ミュージシャン | ライヴ名 | 会場 | 記述者 | 記述日 |
ROCK FESTIVAL | RISING SUN ROCK FESTIVAL 2007 in EZO(8/18) | 石狩湾新港 | 唸るバクテリア | 2007/09/12 |
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U!N!C!O!UNCO〜UNCOが好きです〜
とにもかくにも今年は評判悪かったらしいが、ホクレンやっぱ美味ス!昔より値上がりしてたけど、ななつぼしのライス美味ス!来年も期待して待ってます。
13:00-13:50 勝手にしやがれ https://gennari.net/meta/rsr27.htm#katte
ちうことで、2日連続初っぱなGREENを目指してみたけれど、13時直前に辿り着いてみたら大方の予想通りCRYSTAL PALACEからは人が溢れまくってるんで諦める。
明らかにアウェイな雰囲気のオッサンたちがチラホラ並んでるところを見ると・・・チッ!これだから素人は!!
とはいえ、これはこれで想定内。音漏れ聴こうかとすこしうろつくも、既にGREENの周りにはお昼寝という名の死体がゴロゴロ転がっていたので、まぁいいやと飯食いにRED方面へ戻る。
ごらん 金と銀の器を抱いて
罪と罰の酒を満たした 愚か者が街を走るよ
15:40-16:30 ミドリ https://gennari.net/meta/rsr27.htm#midori
いつものクランクはそんなに混んでおらず、わりとあっさり脱出してSUNでthe pillowsが「ストレンジカメレオン」唄ってる頃に土手に至る。
なんか、あそこらへんのバイト君にやんややんや言ってるおバカがオフィシャル掲示板に多かったけど、今年はあそこの一方通行のしきりが完璧だったと思う。
もちろん、EARTHがSUNのそばに来たのも大きいと思うが。
それはともかく、the pillowsを聴きながらEARTHに潜り込むとメンバが音合わせ中。
アレ?なんか空いてる?とか思ってハジメタル目当てで右側へ回り込んでみると、柵の角すぐそばぐらいまであっさり近づけたり。
ちょっぴり身の危険を思いつつも、べつにこのあと永ちゃんまではブレイクにしてもいいしなぁとか楽観。
「 可愛い! 」と女の子が後藤まりこに声をかけまりこが「 ありがとう 」と応える。やっぱ私服スカートやん>後藤まりこ
ちょうど前にいたおねぇーちゃん、目の下にちょっときつめなシャドウ入れてて、髪のぼさぼさ感と相まって、イタい娘好きにはツボだったり(ヲイヲイ)
「ハイブリットレインボウ」が遠くに聞こえた頃ぐらいからドンドン人が増えてきて、人多すぎ状態になる。
セッティングは順調のようで、ペットボトルの水がセットされたらわりとすぐにメンバ登場。あんなに上手くてアクション派手なのに何故か未だにサポートメンバのベース原田さんは山羊みたい(もしやエゾジカ?)の持って登場。
叫び声か悲鳴かなんだかよくわからんもんに押し込まれ、久々モッシュの嵐に巻き込まれる
ギターが鳴って後藤まりこが上を向いて、やっぱ絵になるよなぁとか思ったら男の頭で見えなくなって、それでも結構いいタイミングで「 まりこ! 」と叫んだから、スカパー!に声入ってる気がする。いちおー、ハジブログ読んでる身としては、「ハジメタル」も一度は叫んでおかねばと「 ハジメ! 」叫んだけど、そっちはどうだろ?(苦笑)
1曲目から「うわさのあの子」ですか?SEX!SEX!
ハイテンションな曲でスタートを踏み切り、そのまま突っ走るステージとオーディエンス。
ドラムから飛び降りる後藤まりこ。スカートがめくれ上がる。あっ!セキュリティの白い頭_| ̄|○
モッシュの嵐に揉まれてる中、唯一の楽しみ(笑)を奪われる俺。
そうそう、モッシュっていえばだけど、いい歳こいてモッシュするのはまぁともかく、お前男なんだから、速攻俺に腕払われたからって、女の子の方に肘置くのは止めろや。結婚してんだろ?
なお、U・Bは腕払ったあとに問答無用で肘入れることにしてますんであしからず。
閑話休題。
いつものように後藤まりこはステージを駆け回りすこしでも高いところに登って、落ちる。
「愛のうた」だったかではお約束通りステージから降りてきて、花道の先で唄う。目の前だったんだけど、柵の影で見えないよまりこ(苦笑)
ARABAKIで見たときより何倍も前へ前へがっついてくるハジメタル。ナイスシャウト!
