第453回 CAN YOU COLLABORATE?
〜best collaboration songs & music clips〜(Disc2)

U・B  >スチャダラパー※1)のコラボ曲ばっか集めたベストアルバム「CAN YOU COLLABO
       RATE?〜best collaboration songs&music clips〜」の、今回はDisc2。
空虹桜>珍しく普通の入りで。
U・B  >緩急付けんと。1曲目は「惚れたぜ Harajuku」でアルファとコラボであるところのバカ曲
空虹桜>サビって言うかのっけから情熱 熱風 惚れたぜ原宿 抱きしめて 君だけにハッ
       としてZIG-ZAG※2)だからね。
U・B  >広いレンジを狙ってるわりにはネタが中年指向っていう。
空虹桜>アタシたちだって、これ小学校入る前後のネタなわけじゃない。思いっきり80年代。(※3
U・B  >20年もすれば平気な顔でリヴァイバルブームが来るのは必然。
空虹桜>だよねぇ。あの、イントロに入ってる、アニソンみたいなポロロロロンみたいのとか、チープなシンセサ
       ウンド?っていうのがグッときたり。
U・B  >それはむしろ70年代な気もするが。「シャカリキコロンブス」ってやっぱり革命ですよ
       日本語革命。未だに誰も追随できない。
空虹桜>むしろ、追いすがりたくないレヴェルだけどね。結局アイドル文化論って、女性アイドルの変遷と比べて男性
       アイドルはジャニーさんの独占が続いてるから、こうやってネタにしやすいんだよね。
U・B  >なにせフォーリーブスの青山孝史が死んで三千人だかおばさんが集まる(※4)わけだから。次。「ショッキ
       ング・ダイナマイト feat.スチャダラパー、bird」でMr. BEATS a.k.a. DJ CELORYって長い
       人のアルバムに入ってた曲。たぶん、今回一連の中では一番新しい曲
空虹桜>グループ魂よりも?(※5
U・B  >若干こっちのがリリースが遅かった記憶。えっ?調べた方がいい?
空虹桜>べつにそこまでしなくても。ともかく、普通にカッコいい曲だよね。
U・B  >去年bird生で見る機会があったんだけど、たしかに普通にカッコ良かった。つか、懐かしかった
空虹桜山田かつてないこの非常事態?(※6
U・B  >ここでそれですか?
空虹桜>このカッコ良さの中にそのジョークが入ってきてクスッとさせつつ気持ちいいってのがやっぱり一番重
       だと思うんだよね。こういう曲の場合。
U・B  >ある意味では「ブギーバック」(※7)なんだよな。これ。
空虹桜>ある意味ではね。でもって、この曲みたいなカッコ良さは、さっき言ったのも含めて、スチャにしろbirdにしろ
       の歳になってようやく説得力を持つカッコ良さだっていう。
U・B  >birdはデヴュの頃からこれぐらいカッコ良かったと思うけど、まぁわからんじゃない。さて、3曲目は「トロピカ
       ルサイダー20000マイル」で、かせきさいだぁ≡ん時にくっちゃべり、4曲目の「5W1H」は大昔に
       喋ってるんで飛ばすとして、
空虹桜>さすがにそろそろあそこらへんで喋ったことは無かったことにして喋り直したいカモね。
U・B  >んだ。でもさ、無かったことにはしないというか、それを踏まえてのRepriseだと思うんッスよ。ウチでやるとした
       ら。羞恥プレイってのもひっくるめて。
空虹桜>だよねぇ・・・やっぱり。
U・B  >厚顔無恥も貫けば立派なポリシィっていう。新しいモノは最初は理解されな
       っていう。
空虹桜>ええ〜、そこでそのネタ持ってきますか?
U・B  >時が経てば誰も意味わからんあたりが、オンタイムのライヴレコーディングなわけで、5曲目は「SUPER
       CONDUCTIVITY」でなんとANIとCQってスンゴイ組み合わせ
空虹桜>トラックはFORCE OF NATUREだしね。にもかかわらず、言ってることが迷信 迷信 名古屋から
       東京 透明 透明 名古屋から東京※8)だもんね。
U・B  >ドープなトラックのわりに言ってることは軽い。
空虹桜>てゆーかさぁー、ANIってなにげにこゆドープなのがあってるんだよね。
U・B  >なにげに。
空虹桜>なにげに。
U・B  >ちなみに、NIGOだのAPEだの言ってるのはAPE SOUNDのアルバムに収録されてたからッスな。次、「湾岸
       BAD BOYS」で、スチャの2MCなんだけど、レゲエのコンピアルバムに収められていたコア目な曲。
空虹桜>ああ、そうなの?
