いつも通り朝早く起床。何時くらいだったべか。
とりあえず
頭がかゆい。
曇天の下、軽くメシを食ったりかき氷食ったりグッズ買ったり・・・
と、時間まで
のんべんだらりと過ごす。
時刻は13:00@アース横。
U・B殿はテント内に突入。
俺はと言うと、次があるので外から観戦することに。
ここならスクリーンも中も両方見える。
ただしあんまり目立つとこにいるとスタッフに注意される両刃の剣。
というわけで、アナログフィッシュ。
1曲目は・・・これ何だっけ?
後で調べたら「バタフライ」でした。
一発目のわりにはまったりとしたスタートで。
そのまま「世界は幻」へ。
どうでもいいが遠目だと下岡がヤック(SGG)に見える。(U・B注:下岡(の一番右) ヤック(のまん中) でも、この写真じゃわかりにくいカモ)
ニットだけじゃんとか言わない。
3曲目は「確信なんかなくてもいいよ」
そろそろ行かないとヤバいなーということで、ここで撤退。
「スピード」「Hello」「BGM」聞きたかったなーと思ってたら
俺がいなくなった直後に3連発だったってさ。ばかもの!
13:30 真心ブラザーズ
初真心。去年見てませんからねえ。
去年はあとからセトリ聞いて「あらまあ」と思ったんですが4人だとそうなるということで納得。
しかし、今年は
MB'S。ホーンもコーラスもいる。
当然あれやこれ、期待するじゃないか。
何とか前方キープしたものの、
後から後から人。
スタッフご挨拶終了。
何か小ネタやってた気がするんだが、
覚えとらん。
そして他のメンバーに先駆けて、一人がステージへ。
現れたのは、
スーパーマリオ・・・じゃない。
あんた誰やねん!!
正体は、
ピンポンパンみたいな帽子&オーバーオールの桜井秀俊。
実は事前にU・B殿から、桜井の副業のことを聞いていたので
苦笑しつつもすんなり対応できたのですが、
周りは爆笑。
桜井がおいでおいですると、YO-KINGと皆さんが登場。
そして
ようこ姐さんのコーラス。
うお、
一発目からこれか!!
「拝啓、ジョン・レノン」
続けざまに「新しい夜明け」
とんでもない
ロケットスタート。
去年はゴリゴリのロックでしたが、今年のテーマは
エンターテインメントとのこと。
YO-KING「
音楽よ、空にまいあがれ!! 」
上を見ると、雲の切れ間から太陽が。
エゾマジック発動中!
MCですが、当然触れられずにはいれないわけで。
桜井「
色々あって、今年の夏はこれでいこうと決めまして 」
YO-KING「
楽屋にこれがかかってたのにはびっくりしたけどね 」
桜井「
メンバーに迷惑をかけていますw 」
さて、ホーン隊が一時ひっこんで「情熱と衝動」そして「素晴らしきこの世界」
皆で
ムキムキムキ。
初めて聞いた時は「長いなー」とか思った覚えしかない(蹴)んだが改めて生で聞くと、
最高じゃないか。
んで、開始当初から気になってたんですが前方に「
駒大決勝進出」とか書いた紙を持った奴が。
いいんだけどさあ、
正直チラチラ視界に入るのがうっとうしいんですよ。
MCも甲子園ネタに。
そして。
「
甲子園でよくかかるあの曲を! 」
ハイ、皆さんで!
どか〜んと一発!
(
チャチャチャ!)
やってみよ〜う〜よ〜♪
会場は
阿鼻叫喚。
大盛り上がりの中、
「
真心には、夏の曲がいっぱいあるんです! 」
ええ、よーく知っております。まずはあれですね?
「Dear,Summer Friend」
そして。次はあれですね?あれですね?
これを聞きにレッドに来たんですよ!
「ENDLESS SUMMER NUDE」
僕ら今 はしゃぎすぎてる 夏の子供さ
胸と胸 からまる指
いやー、今日のセットリストは
神だ。まじで。
もうお腹一杯なんですが、
まだたたみ掛けます。
「愛」
一瞬スカパラホーン隊を期待したが、さすがにそれはないか。
んで、実はメンバー紹介まで気付かなかったんだけど
スカパラの沖さんが来てたんです。ハイ。
「EVERYBODY SINGIN' LOVE SONG」でテンション最高潮のまま、結構いい時間に。
だがしかし。
「もう1曲やります」
RELAX〜OPEN〜ENJOY うまくいくさ
早くも、
本日のベストアクト候補でした。
ありがとうございます。
さて。ちょいと時間があるものの他のステージまで遠出するには正直微妙。
しかし、なんで毎年2日目2発目のアクトはこうなんだ?
