猫楠
水木しげるが南方熊楠のことを漫画に描いたのも、しっくりくるというかすごくよくわかるのです。
いうまでもなく、この二人は似ているのかもしれませんね。
プリミティブな気質はプリミティブな気質に惹かれるんでしょう。
そして、この漫画を読むのはなぜかすごく疲れることだった。
だからそのうちもう一度読もうと思って本棚に置いてあっても、なかなか手に取ることができかねるのです。
水木しげるは伝記シリーズも良いですよ。妖怪だけではないのです。
あと、全盛期の悪魔くんとかは多忙とか不人気とかいろんな理由で途中で投げ出す感じがたまらん。
つげ義春は、水木プロの美女担当だったのでしょうか。
つげ美女にはうなじがあるんだよね。水木サンのにはうなじないので、色気がない。
妻、娘のエッセイも含め、だいぶ水木本が揃ってきました。
私はこういうふうに生きているので、社会制度とか税金とか関係ないのです。
興味がないので言われるがままに払い、従うだけ。考えてもわからないしね。
精神的グリッドとしては12歳くらいの座軸に置いておくのがちょうどいい気がします。
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