U・B  >軽く調べた感じではらしいッス。なんか、そこら辺のちゃちぃJレゲエなんかに紛れ込んだコンピ。
空虹桜>全然関係ないけど、Jレゲエって、Jラップみたいでケツの穴が小さい感出てるよね。
U・B  >サーセン。でも、レゲエでLOVE唄うならもっと大風呂敷広げろよ!とか、個人的には
       思うんですけどね。ラカ24時間テレビテイストの。
空虹桜>それはホラ、日本が伝統的にセカイ系の国だから仕方ないと思うよ。で、話戻すけど、断トツで
       ANIが「ボーイ〜〜〜」言ってるのがイイ。
U・B  >まったくBOY臭がしない。
空虹桜>なんたって、気分だけBOYのアー二※9)ですから。
U・B  >俺の常識 なぜか 非常識※10)だしな。
空虹桜>ホントねぇ。ANIとか瀧とかの常識が世間の常識だったら、どれだけこの国は楽しいことか
U・B  >ヤダよ。そんな国。それってつまり次の曲であるところの「聖☆おじさん」だらけなわけじゃん。
空虹桜>おふこーす。
U・B  >ぜってぇヤダ。
空虹桜>照れちゃって。自分も充分「聖☆おじさん」なクセに。
U・B  >アレらは遠目から見てるからいいんであって、近くにいたらめんどくさいぞ。ホント。
空虹桜>アンタとかめんどくさいもんね。
U・B  >おめぇに言われる筋合いねぇよ。話戻して、「聖☆おじさん」は前に話してて、次の8曲目
       「DISCO SYSTEM 〜FORCE OF NATURE Remix〜」はFORCE OF NATUREがRemix
       したって話だけで、
空虹桜>「だけ」言うけど、無茶苦茶クラブチューンになってるじゃん。
U・B  >だけどさ、どっちかって言うとこれキャッチにいく曲で、メインで踊らせる曲じゃ無くね?
空虹桜>えっ?重要なのはそこ?
U・B  >そこ。クラブ行って、この曲かかってたら即フロア降りてくけど、フロアで踊ってる時にこれかかるとちょっと微妙。
空虹桜>ちょっと微妙って、相当微妙度合いが小さくないか?それ。
U・B  >そゆ細かいツッコミ入れてるからわーわー言われんだぞ。お前。
空虹桜>ええ〜。っていうかさぁ、もう十何年?以上にわたるアタシの芸風に今さらダメ出しされたところで、もう
       めんどくさいことこの上ないんですけど。
U・B  >無視して話戻して、とりあえず、DISCO SYSTEMの歌詞云々やなんやは喋ったのを見てもらって、さらに9曲目
       の「今夜はブギーバック (Re-play) feat. ハナレグミ」についてもつい去年喋ってるから
       そっちを見てもらって、喋ってはいるけど結構っていうかかなり変わってる10曲目「0718アニソロ (恐怖
       の大天才 再臨・TUCKER公開処刑mix)」の話を。
空虹桜>変わったところで、ANIはANIだっていう。
U・B  >つか、この曲を選んだところがTUCKER伯爵スゴいッス!っていう。やっぱ、今一番見たいキィ
       ボーディストじゃないですか。
空虹桜>逆立ちを?
U・B  >おふこーす。
空虹桜>そんなすぐ人のネタ使うなや。
U・B  >間髪入れちゃ負けッスから。つかつか、これしかもクラウザーさんトリビュートに突っ込んでる(※11
       ところが凄まじいじゃん。
空虹桜>言っても、正直知らないんだけどね。DMC。
U・B  >なにを?それはクラウザーさんに対する冒涜か!
空虹桜>だからなにそれ?
U・B  >いや、わかる人にはわかるからいいの。スルッと関西して。そこは。
空虹桜>駄洒落?
U・B  >いいからいいから。とりあえず唯一にして最大の欠点は、メロディが綺麗すぎて、イントロでせっかくギターをギュ
       イ〜ンとさせてるのに、メタルになりきってないことじゃないかと思うんですが、
空虹桜>メタルとかわかんないし。
U・B  >絶対言うと思った。ウチの妹の旦那がわりとメタラ※12)だから、ご入り用でしたら。
空虹桜>ご入り用じゃないですから。
U・B  >さいですか。ちなみに、タ○シにカ○ワすでに用なし※13)って、タ○シはわかるけど、カ○ワ
       の方は絡みそうで絡んでないのだからなんッスね
空虹桜>曲聴かなきゃわからないことを。それ言うなら、怒ったタカ○ロって誰?