どれも自分的には決め手に欠けるというか何というか。
いや、アーティストに文句つけてるわけじゃないですよ(逃)
というわけで、マイセンコーナーで一服しつつ待つ。
15:10 奥田民生
民生先生。実は4年ぶり。
いや、昨日とか見たばっかだけど、ソロではね。
次のこと考えて、やや後方に陣取ることに。
「 レッドスターにふさわしい曲を持ってきました 」
何だろう。
・・・何か聞いたことあるけど、民生の曲じゃないよね。
Hey hey mama, said the way you move
Gonna make you sweat, gonna make you groove
ちょwww
ツェッペリンですか先生www
というわけでいきなり仰天の「BLACK DOG」
会場の3割は「
それRED(赤)じゃなくてLED(鉛)じゃん!」
と脳内でツッコんだことでしょう。
前半からとばします。「快楽ギター」
そしてこんなところで「イージュー★ライダー」
ああ〜
初めて生で聞いた。
「
今日はこの3曲で終わりです。後は流しますんでw 」
おい!
あんた夜に向けて体力残してるだろ、きっと。ここで出しなさいよ。
どうせ俺
Taiji All Stars行けねえんだから(爆)
新曲「MANY」も披露。これ結構好きかも。
さて、ライブは続いてるんですがここらへんで前方から歩いてくる、
気になる人影発見。
AAA(出演者)のパスを下げた、やけに
色黒な男。
桜井秀俊!!
さすがに
ライブ中に話しかけるのもどうかと思うので、見送ることに。
後ろ見たら軽く囲まれてて、
笑顔で握手してました。
俺、去年全く同じ場所・似たような時間帯に
北原さん(ex スカパラ)見た気がすんだけど。
来年は誰かな。
さて、肝心の民生ですが前方では何か話しかける客が一杯いるようで。
客「
メガネー! 」
民生「
メガネ言うな!メガネはくるりだろ!メガネとかランニングとか言うな・・・物で 」
曲の方は「何と言う」やら「CUSTUM」やらのシングルから「御免ライダー」までやってくれたりと、
中々のもんでした。
時間は16:00。
あーこりゃ、
そろそろ行かんと。
「マシマロ」の最中くらいにそっと離脱。
んで遠くから聞こえる「さすらい」をバックに向かうはサンステ。
アースではAIRが喋ってます。
「
やっと出れた〜 」
「
今年でAIR10年目なんですよ。ライジングサンが7年目?8年目か。それぐらい待ったってことですよ 」
それは俺たちではなく
渋谷に言っ(ry
16:00 米米CLUB
土手のとこまで
人、
人、
人。
ああ、
いつぞやのチャゲアスを思い出す。
中はどう考えても入れそうにないので土手の脇から眺めることにしました。
右手に空、左手にステージ。
中々気持ちいい眺め。
丁度始まったばっかみたい。登場のテーマっぽいのやってる。
そして。
さっきから同じことばっかり言ってる気がするけど、
もう一回言わせて。
あのイントロ。
いきなり来ました。
会いたいと思うことが 何よりも大切だよ
こういうのを
逆スカシと言うのか?
やるかどうかも結構心配してたのに、ド頭とは。
眺めがよかったもので、格別でしたよ。
そして・・・
あ゛あ゛ぁ!?
たとえば 君がいるだけで 心が強くなれること
何だ何だ!?
いきなり飛車角出して、この後どうするつもりだ!?
うわ〜と思って眺めていたその時。
俺は石井を甘く見ていたようだ。
♪ありがちな
罠!
罠!
