリバリの渋谷系映画。
※18THE LONG SEASON REVUE」で下北案内してた:フィッシュマンズのリユニオンライブツアーを映画化した作品。数年に一度見返して、テンションを上げる。
※19サヨナラCOLOR」でこの辺全部ひっつけたりしてるし:竹中直人監督による2005年の日本映画。原田知世が最高に可愛い映画のひとつ。いい加減、DVD買おうと思って買い逃してる・・・
※20 CINRAのインタヴュでボーちゃんが言ってた:カルチャ情報サイトCINRA.NETで公開された、パルコの宣伝記事「「渋谷系」とはなんだったのか? 野宮真貴×Boseが語り合う」のこと。これはこれで必読。なお、ボーちゃんはスチャダラパーのMC BOSEのこと。
※21 1970年代の松任谷由実とか山下達郎:松任谷由実は、荒井由実が松任谷正隆と結婚して名字を変えたことで有名なシンガーソングライタ。山下達郎は、もちろん、奥さんが竹内まりやなシンガーソングライタ。
※22 2010年の野音の2つ:ここでの野音は、日比谷野外大音楽堂のこと。
※23 春の野音がLB祭:正確には2010/5/9に行われた「スチャダラパー20TH.ANNIVERSARY スチャダラ2010〜オールスター感謝祭〜」で、空虹さんが行ってた。
※24 秋の野音でソウルセットがHALCALIとブギーバックやったの:正確には2010/10/24に行われた「野音deワンマン」で、U・B行ってた
※25 KREVA:日本のラッパー。KICK THE CAN CREWのメンバおよびFUNKY GRAMMAR UNIT、神輿ロッカーズの一員。DJネームは908。(iTS) 櫻井翔:嵐のメンバ。同学年で嫉妬の対象(待て)こっちはライヴでのパフォーマンスなので音源では発売されていない。
※26 さかいゆう:本名は酒井優なシンガソングライタ。(SoundCloud
※27 smooth rapとnice vocalって2種類用意した妙がある:smooth rapがスチャダラパー featuring 小沢健二、nice vocalが小沢健二 featuring スチャダラパー。
※28 2016年のBEAMS:↓これ。

※29 田島貴男:オリジナル・ラブの人。ラヴじゃなくなったんだからね!(iTS) 加藤ミリヤと清水翔太みたいな:加藤ミリヤって、化粧が常に失敗してる印象なんだけど、気のせい?(iTS
※30 ハイパヨちゃん:日本のフィメールラッパーユニットhy4_4yhのこと。(iTS) D-LITE:BIGBANGの人。ラップパートだけでいいのに、って、よく考えりゃ、VERBALか。(iTS) ROTTEN:1999年に京都府にて結成された日本のミクスチャーロックバンドROTTENGRAFFTY(ロットングラフティー)のこと。つい、「ロッテン」とローマ字読みしてしまう。(iTS
※31 2018年のクレモンティーヌのカヴァね:フランスの歌手。娘のソリータも歌手。(iTS
※32 フラキ:FLYING KIDSの略称。せっちゃん:斉藤和義の愛称。エゴ:EGO-WRAPPIN'の略称。相対性理論:って、ロックバンド。最近活動が大人しい。ネバヤン:never young beachの略称。ZOMBIE-CHANG:メイリンによる音楽プロジェクト。いずれも、ライヴコラボで、YouTubeを漁れば出てくるかもしれない。 ちなみに、注釈付けてないTakiRen&PHONK GEEのiTS
※33 小沢君パートを牛尾君が唄ったり、ANIが唄ったり:「心変わりの相手は僕に決めなよ」と、誰が唄うのか?毎回気になるポイント(by 空虹
※34 3.11かなぁ:東日本大震災のこと。
※35 とにかくパーティを続けよう:たとえば↓これ。

※36 ホフディランのカヴァっていうか折り込み:ライヴパフォーマンスで、「Tokyo Curry Life 〜邦題・東京カレー物語〜」の途中から「今夜はブギー・バック」がはじまることがある。
※37 なにせ出自がソウルセットの前座:ホフディランがデヴュしたのはTOKYO No.1 SOUL SETの前座だったという話。
※38 2017年です:小沢健二が出演したフジロックのこと。当時のライヴレポがこちら
※39 基本3番の歌詞を飛ばしてる:だから、最近「好きーっ」って叫んでない(by 空虹
※40 あそこに木暮さんがいなかったのだけが本当に理解できないんだけど:ここでの木暮さんは、ヒックスヴィルの木暮晋也のこと。難だ。結構無自覚に人名の注釈入れてるじゃないか。
※41 スカパラホーンズがいたから渋谷系史的には真っ当な帰結:スカパラこと、東京スカパラダイスオーケストラを渋谷系に括るのか?って議論はあるけど、でも、スカパラの誕生って、あの時代を象徴してるよね。
※42 「ZEPPのチケットが余る」よなタイミング:2016年に行われた小沢健二のツアー「魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ」は、公演によってはチケットが余っていたらしく、ヤフオク等で破格な値段でやり取りされていた。
※43 ブギーバックに影響された他のカルチャって、アタシが書いた超短編ぐらいしか見当たらなくて:だいぶ上から目線な発言だけど、その超短編ってのが「猫のいる情景
※44 空虹桜61行。U・BU・B50行でなんとかの勝ち。「松下×ぎぎぎのでにろう×スチャダラパーBOSE」の「今夜はブギー・バック」は知ってるけど音源を持っていないので言及できませんでした。残念。ちなみにちなみにちなみに、本当は「今夜はブギー・バック」と中黒があるんだけど、本文中では省略しています。


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