U・B  >知りません。最後、名曲「DEFENSELESS CITY feat. スチャダラパー & ロボ宙
空虹桜>すっかり喋ってる気がしてたんだけど、大々的にスラマン(※14)の話してないから、初紹介なんだね。この曲。
U・B  >なぁ。もう無茶苦茶生で聴いてるんだけど。
空虹桜>なにそれ?イヤミ?それとも、当てつけ?
U・B  >いや、空虹さんも来ればいいのに!っていう。
空虹桜>思いっきり片言だし。
U・B  >本題。やいのやいの言うても、スラマンっていうかハナちゃん(※15)っていうかを知ったキッカケはスチャってい
       うかクロスフェーダなわけで。
空虹桜アタシのおかげとハッキリ言え
U・B  >それはヤだ。
空虹桜>本気で言ってるわけじゃないんですけど・・・
U・B  >さて、まとめを。
空虹桜>え?DEFENSELESS CITY話は?
U・B  >粋なホーンブロウ※16)から来るKUNIさんのトランペットがカッコ良すぎる
空虹桜>たしかに。
U・B  >で、改めてまとめを。
空虹桜>これ出したすぐそばからカエラとコラボしちゃってる(※17)けど、まとめて聴くと、CD2枚組にしても余っちゃうぐ
       らいコラボ曲があるわけじゃん。
U・B  >そりゃ20年選手だし。
空虹桜>うん。だからこそでもあるんだけど、やっぱり、そんだけ好かれてるわけだよね。でもって、きっちりブレ
       ずにいいモノ作ってるんだから、改めて言うのもなんだけど、スチャダラパー好きで良かった
       なぁって。
U・B  >ちょいキモいぐらいのセリフが出たところ、次回は初のDVDレヴュを。(※18


※1 スチャダラパー:言わずもがなの日本人ラッパー3人組。詳しくはリンク先のオフィシャルへ。
※2 拡大部は歌詞より引用。
※3 U・B空虹も1981年生まれなので、80年代は幼心の時代。
※4 フォーリーブス:ジャニーズ事務所に所属した男性アイドルグループ。の中ではおりも政夫がいたグループなのだが、ともかく、メンバの「ター坊」こと青山孝史が1月亡くなった。
※5 Disc1最後の曲「勃発!バンド内抗争〜グループ魂にスチャダラパーまで〜」がグループ魂のアルバムに収録されたのも2008年なので云々。
※6 拡大部は歌詞より引用。
※7 ブギーバック:9曲目にもあるけど、スチャダラパーの代表曲「今夜はブギーバック」のこと。クロスフェーダでは過去2回ブギーバック特集をやっている(第1回 第2回)のでお暇は人は。
※8 拡大部は歌詞より引用。
※9 拡大部は歌詞より引用。
※10 拡大部は歌詞より引用。
※11 クラウザーさん:みんな大好き「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のヨハネ・クラウザーII世のこと。
※12 メタラ:メタル好きな人。 真面目な話。世代的にヴィジュアル系から入ってメタルに出てったタイプの人なのです。ええ。義理の弟、歳上だから・・・
※13 拡大部は歌詞より引用。ちなみに、○んとこは実際ラップ中では言っている。
※14 スラマン:スチャダラパーやTOKYO No.1 SOUL SETのサポートメンバをしている笹沼位吉率いるインストバンドSLY MONGOOSEのこと。スラマンとスチャとロボ宙でTHE HALLO WORKSというユニットも組んでいる。
※15 ハナちゃん:※14注釈中に出てきた笹沼位吉(ささぬまのりよし)の愛称。
※16 拡大部は歌詞より引用。
※17 カエラとコラボしちゃってる:「Hey! Hey! Alright」のこと。スチャダラパー初のオリコンベスト10入りだったそうな。
※18 空虹桜57行。U・B68行で、なんとの方が喋ってた罠。わりと正直かなりビックリ。さて、来月はDVDですよ。どうやってやりましょうかね。


空虹桜HP アノマロカリス > U・Bと空虹桜のクロスフェーダ > スチャダラパー > 第453回 CAN YOU COLLABORATE? 〜best collaboration songs & music clips〜(Disc2)
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