ワナワナワナワナ・・・・・・
「
罠にかかんなよ〜」
やっぱりかwww
去年の剣さん思い出したよ。
観客置いてけぼりのまま、「イッショケンメ・ソング」へ。
そして何やら歌い出す石井。
「
ライジングサ〜ン♪鈴木さ〜ん♪田中さ〜ん♪ 」
「
小野田さ〜ん♪ 」
あのデカい人がやっと登場。チャリに乗って。
って、スクリーンには映ってるんだけど・・・どこやねん、とステージの方見るとステージ向かって右側(
土手と逆の方)から登場。
客に何かバラまいております。
ステージに昇ると、メインボーカルで数曲熱唱。
JBのカバー「I GOT YOU(I FEEL GOOD)」などもやりました。
アヒルの人形持ちながら。
ダジャレかよ。
しかし、ほとんど聞いたことない曲なんです。
多分お得意の、
ライブでしか披露しない曲の数々なのでしょう。
アルバムには入れてもらいたいなあ。
石井によると、小野田さんは
本日誕生日。しかも
石狩出身らしい。
マジかw
(後日談:小野田さん公式プロフィールによると
1959年11月8日・神奈川県川崎市出身
結論:
また石井に釣られたw)
さて、何となく
正面から見たくなったのでレジャーサイト後方へ移動。
するとここで「愛 know マジック」のイントロが!
一気にテンション上がって、レジャーサイト内部へ突入。
さらに盛り上げていこうということで、ドラムが入る。
遅っ!
石井「
平井堅じゃないんだから 」
煽って煽って、徐々にスピードアップ。
トップスピードに乗ったところで「WELL COME 2」
続けて、再び小野田さんがメインに。
あ、これが
噂の「狂わせたいの」か。
その流れのまま、またもや聞き覚えのあるドラム。
そうだ、俺は浪漫飛行や君がいるだけでよりも
コレ聞きたかったんだ!
「Shake Hip!」
マママママママ♪
最後、すまねえな〜♪と歌って、
ツアーで会いましょうと挨拶して退場。
あれ、持ち時間10分くらい余ってますが?
前方は「
ボーナス!ボーナス!」のコール。
(筆者注:米米のライブではアンコールのことを「
ボーナスタイム」と言うそうです)
しかし無常にもスタッフが機材撤収。前方は落胆の声。
まぁ俺的にはいいもん見させてもらったので、
OK。
さて、もうすぐ日が落ちる。
とりあえずUA菊地行くかーということでテクテク歩く。
レッドではムーンライダースが「9月の海はクラゲの海」演奏中。
んで橋越えて行ったんだけども・・・
何じゃこりゃ!!!
テントサイトとステージの間に人がごっちゃり。
飯屋は飯屋でめっちゃ並んでるし。
正直、こんな状況じゃ落ち着いて聞けん。
というわけで、撤退!
帰り際、1skコンビとすれ違う。
そして橋の向こうからは続々と人が。
どっから来たんだお前らは!!甲斐さん見てやれよ!!(U・Bツッコミ:オマエモナー)
さて、小休止しつつムーンライダースを眺める。
もう終盤でしたが、思ったよりガンガン攻めるナンバー多し。
こりゃハナっからこっち見た方がよかったな。
右手には綺麗な夕焼け。
初めてレッドでの登場となったあの方の登場です。
18:30 浅井健一
ベンジー!ベンジー!と歓声というか怒号が飛び交うレッドスター。
バンドメンバーは、やはりライブ仕様の模様。
しっとりとした新曲でスタート。
ああ 人生は すごくきれい
うーむ、レッドでも雰囲気いいかもね。
「
ハロー、エゾ・エンジェルス 」
あ、とうとう俺たちベイビーズから
エンジェルスに昇格しましたw
「
全員でブッ飛ぼうぜ 」
JUDE「カリブの海賊の宴会」を思わせる、激しい曲が。
(筆者注:どっかのレポに「スーパートンガリパーティー」ってあったけど「Super Tonga Party」の間違いでした。誰だ、間違えたのは?
しかし「スーパートンガリパーティー」ってタイトルに
誰も疑問を持たなかったのがベンジークオリティ。
何せ「冷麺」ってタイトルつけるぐらいだからあの人ならやりかねんと(ry )
そのまましばらく新曲ラッシュ。
9月発売の「WAY」と思われる曲含め、こりゃアルバム割と期待していいかなあという感じ。
「危険すぎる」「Diduri Didura」が終わったその時。
「
昔の曲やるわ 」
知ってますよ、最近また
ブランキーナンバー連発してるのを。
何が来る?
・・・
・・・
嘘だろ?