男客「 ド変態! 」
ハジメタル「 ド変態ありがとう 」
どういう会話ですか?それ(笑)
俺がいるステージ向かって右は「ロマンティック夏モード」あたりからダイブスタート。
「あんたは誰や」で、件のおねぇーちゃんダイバに蹴られたかして鼻血出血で退場。あと一曲だっただけに可哀想。
このところ多かったラスト「POP」のセットリストはどうなのかなぁと思ってたんだけど、実際聴いてみると思いの外良くて、ステージのまとめにはいいのかもと思う。つーか、そもそも「POP」がかなりいい曲なんだね。
そんなわけで、全部終わってみれば汗ダラーで、Tシャツもジーンズもベチョベチョ。みっ、水ぅぅぅ・・・
19:00-20:00 矢沢永吉 https://gennari.net/meta/rsr27.htm#yazawa
さてさて、朝歯磨いてるときに並んだ水道待ちの行列では、コーネリアスと同率首位ぐらいで見たがってる人が多かった永ちゃんです。
ベンジーいつもよりテンション高いなぁとか思いつつ、SUNを目指す。
夕陽自体は見えないけど、結構いい感じの夕闇が過ぎて、そろそろ夜になる。
昨日買い込んだ永ちゃんタオルを首に巻き、さらに「スペシャルビーチタオル(LEGEND WING)」を羽織る。防寒対策。
さすがに中心街は怖いのと、あとはタオル投げの風景を写真に撮りたかったんで、ステージ向かって左のスクリーン前へ。
我思う故に我あり
我思う故に我あり
愛してるって言葉だけじゃ伝えきれない 気持ち歌うよ 心感じて
なわけだ。
22:30-23:00 sleepy.ab https://gennari.net/meta/rsr27.htm#sleepy
そっちサイドは攻めてないからと、まずローソンを目指す。
例年とは違って入場ゲートそばに来た逆バンジーを、夜中にやってる人がいて、それはそれで怖さ増して面白そうだなぁとか。
賑やかしいローソンはSUNがアクト中じゃないにもかかわらず適度に空いていて、毎年恒例の肉まんを買い込む。
例年にも増してトイレ行列が長くて、みんな大変だなぁとか思いながら、テクテクと土手を歩き、橋を渡りクランクを抜けてREDへ。
「 ライジング唯一のメタルバンド! 」
とかなんとか、シュガー様が叫ばれる中、食べ歩けて小腹が満たせそうなのをと思い、ナンサンドを買ってみたら、見事にパック入りで食べ歩くにはゴツい(苦笑)
う〜ん・・・今年は飯の引きがよろしくないぞ。
GREENが目的地なのだけど、先にトイレへ行っとこうとMOONの方まで足を伸ばす。
この時間になってようやく、タワレコの隣りにクラブキングがブース出してたことに気づいたが、もう見てく体力はなく残念無念。来年こそはBLACK HOLEの復活を!(後日見てみたら、桑原茂一RSR来てたんッスね)
それはともかく、仮設トイレに食い物持ち込むことに抵抗を感じつつも、ソースがこぼれることを気にせずパーカのポケットに突っこむという荒技によって乗り越え、手を洗ったらGREENへ。
今から思えば、これがRSRでの最後のトイレだったから、俺にはトイレ難民事件はまったく無関係だったわけだ。
入ってみたら思いの外混み混みで、一瞬どうしようかと思うも、とりあえずギネス(笑)
フロアの方じゃ座れそうにもないんで、端っこ探して座り、ナンサンド食べながらギネス。ビバ!ギネス。
そのまま22:20ぐらいまで食べ飲みし、ゴミを捨ててフロアに出てみると、まだまだ音合わせ中。こりゃ押すなぁ。眠いなぁ。とか思いつつも、仕方ないからフロアの真ん中あたりに立つ。隣りに来たカップルの男の方はなんかレアなカード下げてたのだけど、よく見えなかったとりあえず、知らない人だったからどーでもいいのだが(ヲイ)(雰囲気からするとたぶんスタッフ)
sleepy.abで使わない、DJブースそばのドラムまで音合わせした結果、12分押しでフロアの照明が落ちる。
DJ BAKUが最初に出てきて挨拶するかと思ったら「ユキムシ」がかかってメンバが登場。
「ユキムシ」を登場SEにするとは、インストもできるバンドだからこその芸当。
「 sleepy.abです。POP GROOP"KAIKOO"へようこそ 」
とかなんとか、いつものボソッとしたMCで曲に入る。
意識はわりとハッキリ飛んでるのに耳は音を離さず、俺は倒れもしない。なんとなくいい感じの浮遊感と覚醒感の混在。
中山うりもそうだったけど、sleepy.abもこの箱はあってるなぁ。
唯一の問題は、CRYSTAL PALACEという箱がGREEN OASISに合ってないことだな(ドクロ)
期待してた「メリーゴーランド」はやらず、そもそも持ち時間が30分しかなかったんで5曲で終わり(「ユキムシ」除く)
もっと売れれば、来年50分もらえるのか?それはともかく、最後の「Scene」がとても良かった。
去年も締めが「Scene」だったから、RSR出るときは必ず「Scene」で締めるつもりか?