15才で家出した彼女は 彼に出会ったのさ
日が落ちて真っ暗になった空間にギターとバイオリンとベンジーの声だけが響きわたる。
ソーダ水の粒のように 楽しそうな日々は流れる
今年のRSRは、どのアクトも
ワーッて楽しむって感じだったんですがこん時だけは別でした。正直
震えました。
その後はSHERBETSやJUDEのナンバーや新曲。
以前インタビューで言ってた通り。
ブランキーだろうとシャーベッツだろうとユダだろうと「
いいと思った曲だからやる」
そんなこんなで、次は「15才」よりもっと昔の曲が。
「ディズニーランドへ」
くはあ〜(放心状態)
そして「SKUNK」
オレの憧れ アラスカ帰りのチェインソウー
「
全員でひっくり返ろうぜ 」
横の女子が「
ひっくり返るんだw 」とつぶやく間にラストの「DEVIL」
ああ〜、
やっぱサンステでもよかったって。
「
また会うときまで、元気でね 」
やっぱ林檎は出なかったかあ。でもそんなんどうでもいいわ。
ありがとう。
・・・
いかん、ボサッとしてる場合じゃねえ。
19:35 吉井和哉
サンステへ猛ダッシュ。
ステージには、ベンジーより数年も前からハマっていたあの男が。
土手を走ってると「WEEKENDER」が聞こえてくる。
そのままスタンディングゾーンへなだれ込む。
続けざまに「FINAL COUNTDOWN」
足してくれHONEY もっとくれHONEY FESTIVALは今夜
すっげえいいタイミングで来たんじゃない、俺?
このワンフレーズが聞きたかったんだよ、この場所で。
もっと言うと、事前情報で予想ついてんだよ。この後どうなるか。
でも知らない方がよかったかもなあ。
これが世に出たのはもう9年前。俺が高校入ったばっかの頃。
調子こいて、
カラオケで英語バージョン歌ったことも(爆)。
同年代のエゾロッカーズが悲鳴を挙げて、猛ダッシュしていく。
「 愛してます!! LOVE LOVE SHOW!!! 」
「愛とはあなたのため」だとか言ったら
疑われるけど がんばっちゃうもんね
ああ、何て言うんだろう。
幸せだなあ。
「
6年越しでやっと来ることができました!肺に穴が空いたギタリストも連れてきました! 」
(一応解説:RSR2000、イエモンが出演予定だったのですがギターのEMMAが肺気胸か何かでキャンセルになったのです)
「
肺に穴が空いて、心にも穴が空いて・・・穴に入れすぎだっつーの! 」
また下ネタかよw
「
6年前にやるはずだった曲をやります! 」
追いかけても追いかけても 逃げてゆく月のように
指と指の間をすり抜ける バラ色の日々よ
結局生では一度も見れなかった、俺の青春の一部のバンド。
ヒーセ・アニーの2人は居ないけど、とにかく幸せな時間だったよ。
ありがとう。
以下、後日談兼オチ。
最後、吉井が何か叫んでたんですがよく聞き取れなかったんですよ。
んで後日、本人がコラムで失敗談として語ってました。何て言ったか。
「
サンキュー、ひたちなか!」
このバカタレが!!
でも今回に限り許す!
20:30 ザ・クロマニヨンズ
本日のメインイベント、と言っていいでしょう。
MTWBの映像を嫌になるほど見て、予習もバッチリ。
「 オラオラオラオラ〜〜〜 」
SEが・・・って、SEだったのかコレ。
革ジャンのヒロト、いつもの恰好のマーシー。
人間!人間!人間!人間!人間!人間!人間!人間!
MTWBでもオープニングを飾った「クロマニヨン・ストンプ」
そっからは新曲オンパレード。
フジロックのセットリストによれば、おそらく「エレキギター」「グレート」「やわらかい」という曲なのだが超高速でたたみかけてくるので
途中からもうそんなのどうでもよくなった。
一つ言えるのは、この感じなら
新作は凄いことになる、ということ。
そうか。
この初期衝動を取り戻すためには、リセットするしかなかったんだ。
ハイロウズのまんまじゃできなかったんだ。
複雑と言えば複雑だがね。
MCはまたもや野球ネタ。
「
駒大苫小牧勝ったね。明日は決勝戦だな・・・勝つぞー!! 」
すると珍しくマーシーが喋る。
「
俺は西東京出身だから早実応援するぞこのヤロー!! 」
結果は、マーシーの勝ちでした。
おめでとう。
中盤に、ようやく聞いたことのある曲が。
「キラービー」そして「歩くチブ」
小声で「
ブンブンブブンブンブンブブン 」とか「
ネーガーチーブー♪ 」とか
歌ってしまってたから、周囲には「何でこいつ知ってんねん」とか思われたかもしれん。
その次だ。フジセトリによると「土星にやさしく」
愛は土星を救う、言われましてもw
ある意味、クロマニヨンズを象徴する曲だと思われ。
乱暴な言い方すると、意味ないように見せかけて深い、って感じだったのが
意味ないように見せかけてやっぱりない、ってなったんかなあと。
「あの、初めて、北海道に来て、こんなステージに、立てて、うれしいです。
あ、変な虫が・・・」
それはひょっとしてギャグで(ryとか言わないように。
ラストは(俺の中では既に)おなじみ「タリホー」「弾丸ロック」
30分で10曲、つまり1曲平均3分切る
高速ライブ。
とりあえず、早くアルバム聞きたい。
ここで小休止。
sleepy.ab見に遠征する体力はもはやない。
サンステのこの空き時間、わずかな期待を込めていたんだがスクリーンには「EGO-WRAPPIN'」の文字。
ああ、やっぱ
事変とか無しか。まあそうだろうな。
ここまでスルーしてきましたが、スクリーンの話題出たとこで一つ。
毎年「NEXT ARTIST ○○」みたいな感じで出るじゃないですか。
今年。
NEXT A
IRTIST
誰かちゃんとチェックしなかったのかと。
空気?空気を操る人?ウェザー・リポート?それとも子忍流?
これ担当の人が飛ばされてないことを祈る。
タバコ吸ってると、何やら向こうに人だかりが。
テントサイト引き換え所のあたり。
フラッと行ってみると、スクリーンが。
その下には、
・・・
TWIN TAILじゃねえか!!
そうか、ここでやってんのか。てっきりサンステとかかと思ってたよ。
何か戦時中の映像資料みたいなのが流れてるんだが、これ
正直合ってねえぞ。
達也や勝井は後で見ようということで、早々に退散。
アース方面へ向かう。
22:30 MO'SOME TONEBENDER
見ようかどうしようか迷ってたんですが、
ヘタに遠征する気力もなかったので、やっぱり見ることに。
自身4度目のモーサム。ていうか3月に見たばっかなんだが。
が、ここで異変発生。
眠い。
この時間はまだいけたはずなんだが・・・。年か?
勇に続いてイナリと百々。
今年は黒ですか。
にしても相変わらず音デカい。つーか、いきなり知らん曲?
でもどっかで聞いたような。(筆者注:GANG OF FOUR「To Hell With Poverty」のカバーでした)
2曲目「ロッキンルーラ」
ヤバい。ライブ自体はいい感じなのに
眠くて俺の体がついていかん。
意識飛びそうな中、曲終盤に。
いきなり左から一人の女性出現。何か飲み物片手に。
コーラス歌ってる?んだがいかんせん爆音でよく聞き取れん。
終了。ハケる女性。
・・・
・・・・・・
で、
誰!?(筆者注:結局最後までわからんかったが後から調べると、CDでもコーラス参加してるあの人だった模様。そう、
先日メガネ(岸田ではない)のステージに現れたあの人ですね)
「
アホなロックンロールナンバーが出来たんで 」
というようなフリで新曲
「YOU ARE ROCK'N' ROLL」
「
当たり前よね〜♪ 」の節回しが妙に耳に残る曲。
「フリクション見たよな?」
すいません(謝)
この前フリってことは当然次は「BIG-S」
んで、またもや聞いたことない曲。
すげえメロディが綺麗で、「YOU ARE〜」よりこっちのが好きかも。
そして、待ってました。
「
Have you ever seen the stars? 」
外で聞けたらより最高だったんだが。
その次の曲。
終焉はいつも突然に
だけどエンドロールにはまだ早い
ギターケース抱えたまま
真夏の川を泳ぐ
その時 キラキラの中
「GREEN&GOLD」
・・・
私事で恐縮ですが、実は、RSR直前に、私、というか私の周囲でとある事が起こりまして。
その事の詳細を聞いた時に、ふと浮かんだのがこの曲なんですよ。
何かそれ以来、この曲聞くとそれを思い出してしまってね。
数日前にんな事があって、のうのうとここに来てる、というか来れてる自分は何なのかと。
・・・
まあ、この話はこの辺にしときましょう。
時期が来れば語ることもあるでしょう。
早く喋れとか言わないように<U・B殿(ていうか直接喋ったし)
終盤。
「壊れてるよ」で再点火してラストは「Hang Song」
眠気と戦いつつステージを見ると・・・
イナリ脱いだwww
しかもチャンピオンベルトてwww
にしても、終始フラフラだった自分。前方行けばよかったな。
次は意識がハッキリしてる時に会おう。
23:50 ギターウルフ
・・・思ったより人少ないな。
皆どこ行ってんの?エゾラッピン?