23:45- EZOIST https://gennari.net/meta/rsr27.htm#ezoist
「 ルールルルル 」
という、酔っぱらいの声で目覚めた00:00頃(笑)
すくっと立ったら眩むこともなく、ダッシュでPAつかプロジェクタの前あたりだから、去年Taiji All Stars見たぐらいの場所へ至る。
ふつーに増子兄がいることに誰も異議を申し立てない不可思議空間が目の前にあったわけだが、ともかく、増子兄の「 ルールルルル 」に乗って、ゾクゾクと召還される道産子ミュージシャンたち。
3:30-4:20 Cocco https://gennari.net/meta/rsr27.htm#cocco
スタンディングが明るくなったので、とりあえずよしかかろうと柵の方へ移動。
スクリーンにはハピネス以外のトイレすべて閉鎖の旨出てて、思わず苦笑する。
やっぱりすべて収容するだけの数、トイレはなかったか。
そのまま待つのはもちろんしんどいので座り、眠る。
遠くにスタッフの「 ダメ 」だの「 一回抜きます 」だのいかにも機材トラブルな会話を聞きつつ、ひたすら仮眠をむさぼる。
結局26分押し。
SEが鳴って立ち上がると、すこししてメンバが出てきて、Coccoは白のワンピース姿。正直かなり寒そう。
「 何かトラブルあって大変だったみたいで・・・みんな待っててくれたのね?大変だったかや〜スタッフの人も、ありがとうやー 」
「 あんま、こんな喋ってる時間ないんだろ?さっさとやった方がいいんだろ? 」(以上、良田君とこからコピペ)
とかなんとか、自分に非は無いのに謝罪から始まる。MCはちょっと訛り気味。
TVで片言なのはだからかなぁと思う。
後日、夢チカでは言葉を選びながらではあるけど、MC同様方言を交えながら喋っていて、たぶん、それも彼女にとって戒めというか鎖だったんだろうなぁとか。
「 沖縄の女だから寒いんや 」
と言っときながら、
「 眠たかったら寝ててもいいんだよ。でも寝ちゃうと死んじゃうかもしれないから寝ちゃだめだよ 」
と、自分のことよりもむしろオーディエンスを気遣うCocco。
ステージは進む。
Hi, high なのにgood-bye, bye-bye
Coccoの伸びのある声が、明け方の空に響く。
きっと飛魚のアーチをくぐって
宝島に着いた頃
あなたのお姫様は
誰かと腰を振ってるわ
人は強いものよ
そして儚いもの
4:50-5:40 曽我部恵一BAND https://gennari.net/meta/rsr27.htm#sogabe
でまぁ、Coccoたんが終わってみたら、スタンディングがらがら(苦笑)
いつかの渋さが終わったあとオリラヴでガラガラになったのを思い出したりしつつ、仮眠取らせろ・・・
「 大変な混雑が予想されますのでお立ちになってお待ちください 」
って、なんじゃいヴォケ!アホかスタッフ!このガラガラなスタンディングゾーン前に、お前の目はどこに付いとんじゃ!
と、思ったが口に出さず、仕方ないので柵によしかかりながら立ちっぱで待つ。
すると、曽我部バンド総出で音合わせに現れ、たったの10分にて転換終了。
そのまま捌けることなくジングルがかかり、ステージで4人円陣を組む。おおっ!さすがライヴバンド!
んで、「恋人たちのロック」スタート。
今朝どこかで生まれたひとつの孤独が
夕方ころにはふたつになるだけ
あぁ
そしてたった一度だけ愛の言葉ささやいて
ぼくら昇る太陽と一緒に旅をしてる
はねを広げた空を切りとるような雲ひとつ
ゆっくりと流れて心を切り刻む
朝に目覚めた風はきみに届いただろうか
その髪を風にまかせ きみはぼくを待つんだ
夏の朝がぼくに呼びかける
「調子はどうだい うまくいってるかい」
気分が良くなって外へ飛び出すんだ
見てよ 夜が明けるこの瞬間 空のなんて色
午前5時僕はもう行かなきゃ いつかまた会おう
and more...
いつも通り、最後にWESS山本が現れて
「 トイレ、パンクさせちゃいましたー! 」
むしろ俺は「パンクさせたかー」ぐらいににやつき気味だったわけなんだが、この挨拶に腹を立てる人たちってなんなんだろーなー
それはともかく、いつものようにU2聴きながらスクリーンを眺める。来年で10年目か・・・
朝日がまぶしくて、わりに足取りは軽くテントへ戻る。
テントは朝露に濡れてて、もうすぐ秋になることを告げている。
ゆっくりみんなが戻ってきて後片付け。
こんな大パーティで過ごしたRSRはもしかしたらこれから先無いかもしれないけど、楽しかったなぁ。
全然面識無い人も、また、あの場所で会いましょう!
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