前行こうと思えば行けるんだけど、途中で離脱予定なので、ちょっと遠慮しとくことに。
「 石狩ベイベーーーーーーーーーーーー!!!! 」
いつものやつ。そして初上陸のUG。
のっけから中指立てたりスタンド倒しまくったりでもうムチャクチャです。
いきなり「オールナイトでぶっとばせ!」
ああ、モーサムからの爆音で鼓膜が!
「 ケンカロオ゛オ゛オ゛オ゛ッック!!! 」
UGのシャウトが響き渡る深夜0時。
3年ぶりの「ジェットジェネレーション」
そして「星空ジェット」
この時間帯、やっぱ皆狙ってこの手の曲入れてきてんのかな?
いや、関係ないや。ギターウルフだし。
新曲に続けて「ジェット・ラヴ」
・・・やっぱ前行けばよかった。眠い。
フォローしとくと、ライブ自体はよかったのよ。モーサムもウルフも。
ただ四捨五入三十路の限界が来たというか何というか。
「 キックアウトザジャムズ!マザーファッカーーーーー!!! 」
と、0:20過ぎくらいにシメに入る。
いつもこれ演る時は、客をステージ上げたりするから20分近くかかるのは知ってるけど、いくらなんでも早くねえか?
というわけで、次が控えてる私は退散。
皆さん、やっぱライブは前出てなんぼですよ。
二兎を追う者何とやらですよ。
0:20 ズボンズ
待ってましたよ、ええ。
2001年の時は2日目以降参戦でしたし
めったに北海道来てくれませんし。
リクし続けた甲斐ありましたよ。
到着したら丁度始まるとこ。
こればっかりは、ということで前方へ。
やっぱり人少なめだなあ。
1発目から「HIGHWAY A GO GO」!!
ドンは暴れまくり。
続けて「South Central Rock」
もう眠気は完全に飛びました。
手拍子で客を煽って「Jumbo」や「GET IT TOGETHER」など聞きたかったアレもコレもオンパレード。
去年のポリ見た時の感覚に近いかも。
長年聞いてんのにライブだけ行ったこと無いっていう。
素晴らしい。
手拍子の時には、ドンが横のカメラマン@スペシャに
客を撮れと指示。
おそらく、昨日の怒髪と合わせて
スペシャの倉庫には
俺の映った映像が残っていることだろう。
(U・B注:誰か確認してチョ)
ドンMC。
「
大麻事件も乗り越えて、帰ってきたぜ!! 」
ああ、言っちゃった(汗)
(筆者注:実は夏前にイベントで来札予定だったのですが、主催の髭楽団のメンバーが大麻栽培で捕まってしまいイベント中止になったのです。決してドンがパクられたとかではないのであしからず。ちなみに他の出演者は曽我部恵一・フラワーカンパニーズなど)
新曲も披露。オフィのこれまでのセトリと照らし合わせるにおそらく「STINKY BOOGIE」という曲だろう。
これはヤバい。カッコいい。
そして、待ってました!
You need to get Mo'Funky
You need to get Mo'Funky
普段ライブであんまり声出さないんですが、ここだけは「
Mo'Funky!Mo'Funky!」と歌ってました。
積年の思いがあったんです、はい。
終盤「Dolf」あたりになると、探り探りだった観客もすっかり一体に。
ドン曰く、ここ最近はずっとレコーディングで、ほとんど寝てないらしいが
今回のライブで吹っ飛んだ、みたいな。
そして秋発売予定のそのアルバムから。
We're gonna see the Good Good Future
そうですね、
やっぱり、「問題ねえ、関係ねえ、イッツ・オールライト」みたいに
全てぶっ飛ばすのが本来のロックンロールのパワーなのかもね。
それはやっぱ、単なる「がんばれソング」とは違うんだわ。
ヒロトしかり、増子兄しかり、ドンしかり、
芯から全力でやってる人間のパワーはハンパじゃないんだよ。
両日ベストアクトと言ってもいいぐらい、すげえライブでした。
また来てね。
2:00 帰ってきたSPECIAL SESSION
結構寒くなってきたり、体力も限界だったりで前方に陣取る気合はもはや無し。
通路付近・マイセンコーナーあたりから様子を伺う。
最初にステージ登場したのはどうやら達也・tatsu・大友氏の3人の模様。
大友氏がいるからなのか、何とも不思議な空間に。
最近の達也は、暴れ太鼓でなくこっちに移行しつつあるようだ。
ボンヤリ眺めてたんだが、ここで女の声が。
UA?じゃない。林檎?なわけない。
あ、そうだ。裕子姉やんだ。忘れてた(爆)
何かのカバーなのかな?原曲分からないのが惜しい。
姉やん引っ込んで、次は勝井登場。
・・・言っちゃいけないこと言っていい?
正直、達也と勝井の絡みってもう限界な気がするんだが。
イマイチ乗りきれないのでずっと後方待機してたんですが、ここで百々登場。全身真っ赤。
熱唱するアカレンジャー百々。ようやくちょっと盛り上がってきました。
ああ、また元ネタワカンネ。悔しい。
しかして、そのままシメムードに。
・・・またか?また色々期待した俺が悪いってパターン?
時間は約3:30だったはずだが、撤収ムード。
こっからは後日談みたいになるけど、
「音楽と人」で「SPECIAL SESSIONは本当に帰ってきたのか?」って述べられてたんですよ。
そして「失われつつある何かもある気がする」と。
今これを書きながら、「そうかもしれない」と正直思う。
それは後ほど語りましょう。
さて、セッションが終わった頃、
我が身に最大ハプニング発生。
コンタクトが取れた(汗)
これはやばいということで、メガネ取りにテントへ。
ああ、何で置きっぱなしにしちまったんだ俺。
サンステでは、すでにストレイテナー終了の模様。
時刻3:40。
早くね?とそん時は思ったが、後から考えたら当たり前だろうと。
何故かテナーは開始3:00と思い込んでた俺。
眠かったんだなあ。
メガネ装着後、ルーパの空きがどうしても気になったんではるばるムーンまで行ってみることに。
とりあえずTOBYが回してるようだ。
横の飯屋のテーブルが空いてたんで、とりあえず座る。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・明るい・・・
ハッ!!!
時計を見る。4:50。
久 々 に や っ ち ま っ た orz
ムーンではさしたる異変もなく、シメモードに。
・・・サンステ行くか。
ああ、遠い(泣)
わずかにふみおの声が聞こえる。
「Te wo nobase」かな?(筆者注:やってません。寝ぼけてたと思われ)
レジャー後方からステージを眺めるが、やはり前方はいつもより大人しい。
「Ohichyo」久々に聞いた。
正直こん時、居眠りこいた精神的ダメージがいかんせんデカくて(爆)ボーッて感じでした。
いつもの「Positive!Mental!A・tti・tu----de!」の掛け声で「PMA」
ハケるメンバー。
山本登場。
流れるは「WITH OR WITHOUT YOU」
今年もありがとう!SEE YOU NEXT YEAR!
って、なんでやねん!!!!!!
何のためにケムリ大トリにしたと思ってんだ!?
アレでシメるためでしょ!!
俺のいない間にやったか!?いや、んなわけない!!
もちろん、同じこと考えてる数万人の皆さんは山本〜U2のあたりからエエエェェェェエエエという感じ。
オイオイと思いつつ立ちすくむ俺。
ふと音が止まる。
大歓声。
ウンウン頷く俺。そりゃそうだと。
あと1年 あと1年
夢と過ぎ去りし祭囃子
山本曰く「大トリのアンコールは初めて」らしい。
あ、そういえばそうかも。
というわけで、総合すると
体力の衰えを痛感したRSRでした。
また来年。
追記―来たるべきRSR2007によせて
今年、RSRでは
出演者を減らして、その代わり
一組頭の持ち時間を増やすということで
結構なテコ入れがされた。
そして、他フェスと差別化を図るという意識も
結構大きかった模様。
エルレとかが出なかったのはそのため、って山本本人が言ってたらしい。
まあ、出ても多分見なか(ry
1月から開催まで出演者にwktkして
終わったら懐かしみつつプレイリスト制作し思い出にひたる、
というのがここ数年の自分なんだが、
今年は何か違う。
いつもなら、誰にも頼まれてないのに
妄タイとか考えてる時期なんだけど、
今年は全くそういう気にならない。
予測がつかないから、ていうのもあるんだけど
そういうのとはちょっと違うと言えば違う。
一つは、今年の出演者傾向。
よかったと思うんだよ。
普段なかなか見れないあたりを引っ張ってくる根性とか。
ジライヤとかMONOとか、北海道住んでたら見る機会ないもん。
でも、言葉でうまく言えないんだが
何かしこりが残るんだよ。
厳選しなきゃいけない状況で
あのタイムテーブルは本当によかったのかな。
正直言うと、この感じって去年から何となくあったんだよね。
それは、「あえて175じゃなく怒髪をサンステに」っていう
気持ちのいいスカし方とは何か違うものでね。
それでも去年はフィッシュマンズっていう
とんでもない爆弾があったから、さほど気にならなかったんだけど。
はっきり言うと、タイムテーブル見るだけでドキドキする感覚が
去年あたりからなくなりつつあるんだよね。
勘違いしないでほしいのだが、
メンツが地味だとか飽きたとか蜜柑イラネとかそういうことではないんだよ。
でも、何なんだろうこの感覚は。
二つ目は、ロキノン。
人は人、我は我ってのはよーくわかってるつもりだったけど
やっぱりダメなんだよ。
今年のCDJのメンツ見て、本当はすげえ悔しかったんだ。
怒髪天 ・ 電気グルーヴ ・ 東京事変 ・ ザ・クロマニヨンズ ・
eastern youth ・ 少年ナイフ ・ THE BEACHES ・ 凛として時雨 ・
勝手にしやがれ ・ SPECIAL OTHERS ・ CUBISMO GRAFICO FIVE ・
Bahashishi ・ 斉藤和義 ・ ザ50回転ズ ・ toe ・ 麗蘭 ・ PANTA ・
NIRGILIS ・ THE COLLECTORS ・ SOIL&"PIMP"SESSIONS ・
てるる... ・ the ARROWS ・ ホフディラン ・ 佐野元春 ・GO!GO!7188 ・
MO'SOME TONEBENDER ・ BOOM BOOM SATELLITES・・・
そして夏のChara ・ ohana ・ Cocco。
そんなに悔しいなら行けよ、って言われるのは承知。
その通り。
でも違うんだよ。うまく言えんが、単に見れればいいってんじゃないんだよ。
ああ、叩かれるの覚悟で言おう。
あの地で見たいんだ、俺は。
奴らに渡したくないんだ。
ウエスと、ミッシェルと、ブランキーを裏切ったあいつらに、渡したくないんだ。
・・・何かそういうのとか色々あって、
妄タイとか作るのが何となく空しくなってきたんです。
三つ目は、セッション。
レポで書いたように、
今年もサプライズといったサプライズは無かった。
2年前に行われたセッションでも、同じ気持ちを味わった気がする。
セッション自体は良かったと思うし、
達也やウエスにギャーギャー言うのは筋違いだと思うが、
どうしても俺は思い出してしまうんだ。
2001年、ノーヤンテントで達也やトッキーが始めたセッションを。
2002年、照井やキュウやスカパラ軍団や、遠藤ミチロウや泥酔したチバが
入れかわり立ちかわりステージに現れる中、
朝日が昇るまで叩き続けた達也を。
そして2003年、途中で抜けちゃったけど
一瞬だけあの3人が同じステージに立ったようなマジックを。
あのやりたい放題の空間こそが、ライジングサンの魅力だった気がする。
俺がなかなかレポ書けなかったのは、
こうした理由からかどうかは何とも言えないけど、
テンションがどうも高まらなかったから、ってのもあるんです。
もしかしたら、あのフィッシュマンズの夕焼けが
俺にとってのピークだったのかもしれない。
この先に、何があるんだろうか。
ライジングらしさって何なんだろう。
最後に、「音楽と人」10月号の青木優氏のレビューを引用させていただく。
長文なので、問題があれば消します。
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99年、開催自体が暴挙と思われたライジングサンは、
まぎれもなく日本のフェスの流れを先導してきた。
それが回を追うごとに開催日、ステージ数、出演バンド、動員、
すべての数が増え、広がりが出ていった。
観客側のリクエストや不満も改善され、成熟化・大衆化が進んできた。
それも時代の流れだと思う。
だけどその一方で薄れつつある何かもある気がするのだ。
しかし物語は意志を持つ者がいるかぎり、
動きながら、変わりながらも、つながり、続いていく。
〈あの朝日をみんなで見るため〉という目標は、
また未来に向かっていくだろう。
翌年も行われるであろうライジングサンは、
今度はどんなドラマを見せてくれるだろう?
いずれにしても僕は
胸ときめくような、音楽と生きることの素晴らしさを
体感させてくれるフェスであり続けてくれることを願っている。